ちょっとした工夫でキャンプはもっと快適に!
キャンプの楽しみ方は、自然を満喫することだけではありません。キャンプ道具の運搬や設営、食事づくりに工夫を加え、快適さを向上させるのもキャンプの醍醐味。
今回は「○○を●●で代用する」というテクニックによって、お金も手間もかけずに最高のキャンプを手に入れる裏技をご紹介します。
手軽に最高のキャンプを実現する5つの方法
テーブルは代用すれば、車載スペースにも余裕が!
愛車の荷室に高く積み上げられたキャンプ道具により、ルームミラーがまったく役に立たなかった経験はありませんか?
「キャンプではそれが普通でしょ?」と思っているキャンパーも多そうですが、普段と違った視界での運転は疲れるもの。できればルームミラーで後方の安全をしっかり確認できる、そんな余裕のある積載量が理想です。
そこで提案したいのが、かさばりがちなキャンプテーブルの代用アイディア。移動時に小物や食材を収納していたコンテナを、キャンプサイトではテーブルとして使ってしまう裏技です。
適したコンテナを探す必要はありますが、別にテーブルを持っていくよりも荷室のスペースが節約できるし、経済的にも一石二鳥。この食卓、市販されているテーブルよりもおしゃれだと思いませんか?
費用ゼロの天然着火剤を見つけよう!
着火剤はとても便利なアイテムです。簡単に強い炎を生み出すことができ、初心者でも難なく焚き付け可能。
しかしもし着火剤を忘れたら? 普段から着火剤に頼ってばかりいると、いざというときの火起こしに苦労する可能性が……。また着火剤は決して高価なものではありませんが、コストがかかり続ける消耗品ではあります。
枯れた杉の葉や松ぼっくりは「天然の着火剤」と呼ばれるほどよく燃えます。それらを拾い集めて着火剤の代わりにすれば、費用はゼロ! 火を起こす前に、子どもと一緒に探して歩くのも楽しいものです。
杉の葉は握り込んだらポロポロと崩れそうなもの、松ぼっくりはカサがしっかり開いたものを選びましょう。
川の近くのキャンプ場なら「クーラーボックスのスペース」も節約!
食事はキャンプの大きな楽しみですから、あれもこれもと食材を用意したくなります。それにこれからの季節、食材だけでなくドリンクもしっかり冷やしておきたいですよね。
しかしクーラーボックスは大容量になるほど値段が高くなりますし、いま持っているものに加えて2つ目を購入するのは大きな出費。収納スペースが問題となるのは、車の荷室ばかりではありません。
川の上流に位置するキャンプ場なら、すぐそばに天然のクーラーがあります。そう、冷たい川の水を利用してしまいましょう。ビールなどをキンキンに冷やしたい場合は、温度的に物足りなさを感じる場合もありますが、野菜や果物をほどよく冷やしておくには最適!
缶コーヒーもちょうどよく冷やされます。ちなみに流れが緩やかに見えても、網などに入れて固定した方が無難ですよ。
燻製はいい意味で手抜きを!
香りの強い煙をもうもうと立ち昇らせるため、自宅ではどうしてもやりにくい燻製。ぜひキャンプでやってみたい料理のひとつです。といっても本格的な燻製は準備が大変だし、時間がかかるもの。
燻製しなくても食べられる状態の食材に、短時間の熱燻でささっと香りをつけるスタイルがお手軽です。さすがに燻製器とスモークチップは必要となりますが……。
さらに手軽な方法が、なんとレギュラーコーヒー100%の「UCC BLACK無糖」をステーキにふりかけ、スモークテイストを加えるという裏技。
一見してギョッとするかもしれませんが、出がらしのコーヒー粉を燻製に使う場合もあるし、これは理にかなった調理方法かも。
ということで、実際に編集部でもステーキにコーヒーを思い切ってかけてみました。口にいれた瞬間、ふわっと広がる風味はたしかに燻製っぽさを感じます。
「燻製をしなくても燻製を楽しめる」という、究極の代用テクニックです。ぜひみなさんもお試しください!
UCC BLACK無糖を使った詳しいレシピはこちら!
焚火と一緒に楽しむコーヒーも「〇〇」なら手軽に本格感を味わえる!
キャンプ場では、明るいうちから焚き火をしているキャンパーも珍しくありません。それほど焚き火には強い魅力があるんです。
揺らめく炎を見つめながら楽しむ会話は、単に対面するよりもずっと話しやすく、いつの間にか本音で語り合っていることも……。不意に沈黙が訪れると、パチパチと心地よい音が会話に参加します。
焚き火を囲んで手にする飲み物は、お酒もいいけれどコーヒーも相性ばっちり。この日も編集部はコーヒーで乾杯。
やっぱり、豆から淹れたコーヒーは一味違いますね。味わい豊かな風味が口の中に広がります……
と、思ったら、じつはこれ先ほど燻製の裏技でも使った「UCC BLACK無糖」でした!
香料無添加、原材料が「コーヒー」のみのUCC BLACK無糖なら、シェラカップに移して焚き火で温めるだけで、味わい豊かに香りがたちます。
ドリッパーをわざわざ使うことなく、手軽に本格的なコーヒーを楽しむことができる裏技ですね!
新しい「裏技」を見つけよう!
今回、5つの裏技をご紹介しましたが、これらはほんの一例に過ぎません。キャンパーによって「好みの季節」「好みのキャンプ場」が違いますから、求められる裏技は千差万別。
ぜひ「○○を●●で代用する」という工夫を追求して、あなただけの裏技を見つけてくださいね。キャンプの裏技は、キャンパーの数だけ存在するはずです。
撮影協力:緑の休暇村 青根キャンプ場
Sponsored by UCC上島珈琲株式会社