私がキャンプに行く時に必ず寄る3つの「道の駅」

アイキャッチ画像・記事中画像提供:デザインスタジオ アトリエばく

南房総で海鮮BBQ!道の駅で手に入るオススメ美味をご紹介

ちくら海風王国、船とじゃぶじゃぶ池とエントランス 関東在住の筆者は、キャンプに行こう! となると、美味しい魚介類のBBQを楽しむべく、南房総のキャンプ場をよく利用します。

購入場所はみなさんご存知の「道の駅」。お目当ての魚介類のほかに現地の食材が集まる便利なマーケットですが、どの道の駅でも豊富な食材が集まっているわけではないのが現状……。

なので、筆者の行きつけの中から、今回は品揃え、新鮮さともにピカイチな「南房総に行ったらこの道の駅に寄ってけ!」な3つの道の駅をご紹介します。

とれたての海の幸、山の幸をGET!

潮風王国、トロ箱入りの真あじ
うまくたの里、野菜の棚
海に囲まれ、好漁場を控えた南房総。どの道の駅でも、漁港から直送の超新鮮な魚介類が手に入ります。市場を通っていないから、破格のお値段。

スーパーでは見たことのない、面白い顔をした地魚に出会えるのも楽しいですよ。

また、千葉県は酪農発祥の地とも言われています。美味しいしぼりたての牛乳やヨーグルト、また、地元産の卵や牛乳を使った手作りのスイーツもオススメ。

それでは、筆者ご用達の道の駅を、オススメ順にご紹介していきますね。


オススメ① 道の駅木更津 うまくたの里

でっかいピーナッツ「おナッツ」がお出迎え!

うまくたの里、エントランスの「おナッツ」
2017年10月にオープンした木更津市初の道の駅は、地元の契約農家の野菜、お米、房総の海産物、スイーツなど、幅広い品揃えが特徴です。こちらの狙い目は、千葉特産のピーナッツ加工品。

東京湾アクアラインからも近く、圏央道・木更津東インターを出てすぐの好立地。キャンプ場へ向かう途中に寄り道して、ここでパパッと買い物を済ませます。

超ド級の品揃え・契約農家直送の野菜と果物

うまくたの里、メロン、野菜売り場
どの棚も山のような野菜、野菜、野菜。季節に合わせて、クレソンや掘りたての筍といった地場野菜も並ぶので、キャンプメニューの幅が広がりますね。

筆者がいつもまっ先にチェックするのは、果物コーナー。春はびわ、夏はスイカにメロン、秋は大玉が特徴の梨、冬場と早春は南房総特産のイチゴと、いつキャンプに行ってもジューシーなフルーツが食べられます。

新米は8月中旬から販売開始

うまくたの里、お米コーナー
千葉県の独自品種、「ふさおとめ」は、ふくよかな甘みとあっさりした歯ごたえ。大粒でモチっとした「ふさこがね」は冷えても美味しいので、おにぎりに好適。

高級飲食店でも使われている「多古米」、鴨川市長狭地区のブランド米「長狭米」を見つけたら、即買い必至。キャンプ飯を格上げしてくれます! お米はいつもここで仕入れてからキャンプ場に向かいます。

豊富な魚介の缶詰で、時短キャンプ飯!

うまくたの里、缶詰コーナー
目がくらみそうな品揃えの魚の缶詰。醤油味や味噌煮といったスタンダードなものから、サバカレー、イワシカレーのような斜め上な味付けも。

キャンプ飯を簡単に済ませたいときは、ご飯を炊いて缶詰を温めるだけで美味しい夕ご飯の出来上がり!

この棚、すべてお醤油です!

うまくたの里、醤油売り場
千葉にある醤油蔵16軒のフラッグシップ商品がずらりと並ぶ棚。甘めや辛め、すっきりめなどお好みや料理によって使い分けたら腕前以上な出来に?! マドラーの先にちょっとつけて、試食(試舐め?)ができますよ。

キャンプで食べる焼きとうもろこしやイカ焼き用に、好みの逸品を買って、極上の風味をプラスしてみてください。お土産にも◎です。

▼道の駅木更津 うまくたの里:詳しくはこちら

▼近隣キャンプ場:

オススメ② 道の駅ちくら 潮風王国

魚介の王国・海鮮BBQの仕入れはぜひこちらで!

海風王国、エントランスの芝生広場を歩く人
広々とした芝生の向こうのエントランスを入れば、そこは魚の王国! 魚介の品揃えと鮮度なら、ここがピカイチ! あまり知られていませんが、隣接の和田浦漁港には、沿岸捕鯨の基地があります。ここでは希少な鯨の刺身、加工品が手に入りますよ。

空には元気よく鯨の鯉のぼりが泳いでいますね。芝生でピクニックする人もちらほら。

大きな生け簀に魚や貝がたくさん

海風王国、生け簀の前の浜焼きセット、貝を数える人
生け簀には旬の地魚が泳ぎ、特産のイセエビやアワビのカゴがずらり。いろいろな魚介を取り合わせた、お買い得な「浜焼きセット」もあります(入荷は時季によります)。バラ売りもOK。

定置網から直送の鮮魚たち

海風王国、定置網漁の魚の対面販売
地元の定置網にかかったピカピカの魚たち。揚がったそのままの直送品だから、とてもお安い値段。トロ箱を覗くと、初めて見る魚も。食べ方の相談にも乗ってもらえます。

3枚におろすなどの調理はしていただけないので、ここで食材を調達する時はキャンプ包丁をよく研いでおき、スマホで参考動画を見ながら頑張ってさばきます。

ぜひ食べてみて!「鯨のたれ」

鯨のたれ、マヨネーズ添え 房総半島沿岸で捕れる小型のツチクジラの肉を秘伝のたれに漬け、天日干ししたもの。それが「鯨のたれ」と呼ばれる南房総に江戸時代から伝わる郷土食です。軽く炙ってから裂き、七味入りのマヨネーズをつけると絶品! 臭みもなくソフトで、野趣あふれる食べ応えです。

ビールはもちろん、ライトボディの赤ワイン、キリリと冷やした日本酒のアテに最高です。

食べてみてその2、地魚の干物いろいろ

海風王国、干物店「利左衛門」店頭 イサキやエボダイなどの地魚を使った手作り干物は、旨味の凝縮したふっくらジューシーな焼き上がり。この地ならではの最高のご馳走です。

好きな干物をあれこれ買って、食べくらべもできちゃいます。

いろいろ遊べる楽しい施設も

潮風王国、じゃぶじゃぶ池、漁船、パラソルの下ででくつろぐ人
エントランス前には、入って遊べるじゃぶじゃぶ池と、登って遊べる大きな漁船。清掃が行き届き、暑い日に小さなお子さんと過ごすのに最適ですよ!

南房総の公道を爽快に走るカート「BOSO KART」体験も楽しめます。キャンプのマンネリ打開策にいかが? (水曜日を除く毎日10:00〜15:00、要普通免許)

▼道の駅ちくら 潮風王国:詳しくはこちら
▼BOSO KART:詳しくはこちら

▼近隣キャンプ場:
CIMAたてやま体験センター
オレンジ村オートキャンプ場
キャンピングヒルズ鴨川
ACNオートキャンプin勝浦まんぼう


オススメ③ 道の駅とみうら 枇杷倶楽部

真打ち登場!道の駅グランプリ・最優秀賞受賞駅

枇杷倶楽部、エントランスと観光客
緑のとんがり屋根が遠くからよく目立ちます。「道の駅グランプリ2000」で最優秀賞を受賞した、人気随一の道の駅。ギャラリー、テラスを備えた居心地の良い館内とともに、びわバウムクーヘン、びわゼリーなど、びわ系スイーツの多彩さはこちらがダントツ。スイーツはバラ売りもしています。

筆者はいつも優しい甘みの自家製「枇杷ジャム」と、びわの花から採った「枇杷はちみつ」をキャンプの朝食用に購入してからキャンプ場に向かうのが常。

行列のできる「びわソフトクリーム」

枇杷倶楽部、枇杷ソフトクリームを持つ人
枇杷倶楽部に行ったらぜひ食べて欲しいのが、「びわソフトクリーム」! 淡いびわ色のソフトクリームは、かすかな酸味ととともに、繊細なびわの風味が舌に広がります。

花と野菜の「枇杷マルシェ」

枇杷倶楽部、枇杷マルシェ、野菜と花売り場 農家直送の珍しい地場野菜と、花鉢を販売する「枇杷マルシェ」。切り花は朝切りのものなので、持ちが全然違うんですよ。

キャンプテーブルに飾ってインスタ映えを狙うもよし、キャンプの思い出に買って帰ってもよし!

南房総の地ビール「安房麦酒」

枇杷倶楽部、安房麦酒の冷蔵ケース
「安房麦酒」のラインナップは5種。カラメル香が特徴のアンバーエール、ホップが香るペールエール、優しい口当たりのダークエール、南房総・三芳村の米と小麦を使い、スッキリ軽い蛍まいヴァイス。そして、特産のブルーベリーを贅沢に使用した、赤ワインのようなブルーベリーエール。(各1本・税込540円)

南房総でキャンプするときの乾杯はいつもコレ。雑味がなく、刺身や海老の串焼き、岩牡蠣などと好相性です。呑ん兵衛さんにはマスト。お買い忘れなく!

▼道の駅とみうら 枇杷倶楽部:詳しくはこちら
▼安房麦酒の情報:詳しくはこちら

▼周辺キャンプ場:
人魚の湯オートキャンプ場
館山シーサイドビレッジ
館山BBQ&マリンガーデン「Carmel」
お台場海浜庭園
根本マリンキャンプ場

※気温の高い日は魚介が傷みやすくなります。食材を購入したら、すぐにクーラーボックス等に入れて冷蔵保管し、よく手を洗って、すみやかに調理して食べましょう。

天然のご馳走がてんこ盛り!3つの道の駅に行ってみよう

ちくら潮風王国、伊勢海老、鮑、サザエ 海の幸、山の幸に溢れ、気候も穏やかな南房総。ご紹介した道の駅はどれも豊かな自然の恵みが山盛りです。この次は道の駅で手に入る食材をメインに、ご馳走キャンプを企画してみてはいかが?

潮騒を遠くに聞きながらのキャンプ飯は、目にも舌にも心にも、印象深い思い出になることでしょう!

 

3 recommended roadside stations in southern Boso!

南房総のオススメ道の駅はこの3つ!

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