意外な料理が家でもキャンプでも大活躍!?
こんにちは、料理家のカノウヒナタです。山やキャンプなど外で食べるごはんは、普段の何倍も美味しい。とはいえ、外は不便だし、キャンプ道具は重たくて、なかなか重い腰が上がらない……なんて方も多いのでは?
こちらの連載では、気軽に持ち運べて、料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきたいと思います。
本格的な夏到来のこの時期、食欲も落ちてきている方もいることでしょう。そういうときは、ご飯やパンよりも麺ものがツルッと食べやすかったりしますよね。今回は、この時期に嬉しいインスタント袋麺のアレンジレシピのご紹介です。
山やキャンプでのラーメンは気軽に美味しく作れるので、初めての外ごはんにうってつけ。その人気は、ラーメン専用のクッカーが各メーカーから出ているほど!
袋麺も種類が豊富なので、自分好みを探すのも楽しいですよね。今回使用したものは、「マルちゃん製麺の豚骨味」。
アレンジすればひと味違う美味しい料理に
細い麺がニンニクの効いた豚骨スープに絡んで、もちろんそのままでも美味しいのですが、少しの工夫でさっぱり食べやすくなります。そして、屋外でありがちなのが、ラーメンのスープ問題。しょっぱくて全部飲みきれないけど、捨てる場所がない! そんな悩みも、今回のレシピなら解決するかも?では、早速レシピのご紹介です。
豚骨レモンラーメン(1人分)
〈材料〉・マルちゃん製麺袋麺(豚骨味) 1袋
・無調整豆乳 1本
・レモン 1/2個
・小ネギ 適量
今回ラーメンと一緒に用意したのはたったこれだけ!
最初の作り方は一般的な方法で
コッヘルに水を300ml入れて沸かし、麺を1分ゆでます。この時コッヘルにメモリがあると便利です。添付の粉末スープの素を加え、全体を混ぜます。
豆乳やレモンなどを加えればスープがまろやかに
ここで豆乳を入れ、沸騰する直前で火を止めます。輪切りにしたレモン、小葱をトッピングしたら完成! 辛いのが好きな方はラー油や柚子胡椒がとっても合いますよ。
豆乳のまろやかさとレモンの酸味が相まって、とっても飲み易いスープになっているので、疲れた日は飲み干してしまうかも。飲みきれないスープは、野菜を足したり、ご飯を入れたりして最後まで美味しくいただきましょう。
先日に開催したイベントのご報告
こちらの連載#12でもご紹介した「KIPPIS」ですが、新緑の綺麗な5月に、長野県の戸隠イースタンキャンプ場にて、外ごはんのイベントを開催しました。今年から新たに始めた「物語のある食事会」。自然が舞台の物語から、料理や空間を考えて、ゲストをおもてなししました。
美しい自然の中で、心温まるストーリーと料理の時間。炭火で焼いた野菜やお肉。ダッチオーブンで焼いたパン。そして食後にひんやりデザートも。来てくださった方との会話も楽しい、素敵な1日となりました。
そして、今回選んだ「キツネと星」の物語に合わせて、星の上映会も。KIPPISのメンバー猪俣氏が作ったプラネタリウムテント。
世界でたったひとつのこちらのテントで上映した星空は、星が鮮明で、宇宙の散歩をしているような迫力もあって、ゲストの皆さんとても感動していました。詳しくはKIPPISのホームページやInstagramをチェックしてください。