秋冬は車中泊が好都合!
近年アイテムが充実してきて、キャンパーの間でも注目度急上昇中の車中泊。設営・撤収が楽で雨風もしのげるとあり、比較的天候にも左右されない点が魅力的ですね。コンパクトなパッキングと機動力で、日帰りから泊まりのキャンプまでフレキシブルにこなせる車中泊。一度やってみるとその身軽さにハマる人も多いようです。
その一方で、装備やギアは“それなり”のものしか選べず、キャンプほどこだわりどころがなさそう……というイメージをお持ち方もいるのでは?
最近の車中泊って、おしゃれで快適なんです!
しかし今はそのイメージを払拭する、おしゃれで快適なスタイルも増えているんです。今回はその一例をご紹介。あなたの車中泊デビューのヒントになるかもしれませんよ。それではどうぞ!おしゃれで快適なMY車中泊スタイル10選
あのタフなミニバンが、おしゃれに大変身!
こちらはデリカD:5を快適車中泊仕様にアレンジ。車内スペースに合わせた寸法のベッドや棚を、木材でDIYされています。内壁には杉板を利用し、一番後ろの窓にはリメイクシートをはめこんで目隠しに。これがすべて1万円以内でDIYされたというから驚きです!イチから家具を作るというDIY初心者にはなかなか難しいアレンジパターンですが、改造の行程は@ikedasya_campさんのストーリーズでも公開されているので、参考にしたい方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
木のぬくもりでリラックス感◎
ナチュラルテイストでまとめられた@mie3018さんの車内空間。5人乗りのVOXYだそうですが、車内であることを忘れてしまいそうなほど広く見えますね。ミニバンの為、空間の縦の長さは154cmの女性が寝られるくらいで、高さもソファに座ると天井がギリギリとのこと。ですが、1年かけてホームセンターと100均アイテムでDIYした空間は、まさにこだわりのMY車中泊スタイル!
なんとシートは取り外さずに、このスタイルを実現しているそう。我が家の車はシートが外せないから……と諦めていた方には朗報ですね。
ガーランドライトでムーディーに
秘密基地的な空間がそそられる、スズキ・イグニスでの車中泊スタイル。スチールパイプにプラスチックをコーティングした強度のあるイレクターパイプで、空間を作り込んでいます。スアオキのモバイル電源やフィールドアの車中泊マットを使用し、車内でも難なくくつろげそうな雰囲気です。また、電球を吊り下げるS字フックの活用方法もお見事!
@vanlife0720さんのインスタグラムでは、その秘密基地的な雰囲気を動画でより詳しく感じとることができます。気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
ラグやカーテンで個性を楽しむ
こちらはトヨタ・ランドクルーザーの車内。内装のカーテンはバザーで買った布と、花柄のビンテージ布で縫ったオリジナル! 乗り換える前の車で使用していたカーテンレールや、100均の突っ張り棒で工夫して取り付けているそうです。ベッドキットを使用することで2列目のシートもフラットになり、寝心地も快適。この車のオーナーである@ayaty_さんのブログでは、お子さん2人とママの3人で車中泊をしている様子も紹介されていますよ!
実用的でありつつも、ちゃんとおしゃれ!
先程ご紹介した車種と年代が異なりますが、こちらもトヨタのランドクルーザー60系での車中泊スタイル。オーナーの@kazuma.221さんは、昼間は上下に開くハッチの特性を活かしてオープンカフェのような雰囲気を楽しみ、夜はキルティング生地で結露対策にも有効なアイズのマルチシェードを使ってプライベート空間を確保しています。また、インスタグラムには車中泊スタイルでありながら綺麗に積まれている積載中の写真も公開されているので「車中泊はしたいけど、積載に不安がある」という方には参考になりますよ。
コーヒーとPCでまったりリラックスできる快適空間
次にご紹介する@mai1015campさんも、ランドクルーザー60系での車中泊スタイル。それもそのはずで、先程ご紹介した@kazuma.221さんとは御夫婦だそうです。「背が高い人はちょっと窮屈かも」というご自身のコメントもありますが、小さいお子さんとの3人での車中泊なら快適な様子。ペンドルトンやシュプリームのアイテムを使い、ポップでハイセンスな空間を演出しています。
赤が基調のアメリカンスタイル
赤の配色をアクセントにアメリカンな雰囲気でまとめているのは、@col.villaさん。こちらは、日産キャラバンです。テントを持っていながらも基本的には車中泊が多いようで、隠れ家的なこの空間が落ち着くのだとか。注目は、家族4人で快適に食事をするためにDIYされたというベッド兼テーブル。かなり大きいサイズのようで、日産キャラバンを持ってしても家族4人だとギリギリの空間とのこと。車内にはテレビも持ち込まれて、まるで家のようですね!
アウターをかけられるインテリアバーが便利
シンプルな内装でデリカD:5での車中泊を楽しむのは、@rohi.pmaさん。冬はキャンプの代わりに車中泊をして、スノーボードを思う存分楽しむそうです。設営撤収が楽な車中泊なら、体がクタクタになるまでスノーボードをした後もすぐに体を休めることができますね。外見からして室内が広そうなデリカですが、安全への配慮から内装に厚みがあり、意外と内部スペースは限られます。積載量の多いキャンパーならインテリアバーを設置するなど、限られた空間を有効活用する工夫があると良いですね。
軽バンなら収納はベッド下に!
トヨタのピクシスバンを使って車中泊を楽しんでいるのは、@sakurai_skateboardingさん。ベッドを自作して収納スペースと生活空間を上手に使い分けています。寒い時期はポータブル電源で電気敷毛布を使うなど、冬でも快適に過ごせる装備も万全。コンパクトでも快適さを追求した軽バンライフは、参考になる方も多いのではないでしょうか。
まずはレンタカーでお試し車中泊もアリ?
最後は、デリカD:5をレンタルしての車中泊。これから車中泊を楽しむために乗り換えを予定している方は、まずレンタカーを借りてイメージを膨らませてみるのもオススメです。なかには車中泊専用のプランが用意されているレンタカーショップもあります。継続的には行かないけど興味はあるという方も、レンタルで体験してみるのも◎。