【1,000ルーメン以上限定】明るさで選ぶランタン10種

アイキャッチ画像出典:編集部

1,000ルーメンのランタンは、何ワット相当??

一口にランタンといっても、種類は様々。どれを買おうかなと調べたとき、物によって明るさの表記がマチマチで、どれを選んだら良いかわからない方も多いのではないでしょうか。

Instagram Photo最近ではキャンプ用ランタンもLEDが台頭し、明るさの基準として「ルーメン」が用いられることが多くなりました。どんなキャンプスタイルにせよ1,000ルーメン以上のランタンがひとつは欲しいところですが、それは一体どれくらいの明るさなのでしょうか?

少しでもイメージが湧くよう、まずはより身近な「ワット(W)数」との比較をしてみましょう。


豆知識:ワット数とルーメン数は何が違うの?

出典:PIXTA
いわゆる白熱電球の明るさを表す時に使われるのが、ワット数。実はこれは照度(明るさ)ではなく消費電力の数値で、大きいほど電力を使います。

一方LEDは消費電力が少ないという特性上、電力基準ではなく放たれる光量の数値でパワーが表されます。それが、ルーメンです。

ランタンで言えば光源そのものの明るさで、ルーメン数が大きいほど明るいランタンであると言えます。

1,000ルーメンは何ワット相当?

撮影:編集部
そもそもが別物であるワットとルーメンを単純に置き換えるのは難しい話ですが、比較の指標となる数値は示されているようです。

日本電球工業会の「電球形LEDランプ性能表示等のガイドライン」では、「白熱電球30W相当=LED電球325ルーメン以上」「白熱電球100W相当=LED電球1,520ルーメン以上」と提示されています。

ということは、1,000ルーメンのランタンは75~80ワット相当ということになります。

撮影:編集部
明るさ230ワットとされているコールマンのガスランタン「ノーススター」は、3,000ルーメン以上もの明るさがあるということですね。

どんなシーンに、どの程度のランタンが必要か

基本、夜は真っ暗になるキャンプ場。どんな場所にどれくらいのパワーのランタンが必要なのか、具体例を挙げてみます。

1,000ルーメン以上限定!シチュエーション別ランタンの選び方

パターン1:タープ下のリビングを照らしたい

撮影:編集部
1,500ルーメン(100W相当)のメインランタンで全体を照らし……

出典:snowpeak
手元もしっかり見えるよう、1,000ルーメン(80W相当)のテーブルランタンもあるのが理想的です。

パターン2:ツールームテントを照らしたい

撮影:編集部
サイト全体を照らせるよう、メインランタンは3,000ルーメン(230W相当)以上のものがおすすめです。

出典:楽天
さらに1,000ルーメン(80W相当)のテーブルランタンに……

撮影:編集部
テント内部にも300ルーメン(30W相当)程度のサブランタンもあれば、十分です。

ただし、これは数値的な話

撮影:編集部
メインランタンをどこに置くか、焚き火台や他の光源があるかなどによって全体の採光は変わってくるので、実際フィールドではこの限りではない場合も。

いずれにしても、メインランタンの絶対条件と言える1,000ルーメン以上のランタンを、熱源別にご紹介します!

各メリット・注意点も参考にしてみてくださいね。

1,000ルーメン以上(70W相当)のLEDランタン

Instagram Photo・メリット:扱いやすい、燃料不要の楽さ
・注意点:人数や広さによっては、これひとつでは光量が足りないことも
ITEM
ジェントス パワーバンク ランタン EX-000R
●サイズ:約直径102.2×高さ189mm
●重量:約680g(電池含む)
●素材・材質:ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、ポリカーボネート
●明るさ:白色/1000ルーメン、昼白色/700ルーメン、暖色/450ルーメン
●使用電池:専用リチウムポリマー充電池、または単1形アルカリ乾電池×3本(別売り)
ITEM
ジェントス LED ランタン エクスプローラー EX-1000C
●サイズ:約直径129×246mm
●重量:約1255g(電池含む)
●素材・材質:ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂、ポリカーボネート
●セット内容・付属品:本体、ハンガーフック
●明るさ:WHITE/1000ルーメン、COOL/540ルーメン、WARM/400ルーメン
●使用電池:単1形乾電池×4本(別売り)
ITEM
LUMENA(ルーメナー)1
●サイズ:約92×92×28mm
●重量:約220g
●明るさ:約260~1300Lm
●LED色温度:昼光色、昼白色、電球色
●バッテリー容量:Li-ion10000mAh
●連続点灯時間:約8時間(High)、約100時間(Low)
●充電時間:約5時間40分(5V 2A充電アダプターの場合)
●バッテリー充電回数:500回以上
●付属品:本体、専用ポーチ、マイクロUSBケーブル、ハンガーリング2個、カラビナ2個、防滴カバー(充電用アダプターは別売)

ITEM
コールマン ミレニア LEDキャンプサイトランタン
●サイズ:ランタン/約15×15×29(h)cm、リフレクター/約17×2×19(h)cm
●重量:ランタン/約980g、リフレクター/約400g
●材質:ABS樹脂、PC、ステンレス、他
●明るさ:約1000ルーメン
●連続点灯時間:High/約8時間、Medium/約68時間、Low/約148時間
●使用電源:単1形乾電池×6(別売)



1,800ルーメン以上(130W相当)のガソリンランタン

出典:PIXTA
・メリット:強く安定した光量、ガスランタンに比べてランニングコストが低い
・注意点:ポンピングなどの手間がかかる、燃料切れの時にすぐに調達できない可能性が高い
ITEM
コールマン ワンマントルランタン
●サイズ:約16x31(h)cm
●重量:約1・4kg
●明るさ:約200 CP/ 130 W 相当
●燃料タンク容量:約590cc 、使用燃料:ホワイトガソリン
●燃焼時間:約7.5~15時間
ITEM
コールマン パワーハウスツーマントルランタン
●サイズ: 約直径18×35(h)cm
●重量: 約1.8kg
●明るさ: 約300CP/190W相当
●燃料タンク容量: 約940cc
●燃焼時間: 約7~14時間
●材質: ABS樹脂他
ITEM
コールマン ノーススター2000
●サイズ: 約直径17.3×34.3(h)cm
●重量: 約1.8kg
●材質: ABS樹脂他
●明るさ: 約360CP/230W相当
●燃料タンク容量: 約940cc
●燃焼時間: 約7~14時間

2,700ルーメン以上(170W相当)のガスランタン

Instagram Photo・メリット:点火作業が簡単、燃料が入手しやすい
・注意点:ガソリンに比べ燃焼時間が短く結果コストがかかる、寒冷地だと光量が不安定になる場合も
ITEM
スノーピーク ギガパワー BFランタン
●サイズ:直径130x235(h)mm
●材質:ステンレス、アルミニウム、ブラス、耐熱ガラス
●重量:1025g(ヘッドのみ)
●出力:170W相当
●ガス消費量:約80g/h
ITEM
コールマン 2500 ノーススター 
●サイズ:約直径145×高さ260mm
●重量:約1.3kg
●材質:スチール 他
●明るさ:約320CP/200W相当(レギュラーガス使用時/約1543lm)
●燃焼時間:約4~8時間(470g缶使用時)

5,000ルーメン以上(400W相当)の灯油ランタン

・メリット:とにかく明るい、見た目の圧倒的オーラ
・注意点:繊細なので壊れた時に苦労する、定期的なメンテナンスが必要
ITEM
ペトロマックス HK500
●サイズ : 径17×高さ40cm
●重量 : 2.4kg
●タンク容量 : 1L
●燃焼時間 : 約8時間
●明るさ : 500CP(約400W)

メインランタンは「1,000ルーメン以上」を選ぼう

Instagram Photo今回、ルーメン数とワット数という別物の数値をあえて混ぜることで、ランタンを選ぶ際の大まかな数値の基準を算出してみました。あくまでも計算式に基づいた数値上の目安なので、参考程度に見てくださいね。

そしてキャンプの夜は、びっくりするほど暗いもの。初心者の方が最初に使うランタンは、やはり簡単に点けられるLEDがおすすめです。慣れてきたらガソリンランタンなどを買い足して、メンテナンスも含めじっくり楽しむなど経験とともにいろいろなランタンに触れてみましょう!

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