100均素材とロープで好みのサコッシュを作ろう!
こちらのサコッシュ、元はどれも100均の事務用ケース。様々なデザインのものがあるので、好みのケースを選んでサコッシュを自作できるんです。
作り方は、穴を開け・補強し・紐を付ける、たったこれだけ!
アウトドアに映えるシンプルサコッシュ
必需品を入れて身軽に動けるサコッシュは、フェスやキャンプで役立つ存在。これが手作りできるとあれば、シーンやウェアに合わせたサコッシュを身に付けて、仲間に自慢できちゃいます!それでは、思わず複数持ちしたくなるカンタン作り方を解説していきましょう。
作り方① 穴を開ける
用意するものは
・好みのメッシュケース(サイズはお好みで)・穴あけポンチ(8mm)
・両面ハトメ(8mm)
・ハトメ用工具セット
・ハンマー
・ライター
・適当なロープ
これらの材料を用意します。
ポンチで下穴あけ
まずは肩紐を通すための穴あけ加工から。使うのはΦ8mmのポンチ。
穴を開ける場所はメッシュケースの上部2箇所、ファスナーと左右の布の端からそれぞれ約1cm内側。古雑誌等を下に敷き、メッシュケースにポンチを当て、ハンマーで数回強めに叩いて打ち抜きましょう。
下穴が開きました。穴の周りに細かい繊維が残ってしまったら、ハサミの先で丁寧に切り取っておくと仕上がりが綺麗です。
作り方② ハトメを打つ
補強のハトメを付ける
次はハトメの取り付けです。用意するのは、両面ハトメ(8mm)、当て木用の木片(カマボコ板など)と、ハンマー。
そして、ハトメを打ち込むための専用工具「打撃型両面ハトメ工具セット」がこちら。ハトメの直径と同じ8mmサイズのものを用意してください。
工具の重ね方は、付属の説明書で確認!
ハトメの打ち方
ハトメを打ち込むのは裏側から。メッシュケースを裏返し、下から順に……
1. 当て木
2. 下皿座
3. ハトメ本体
4. メッシュケースの穴
5. ハトメ座
6. 上皿座
このように重ねましょう。特に難しくはなく、説明書のとおりにやれば迷わずできるはず。
上皿座の穴に打ち棒をセットし、上からハンマーでトントン……とまっすぐ打ち込みます。
両方の穴にハトメを打ったら、メッシュケースの加工はおしまい! 次は肩紐の取り付けです。
作り方③ 肩紐を付ける
好みのロープを用意する
肩掛け用の紐は、予備に置いてあったスノーピークのΦ4mmロープを使いました。ちょうど良い長さを測り、切断。
切り口を炙る
ロープを切ったら、先がほつれないよう切り口をライターで炙っておきましょう。さぁ、そろそろ完成です!
ロープを玉留め
表側からロープを通し、裏で玉結びをして留めます。結び目が大きく解けにくい「8の字結び」がオススメ!
完成!
できました! 自分で言うのもなんですが、パッと見では100均とは思えない仕上がりに。
メッシュケースのポケットは色々なパターンのものがあるので、どこに何を入れるか考えながら選ぶのも楽しいですよ。
長さ調整も可能
肩紐の長さを微調整したい場合は、ロープにコードロックをはめておけばOK!
続いては、お子さん向けに作る番外編のアイディアをご紹介。
おまけ・お子さん向けに!
ママ目線の手作りサコッシュで安全・可愛く
お子さんに好きなケースを選んでもらって、オリジナルサコッシュを手作りしてあげるのはいかがでしょうか? サイズも体格に合わせて小さめのものが作れますし、親子や兄弟でお揃いのサコッシュを持つのもいいですね。安全第一!紐はこれがオススメです
肩紐は、吊り下げタイプのネームプレートから流用しました。理由は、大きな力がかかると外れる安全パーツが付いているから。万一どこかに引っかかった時、これなら安心。使うのは紐だけ
ネームプレートをハサミで分解し、輪になっている紐を途中でカット。このとき、安全パーツが首に当たらない位置で切ってあげてください。
紐をカラビナに接続
作り方②まで同じように作ったら、ハトメの穴に好みのカラビナを装着したら紐の先にボンドを塗ります。紐がボンドを吸うので、量はたっぷり目に。カラビナに紐を通し、2つ折りにして貼り付けたら、ホチキスで平行に2箇所留め付けましょう。針が出っ張って怪我をしないよう、裏側から爪で針の先をよく押さえてくださいね。
完成!
こちらも簡単にオリジナルサコッシュが出来上がりました!
写真のようなビニール製のメッシュポーチならシールを貼ることも。お子さんと一緒にデコ盛りしてみるのも面白いかも!
また、ディズニーやサンリオなど、可愛い柄のメッシュケースも販売されています。お子さんの大好きなキャラクターのサコッシュが作れますよ。
アイデア次第でオシャレ&使いやすくアレンジ可能
100均の売り場にはサイズやポケットの数などありとあらゆるメッシュケースが並んでいます。このワザを使えば、気に入った書類ケースやポーチがあっという間にサコッシュに大変身!
アウターウェアやシューズとのコーディネートを考え、色々作って楽しんでくださいね。