タフで便利なトランクカーゴ、中身はみんなどう整理してる?
耐荷重100kgのタフさでスタッキングもOK、水濡れにも強く、キャンプギアの収納はもちろん椅子やテーブル兼用もできちゃう万能ボックス「トランクカーゴ」。シンプル&無骨なルックスも魅力で、インスタグラムなどではステッカーチューンや天板カスタムの投稿でもお馴染みですよね。
でも、シンプル&タフな作りゆえ内部の仕切りなどがないトランクカーゴ。特に細かいギアの収納には工夫が必要なハズ。みんな一体どのように整理収納しているのか気になりませんか?
そこで今回は、トランクカーゴの中身の整理収納方法について、7つのパターン事例を詳しくお見せしちゃいますよ!
みんなのトランクカーゴの中身を拝見!整理収納事例7パターン
その1. ボックスごとにカテゴリ分けして使いやすく【 @uki_ki_さん 】
とてもわかりやすい図解でトランクカーゴの整理収納方法を投稿してくれている@uki_ki_さん。2つの50Lトランクカーゴを、「キッチン系」と「キッチン系以外すべて」にカテゴリ分け。「キッチン系」トランクカーゴの中は細かく仕切らず、基本は縦置きでアイテムの住所を決めて収納。唯一木製ボックスごと収納された調味料類は、キャンプでもそのまま出して使えて便利です。
さらに、細長く縦置きできるアイテムは下に、上部の余剰スペースには巾着袋にまとめた食器類をかぶせるように収納。形がバラバラで嵩張るものは、うまくデッドスペースに収めるアイデア、お見事です。
「キッチン系以外すべて」カテゴリのトランクカーゴも同様に、縦置きできるものを下に、アルミシートやグランドシートなど、軽くてかさばるアイテムをデッドスペースにうまく収納。
細かく仕切らない分たくさん入れられて、かつ縦置き収納&住所分けで使いたいものがすぐ見つかる@uki_ki_さんの収納テク。仕切りが苦手なザックリ派キャンパーさんにおすすめです。
その2. ギアに合わせてサイズ違いのボックスを用意【 @motomoto1616さん 】
50L×2、70L×1の合計3つのトランクカーゴにキャンプギアを収納している@motomoto1616さん。まずは70Lのトランクカーゴの中身からご紹介。50Lサイズには収まらないコールマンのLP2バーナーも、70Lサイズならこのとおりスッキリ収納。その他ガス缶や燃料ボトル、洗剤類のボトル、ラップやホイルなど縦置きできるものを住所分けして隙間なく&見やすく収納しています。
そして、縦置きしづらいシェラカップやカトラリー類&ナイフなどの細かいギアのみ、透明のトランク型ボックスに収納。こうすることで、大きなサイズのトランクカーゴでも細かいギアが散乱せず出し入れもスマートに。
そして、ストウブの鍋やスタークのフライパン、スキレットなどスタッキングしづらく重さのあるアイテムは、潔く50Lの別ボックスへ。
マストアイテムのみ収納している70Lボックスと違って、こちらは調理メニューによって毎回内容が変わるアイテムなので、余裕あるスペース配分なのもさすがです。
もう1つの50Lボックスには自作のスパイスボックスやランタン、ヘリノックスのチェアなど、サイズ感の近いアイテムを縦置きで整然と収納。
入れるギアのサイズに合わせて2サイズのボックスを上手に使い分けた@motomoto1616さんの収納テク、スマートですね!
その3. 小分け収納ポーチのカラーにもこだわる【 @u_ba_worldさん 】
「アシモクラフツ」や「ミルジュアリー」のロゴステッカーがインパクト大な@u_ba_worldさんのトランクカーゴ。ソロキャンかつミニマム派の@u_ba_worldさんは、30Lサイズのトランクカーゴを愛用。スノーピークのクッカーセット「トレック900」やMSR「ポケットロケット2」、ビーコンやゴールゼロの LED系とカスタムギア、ソト「フィールドホッパー」、エッジスタンドなどがすべてこの中に収まっているから驚きです。
けれど、開けてみるとこのとおり生活感なく、むしろ“映える”中身に。その秘密は徹底的した小分け収納にアリ! あらゆる収納バッグを駆使した小分け収納は、使いやすいだけでなく、収納バッグの色味やデザインにもこだわって選んでいるのがポイント。
なかでも「asimocraftsのシェラカップバッグ」は形がバラバラなシェラカップや小皿の収納に便利で、ロゴのインパクトもあっておすすめだそう。
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その4. ファイルボックスで細かく仕分け収納【@wd7.bess.kenさん 】
お次は、書類整理に便利なプラスチック製ファイルボックスで美しくと仕切られた@wd7.bess.kenさんの収納術。シェラカップからコベア「キューブ」まで、4つのファイルボックス内にはちょうどその中に収まるサイズのアイテムを収納。一番手前のスペースにはあえてファイルボックスを入れず、やや大きめのスペースを確保してクッカーセットを収納。また、1枚目の画像ではコベア「キューブ」だったのを、2枚目の画像のときにはスノーピーク「ホーム&キャンプ バーナー」に変えたことで、さらにガス缶2本も一緒に収納できるように。
ギアの買い替え時に、今の収納方法を変えなくて済むサイズまでしっかり配慮した@wd7.bess.kenさんのテクニック、ぜひ参考にしたいですね。
その5. ワイヤーバスケットで上下2段活用
【 @hiroya_kizawaさん 】続いてはさらに緻密な小分け収納事例をご紹介! @hiroya_kizawaさんはトランクカーゴ内をワイヤーバスケットで上下二段に分けて収納。50Lのトランクカーゴの1つには、コーヒー関連のギアだけを収納しています。
ワイヤーバスケットで小分けされて出し入れもしやすいから、テント撤収後などのシーンでもササッとコーヒーを淹れてすぐ片付けが可能に。
【 @pamapama2019さん 】
@pamapama2019さんは、50Lのトランクカーゴ2つを、無印良品のステンレスワイヤーバスケットとカインズの積み重ねバスケットでさらに細分化して二段活用。
1つ目のトランクカーゴには3つのバスケットをカテゴリ分けして収納。一段目には救急セットと「クッカー&食器バスケット」を、二段目には「調味料バスケット」と「その他調理ツールバスケット」を収納。
もう1つのトランクカーゴも同様に、カテゴリ分けされた5つのバスケットを上下に収納。内部をワイヤーバスケットで細かく仕切ることで、上部のデッドスペースをなくして出し入れもしやすい収納システムを構築しています。
【 @hiokoshi_sonafkinさん 】
@hiokoshi_sonafkinさんは、2つ並べて配置するとちょうど50Lトランクカーゴにジャストフィットするニトリのバスケットを活用。
このニトリのバスケット、外に出して使う際は持ち手を内側に倒せば、画像のようにスタッキングもできるスグレモノ。
バスケット下のスペースには、使用頻度の少ないギア類を詰めて底上げしています。さらに少しずつギアのミニマム化も進め、今では最上段のスペースにテーブル×2、ソロストーブ×2も入るように。
その6. DODの「シキルヤーツ」で小分け収納【 @otocin398さん 】
@otocin398さんは複数のトランクカーゴを「キッチン用品」、「焚き火道具」、「ランタン」などのカテゴリで使い分け。デイキャンプにはランタンのカーゴは持っていかないなど荷物の量を最適化できて便利です。そのうちの1つが、ジッパー付きポケットにズラリと並ぶカラビナなど、何やらギミック感満載のこちらの50Lトランクカーゴ。
中を見るとこのとおり、前面に垂れ下がったポケットストレージと内部の仕切りが一続きの構造に。こちら、DODからリリースされているトランクカーゴ用の仕切り収納「シキルヤーツ」という便利アイテムなんです。
食器やコッヘルなどのキッチン用品、LEDランタンやモバイルバッテリーなどのモバイルギア、虫除けや応急手当てセット、炭や火起こしなどのBBQセットが細かく仕切られてわかりやすく収納されています。
また、シキルヤーツを使うだけでなく、中のものが取り出しやすいよう基本は縦入れに。上下に重ねる場合は、小分けのラックに入れたうえでスタッキングして出し入れしやすさを工夫しているそう。
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その7. G-Stoveがシンデレラフィット【 @saya_hiro_campさん 】
最後はちょっと変化球の収納パターン。@saya_hiro_campさんが50Lトランクカーゴに収納しているのは、なんとG-stove! XLサイズが画像のとおり、シンデレラフィットするんです。ただし、そのままだと蓋が閉まらないので、蓋裏を少し削って調整したそう。
さらに、蓋の表側にはベニヤ板にダイノックスシートを貼ったウッド風天板を追加。テーブル使いする際の雰囲気がグッとランクアップ。
G-stove XLサイズの収納ケースを探していた人は要チェックのアイデアです!
ギア収納を最適化して、もっと軽やかにキャンプを楽しもう!
ざっくりシンプル収納からキッチリ小分け収納まで、7パターンのトランクカーゴ収納テクニック、いかがでしたか? 自分のキャンプスタイルや性格にフィットする収納テクニックを参考にギア収納を最適化して、より軽やかにキャンプを楽しんでくださいね!The post 教えて!みんなのトランクカーゴの中身【収納整理の仕方】7パターン first appeared on CAMP HACK[キャンプハック].