※怖い話を含みますので苦手な方はご遠慮ください。
キャンプで遭遇した恐怖体験や不思議な出来事
連日の暑さでバテてしまいそうなこの時期。キャンプで涼む場合、扇風機を使うという選択肢もありますが、“体を内側から冷やす”なんて方法もあります。その方法とは……ヒヤッとする体験談。
インスタとツイッターにてアンケートを実施
7月某日、CAMP HACK公式アカウントで「ファミリーキャンプでの夫婦喧嘩の理由」を募集しつつ、恐怖体験もこっそり(?)募集。ご回答くださった方々、ありがとうございました!今回はたくさんの体験談の中から厳選した恐怖体験や、不思議な話をご紹介します。では早速、読者の方がキャンプ中に体験した怖い話からどうぞ!※怖い話を含みますので苦手な方はご遠慮ください
とくに近々キャンプへ行く予定のある方は、読み進めるかよくご検討くださいね!キャンプにまつわる4つの怖い話
子供を呼んでいたのは誰……?
夫、長男、長女の4人で川のあるキャンプに行ったときのこと。
夜中にテントで寝ていると、当時2歳でまだひとりでは支度できないはずの長女が、上着と靴をしっかり身につけ、突然テントの外へ向かいました。
何度呼んでも「パパとお兄ちゃんがおいでって言ってる!」と全く言うことを聞ききません。そのまま出ていくところを、私の声に起きた夫が抱きかかえテントのチャックを急いで締めました。
平日でシーズンオフのキャンプ場、人はほとんどいません。もし気づかず寝ていたら出て行った娘は川に落ちてしまったかも……と思うとゾっとします。
後から思えば、話を聞かない長女を呼び続けるのではなく、私が抱えて戻してしまえばよかったのになぜか動けませんでした。
その日はやけに景色が美しく時間もゆっくり流れており、心から楽しんでいる子供と友達になりたくて誰かが呼んでいたのかなと……。ヒヤリとした不思議な体験です。(体験者:@yamainu44)
深夜に現れた2人の子供
普段から霊体験が多い私のソロキャンプでの話。
某キャンプ場にて、夜遅くにテントで寝ようとすると足音が。こんな深夜にサイトを歩き回っている人がいるのかと思いましたが、私のテントの前で音がピタッと止んだのです。
「なんだろう?」と思いながらもじっとしているともう一つの足音……。案の定テントの前で止まる。
何となく霊的なやつかなと思っていると、その2つの足音の主と思われる何かからクスクスという声が。しばらく、その笑い声が聞こえた後……
「あーそーぼー」
結構ヤバイやつだと押し黙っていると、テント入り口のジッパーが動き出しました。当時ジッパーにカラビナをつけて鍵代わりにしていたため開かないはず。なのに力強く開けようとします。
その後何事もなかった様に静寂に。終わったかと安堵した瞬間……「いるんでしょ?」と一言。
朝までただただトイレも我慢して大人しくしていました。
色々この手の体験はしておりますが、グループキャンプで話すとそれでキャンプを辞める人もいるかと思うと話せず、このような機会を使ってお話しさせていただきました。(体験者:@nature_tribe_camp)
見えない黄色いリボンの持ち主
去年、友人家族とキャンプに行ったときのこと。
うだるような猛暑だったので、水辺の目と鼻の先にテントやタープを設営し、大人はバーベキューや水遊びを楽しんでいました。子供は7歳が1人、2歳児が3人とまだ小さかったため、湖ではなく持参した大きめのプールで遊ばせることに。
日も暮れて、遊び疲れた子供達は早めに就寝。ここからは大人の時間ということで友人とおつまみを食べながらだらだらとお酒をたしなんでいました。
ですが、友人の7歳の女の子だけは普段味わえない環境に興奮したのか、夜22時を回っても大人に混じってケラケラ笑っています。
僕達もお酒がまわりしょうもない話で盛り上がっていたところ、急にその女の子が昼間遊んでいたプールへ。「ん? どうしたんやー?」と声をかけても歩みを止めません。
すると誰もいないプールに向かって「なんで勝手にプール入るんー?」と、話しかけたんです。
もちろん誰もいません。なんかやばいなこれ、と思っていたらその子のお父さんが「あいつまたやー、たまになんか見よんねん。おーい、はよこっちおいでー」と慣れた様子。
「いやいや! 怖いから!」と思っていたのですが、その後は特に何もなく酔っ払った僕達は散りぢりに床につきました。
翌朝、帰る準備をしながらプールに浮かぶおもちゃなどを片付けていると、黄色いリボンが浮いてます。
「これ誰のだっけー?」と声を掛けてもみんな「違うー、知らんでー」と。
昨夜のことを思い出し怖くなっていると、7歳の女の子がケロっとした感じで「あの子、忘れていってるやん」と一言。
やっぱり何かを見ていたようですね。そのリボンを処分してしまうのは何か胸がつかえたので、正しかったのかどうかわかりませんが、湖に浮かべて帰りました……。
後日そのことを7歳の女の子に聞いてみたところ、自分と同い年くらいの女の子だったそうで、「夕方くらいからずっとおったで」と言われさらにゾッとしました。(体験者:@kaw_t1218s)
キャンプ場でさまよい続ける幽霊
某キャンプ場の怪談です。今から23年ほど前、私がまだ小学生の頃、父に連れられ同級生のT君と3人でキャンプに行きました。
昼は近くの川で魚釣り、夕方はバーベキュー! 夜には流星群がちょうどピークで星空と流れ星を楽しみました。
最後に広場でキャンプファイヤーをしたのですが、自分たちしか居ないはずの広場の暗がりから、ジャリ、ジャリと足音が……。
T君にも聞こえていたのですが父には聞こえず、ただただ私とT君は暗闇と足音に怯えていました。その様子は父が撮影した8ミリテープに今でも保存されています。
時は流れ、会社の飲み会でみんなで怪談話を話していたところ、そのキャンプ場がある集落出身の先輩が「知ってる? あのキャンプ場、お化け出るみたいだよ?」と。
なんでも昔に首吊りがあり、その霊が未だに見つからない頭を探し回っているそうです。
そのキャンプ場では私と同じような体験をする人が後を絶たず、キャンプ場側が砂利道を全て舗装したくらいだとか。
つい先週、後輩のキャンパーがそのキャンプ場に泊まってきたそうなのですが、「夜中にだれかが歩いている音が聞こえて怖かった」と言っていました。
まだ自らの首を探して彷徨っているのかもしれませんね。(体験者:@happy_yamamoto)
名前は伏せますが、じつはこちらのキャンプ場、他の方からも同様の体験談が寄せられていました……。
それでは次のページでも引き続き恐怖体験や不思議な話をご紹介! 不思議な話は、なぜかクスッと笑えるような話が多く集まりましたよ。
想定外過ぎる5つの“恐怖”体験
置いていかないで!
小川の流れる綺麗な場所でキャンプをしていた時のことです。
天気予報は大雨でしたが昼間はずっと晴れており、そのままテントを張って友人と寝ることに。
夜中に大雨と暴風の音が聞こえてきましたが、疲れていた私は起き上がることもせず「雨降ったなぁ」くらいに思い、またウトウトと眠りへ。
次に目を覚ました時には外は薄っすらと明るくなっており、夜明け前なのが分かりました。寝ぼけ眼で周りを見渡すと一緒に居たはずの友人がいません。
そして、ある違和感に気がつきました。
体が重く、冷たい。暴風の影響でテントのフライが飛び、雨が入り浸水し私の身体はシュラフもろともビショビショ。何より驚きだったのは、一緒に居た友人は1人で避難していたこと!
テント内一面が水溜りになるほど浸水しており、うつ伏せで寝ていたら溺死してたかと思うと怖かった……。(体験者:@sota_yamaso_gon)
晴れているのに雨
それは設営が終わり、まったりと休憩している時のことです。
終日晴れの予報だったはずなのに、テントにポツポツと雨の降る音。しかし、テントの外に出て確認してみると晴天が広がっていました。
「気のせいか」と思いつつ上を見上げると、木の上に何十羽もの鳥が一斉に糞を落としているではありませんか……! あの恐怖は忘れられません。(体験者:@shtecg)
テントの外に居たのは……!
海辺でのキャンプ中、寝ていると一晩中テントの周りでガサガサ。「獣!?」「人!?」と中々寝付けませんでした。
朝起きてテントの撤収をしていると、グランドシートの下から数えきれないほどの……フナムシ!
「こいつの仕業だったかー!」っていう、エピソードです(笑)。(体験者:@shota0114)
一体だれが卵かけご飯を?
友人に某キャンプ場へ連れて行ってもらった時のこと。自分たちはテントで就寝。
朝起きると横に設営していた自分たちのシェルターの中で、誰かが卵かけご飯を食べたと思われる残骸が……!
ちなみに自分たちは米も卵も持ってきていませんでした。(体験者:@yoooo3ke)
鹿に追いかけられていた?
標高1,500mのキャンプ場に宿泊していた時のこと。
夜1人でボーっとしていると、サイトもない奥の方からライトが。真っ暗闇の中を人らしきものが走っていたんです。そのあとなぜか鹿も走っていきました。
なぜ居たのか、何をしていたのか、深夜1時くらいのことだったのでとても怖くて、思わず斧を持ちました(笑)。(体験者:@kn779c)