【主婦キャンパーの裏ワザグッズ】キャンプでも一軍入り決定した６選手

家で便利、当然アウトドアでも使える！

主婦（主夫）ならば、家事のやりやすさを考え、便利なものはないかと常にアンテナを立てているもの。そんな日々の中で見つけた裏ワザ的逸品をキャンプに持って行ったところ……やっぱりとても便利！！


省エネ・省スペース・簡単で高機能。この3つに絞って、使い勝手の良い6種の裏ワザグッズをドドンとまとめてご紹介します！

裏ワザ①　断熱素材で楽チン＆美味しく

その①　「ほっとクック」でほったらかし＆燃料節約

コロンと丸いこの物体は、断熱保温調理器具。分厚い断熱材とアルミの反射材を備え、煮込み料理の手間と燃料をカットする裏ワザに使えます。熱い鍋を入れておけば、この「ほっとクック」が勝手に調理してくれますよ！

ほっとクックで豚汁を作ってみた

具を入れて沸騰させるところまで、まずは愛用の七輪に頑張ってもらいます。


ほっとクックに鍋を入れて、断熱保温調理スタート！

そのまま2時間放置

ファスナーを閉め、タイマーを2時間に設定。この間ゆったりコーヒーを淹れるもよし、昼寝もまたよし！　もう1・2品おかずを作ることだってできます。

できました！

2時間後、しっかり味のしみた豚汁が完成。火を使わないので焦げ付きもなく、鍋のそばにつきっきりでいなくてもいいので楽チン。もちろん燃料も大幅に節約できますし、コンロやバーナーの口がひとつ空くので、その分で別の料理が作れちゃうんです！

保冷もできますから、誰かの誕生日には奮発してホールケーキを用意しお祝いティータイム。そんな裏ワザ企画はいかが？

同じような機能の保温調理鍋もありますが、ほっとクックの良いところは潰せばぺっちゃんこになること。運ぶ時にかさばりません。

その②　「折りたたみ保温フードカバー」で適温をキープ

ちょっとした保温と、埃よけにもなるフードカバー。火器の少ないキャンプで、最初に作ったおかずが冷えないようフードカバーをかぶせておけば、みんなで一斉に暖かいご飯が食べられますよ。

肌寒い時期や風のある時のキャンプで威力を発揮する裏ワザです。また、不快な虫が料理にたかるのをバッチリ防いでくれる利点も！　小さくたためるので、何枚か持っていってテーブルの上を全部カバーすることもできます。

保温の実力やいかに？【実験してみた】

戸外でどれくらい保温効果があるのか、実際に調べてみました。気温は20℃、天候はほぼ無風の晴天。赤外線放射温度計を使い、タープの下で測定しました。

同型の汁椀2個に80℃の豚汁を入れ、片方にはフードカバーをかけます。

5分後の温度は

実験開始から5分経過。カバーなしの豚汁は54℃。


一方、カバーをした方は63℃です。

20分後の温度差は……！？

20分経過。カバーなしはぐっと下がって37℃。ほぼ体温と同じ、飲んでみるとかなりぬるいです。


カバーありの方は48℃。この温度ならまだ十分熱いと感じられました。

結果、ざっくり20数分程度なら、飲み頃のまま保温する能力があると言えますね。

もちろん保冷もOK

板氷や保冷剤を上手に使えば、クーラーボックスが満杯でもテーブルの上で素麺やスイーツを冷たいままキープできます。サイズはSとLの2種。料理に合わせて選んでください。

こんな裏ワザもあり！

フードカバーのタグはポケットになっています。家族の名前を書いたり、オリジナルカードを作って差したり、楽しく使えますよ！

裏ワザ②　たたんで省スペース

その①　用途の広い「たためる洗い桶」

こちらは容量8.5ℓのたためる洗い桶。持ちやすい取っ手がついています。サイズは38.5×28.7×高さ17cm。クールなモノトーンでどんなキャンプギアともコーディネートしやすく、食器洗い以外にも様々な使い道が。

運ぶ、冷やす、洗う、遊ぶ！

キャンプ場に着いたら早速広げて氷水を満たし、みんなの飲み物をテーブルへ。スイカやメロンを丸ごと冷やすなんていうのもこれからの季節にはGOOD。連泊キャンプで洗濯物用のたらいとしての活用もできそうです。

そして裏ワザな使い道は、キャンプ場のじゃぶじゃぶ池に行くにはまだ心配な小さなお子さんの水遊びに！　サイト内で遊ばせてあげれば大人の目が届くので安心です。

パコッとたたんでこの薄さ！

上から軽く押してたたむと、高さ5.5cmと約1/3以下に！

車でも場所取らず

荷物の隙間に差し込めるから、もちろん車載も苦になりません。たたんで収納、広げて使う裏ワザ商品は、これからどんどん広まりそうですね。

その②　タフでオシャレな「折り畳みストレージバスケット」

竹素材の枠とシックなポリコットンの本体がナチュラルなバスケット。サイズは縦28cm×横38cm×高さ16cm。頑丈な底板つきで、耐荷重はなんと15kgを誇ります。

サイズ感はどうなの？

ユニフレームのフィールドラックに置いてみました。1段に1個、ゆったり入ります。縦にして1段に2つ並べて入れたかったのですが、竹枠がラックに引っかかり取り出しに手間がかかりそうだったので断念。

薄さわずか3cm！

たためば全く邪魔にならないこの薄さ！　ギアなどの収納には心もとないので、スーパーで購入した食材の管理用に、2つくらい持っていくと便利ですね。

支柱があるからへたらない

巷の収納バスケットとは違う裏ワザが駆使されているのがここ！　四隅に頑丈な支柱があり、バスケットを広げたら支柱を立てて面ファスナーで固定します。だから物を入れても形が崩れずピシッとしたまま。

ナチュラルな雰囲気が好みの方にはハマる収納アイテムかもしれません。

裏ワザ③　ナニコレ！？技ありキッチングッズ

その①　超絶シンプル「木製ハンドジューサー」

なんだか不思議なこの棒は、尖った先を柑橘類に差して使う「果汁絞り器」。シンプル極まりない形ですが、使いやすさは抜群！

ギュギュッとたっぷり絞れます！

握りやすい持ち手と絶妙な角度の刃先で、最後まで無駄なく果汁が絞れる逸品。432円（2019年5月4日時点 Amazon価格）というコスパも最高です。

キャンプでレモンサワー！

写真右側の普通の果汁絞り器と比べると、圧倒的に省スペース！　木製なので軽く、割れることもありません。

手軽に持ち出せるから、目下大流行中のレモンサワーをキャンプで作るのにもってこい。カップに氷、甲類焼酎、強炭酸水を順にそそぎ、ハンドジューサーでレモンを絞り入れたら軽くステアしてさあ乾杯！

その②　簡単・強力！「ミスフランシスのクリップ」

またまた不思議な形のものが出てきました。これは袋の口をしっかりとめるクリップです。緑のボタンを押してあごの部分を回し、ギザギザの歯に袋の口を挟んで締めるという仕組み。

マグネット付きで、冷蔵庫やキッチンラックの脚などにつけておける、主婦（主夫）には嬉しい仕様。丸穴に紐を通して吊り下げも可能です。

水も漏らさぬガッチリ仕様

キャンプで助かるのはこんなシーン。食べかけの漬物や、前日に仕込んで持ってきた味付け肉のポリ袋など、漏れたらクーラーボックスの中が大惨事になるようなものでも、汁が滲み出すことはありません。

着替えの持ち運びにこの裏ワザ！

あらゆる袋ものに！

家ではおやつや調味料の袋の仮止めにしていますが、キャンプでも最高に使える裏ワザグッズです！　普通の袋用と厚物用の2種があります。

キャンプで、レッツ裏ワザ！

ご紹介した裏ワザグッズ、使えそうなものはありましたか？　主婦である筆者が、実際に使ってみた上でオススメできるものを今回ご紹介しました。どれもお値段控え目なので、気軽に買い足せると思いますよ。

家の中を見回して、これって使える！　と発見した裏ワザをぜひ持って行って、快適なキャンプを楽しんでくださいね。

 

Learn the wisdom of homemakers at camp.

キャンプで主婦の裏ワザを試してみよう。

関 美奈子の記事はこちら

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