【8月中も狙いめ】カブト・クワガタが獲れる虫取りキャンプ場7選!忘れがちなマナー・注意点も

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夏のキャンプは虫捕りもメインイベント

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夏は虫好きキッズの血が騒ぐ季節。子供のみならず、大人でもいまだに木立をキョロキョロと見回してしまう方もいるのではないでしょうか。

そんな虫愛強めのファミリーなら、虫捕りをメインにキャンプへ行かれる方もいることでしょう。何せキャンプ場にはノコギリクワガタにミヤマクワガタなど、生活エリアでは見かけないレアな虫に出会えることも多いのです。

ありがたいことに、非常に協力的な姿勢で虫好きキャンパーを迎えてくれるキャンプ場も。一部には、現地の状況を積極的に開示してくれているキャンプ場まであります。


ここで注意!虫捕りにルールはつきもの

キャンプ場ともなれば、マナー違反はもってのほか。「虫!虫!虫!」と前のめりになるあまりに忘れてはいけない心得を、虫捕りキャンプへ行く前に覚えておきましょう。

虫捕りキャンプへ行く前に覚えておきたいこと

マナー

撮影:編集部
夜中やあまりにも朝早くにワサワサと虫探しをするのは、キャンプ場ではマナー違反。カブトやクワガタは案外日中にいる場合もあるので、キャンプでは虫捕りの定説より、常識優先で行動しましょう。

また、ゼリーなどをしかける場合は管理人さんに聞いてみると良いですね。そして、たくさんいるからと乱獲もNGです。

服装

カブトやクワガタが生息するような森林には、ヤブ蚊やハチ・ブヨといった強力な虫もいます。移動中に木の枝でケガをしないためにも、暑くてもなるべく長そで・長ズボンに帽子をかぶりましょう。

マナーを心得たところで、次は気になる「居場所」のチェックです!

カブトムシやクワガタは、キャンプ場のどこにいる?

クヌギ・コナラの木にいるらしい

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種類によって一様ではありませんが、主にクヌギやコナラなどブナ科の木にいます。キャンプ場でも、木の「ウロ」という空洞で樹液を吸っている姿がよく見られます。

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ゴツゴツと縦に波打つような樹皮と、ギザギザとした葉っぱがクヌギの特徴。キャンプ場を選ぶときも、クヌギやコナラの林間サイトをキーワードに探してみると良さそうです。
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木の他のチェックポイントとしては「灯り」があります。虫は光に吸い寄せられる習性があるので、キャンプ場の炊事場やトイレの灯り付近にとまっていることもありますよ。

ではいよいよ「カブトやクワガタがたくさんいた!」と報告されている、関東・東海・中部エリアのキャンプ場をご紹介します!

すでに予約が埋まっているところもありますが、来年を見据えてぜひ参考にしてみてくださいね。

カブトムシ・クワガタが獲れると噂のキャンプ場

つちうちキャプ場(埼玉県)

埼玉県でも有数のカブト・クワガタが獲れるエリアとされている、奥秩父。きれいな荒川の源流に佇むこのキャンプ場には、夏になると近くの山からカブトムシやクワガタがやってきます。

蜜を塗った「つちうちキャンプ場特製シート」のしかけもあるようですよ!

大自然に囲まれた開放的な露天風呂も、あわせてぜひ利用してみてくださいね!

住所:埼玉県秩父市大滝4011-1
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ウェルキャンプ西丹沢(神奈川県)

出典:なっぷ
西丹沢の中川沿いにある、広大な敷地のキャンプ場。森林サイトに河畔サイトなど、豊かなロケーションも魅力です。

ミヤマクワガタやオオクワガタがいるというこちらのキャンプ場、口コミではAゾーンが生息率高いという噂も!

場内には酒匂川水系の透明度の高い川が流れています。天然プールの水遊びもあわせて楽しみたい!

住所:神奈川県足柄上郡山北町中川868-1
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キャンピングヒルズ鴨川(千葉県)

都心から2時間と好アクセス、彼方に太平洋をのぞむ美しい棚田に広がるキャンプ場です。

場内には無数のカブトやクワガタがいるということで、夜になると探さずともランタンに向かって飛んでくることもあるとか!(キャンプ場ブログ参照)

過去には65ミリの大型ミヤマクワガタが発見されたことも。「捕れすぎ注意」というほどに期待できそうですが、持ち帰りはほどほどにしておきましょう!

住所:千葉県鴨川市宮2015-62
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ぽんぽこの森FAMILY.CAMP場(栃木県)

出典:なっぷ
2018年4月にオープンしたばかりの新しいキャンプ場。敷地1,100坪のクヌギの森の林間サイトともなれば、期待も高まります!

注目は、夏休み特別企画「那須のカブトムシ釣り」。料金無料という嬉しいこのイベント、自力でなかなか獲れないという方は、こういったイベントに参加してみるのもアリかもしれません。

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標高700mの涼しい避暑キャンプ場という魅力のほかに、石風呂「ポーライオンの湯」で疲れを癒すのもおすすめです。
住所:栃木県那須郡那須町湯本203-317 湯本 ぽんぽこの宿 キャンプ場詳細はこちら

西富士オートキャンプ場(静岡県)

富士山麓朝霧高原に広がる「西富士オートキャンプ場」。カブト・クワガタを捕獲できる聖地とも言われるキャンプ場として有名です。こんな林間サイトは、着いてすぐあたりを見回してしまいそうですね。

こちらの風物詩は「夏休み子ども天国」。なかでも1日100人を超える参加者が「カブト山」に入り、カブト・クワガタ捕りを楽しむという一大イベントは例年大人気!(※2018年は8/26日まで)

その年によって成果に差があるようなので、ホームページで公表されているデータを参考にしてみると良いでしょう。

住所:静岡県富士宮市内野1687
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オートキャンピング村アドベンチャーファミリー(静岡県)

出典:なっぷ
沼津I.C.から90分、河津町にある自然豊かなキャンプ場です。クヌギの森に囲まれた場内では、カブトやクワガタは7月下旬からお盆前までが一番多く見られるそうですよ。

出典:なっぷ
夜には「ライトトラップ」を開催。白い布に照らされ集まってくる虫に、子供たちも興奮がおさまりません!

住所:静岡県賀茂郡河津町上佐ヶ野大休場383-3
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付知峡北恵那キャンプ場(岐阜県)

付知峡の渓谷に佇むこちらのキャンプ場では、ホームページにて「むし情報」を発信。その日の気温や「獲れ高」が報告されています。

ここ最近は更新されていないようですが、主にクワガタが獲れるようで場内にゼリーやライトトラップがしかけられることもあるようです。

虫捕りとあわせて、透明度の高い付知川での水遊びも満喫したいもの!

住所:岐阜県中津川市付知町255-1
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虫捕りキャンプは責任とマナーを忘れずに

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カブトムシやクワガタの飼育は長期戦です。生まれた卵が幼虫になり、そして成虫になるには約一年かかります。その間もしっかりと世話ができることを前提に、責任を持って飼育できるだけの数を持ち帰るようにしましょう。

この夏虫捕りキャンプに出かける方は、珍しいカブト・クワガタに出会えると良いですね!

会いたくない虫もいる

いくら虫好きでも、ハチやブヨには用は無し。キャンプ場で出会いたくないほうの、やっかいな虫対策はこちら

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