悩めるキャンプ積載はルーフキャリアで即解決!

そんなときの救世主が「ルーフキャリア」。車外にバンバン積めちゃう利便性は、一度使えばヤミツキになってしまうほど。

とても便利なルーフキャリアですが、現代的な「ルーフボックス」と、

どっちを買えばいいのか迷ってしまう人も多いのでは?
そこで、この2タイプを徹底チェックしてみました!
まずはどっちもベースキャリアが必要
クルマの屋根に直接ハードなボックスを乗せることはできません。「ベースキャリア」と呼ばれる左右橋渡しの土台をルーフレールにくっつける必要があります。

こちらはレールいらずで、ボディに直接フックで固定できるスグレモノなんです。

スーリー ウイングバーエッジ ダイレクトルーフレール付車用フット一体型ベースキャリア
●仕様:87cm&95cm各1本セット/一本当たり2.8㎏
様々な車種に装着可能な伸縮式フット(片側50 mm)を採用。
フィックスポイント/ダイレクトルーフレール付車用の959xシリーズ、ルーフレール付車用の958xシリーズ共に5種類の長さをラインアップ。
様々な車種に装着可能な伸縮式フット(片側50 mm)を採用。
フィックスポイント/ダイレクトルーフレール付車用の959xシリーズ、ルーフレール付車用の958xシリーズ共に5種類の長さをラインアップ。
イノー フットセット ルーフオンタイプ ベースキャリア
●仕様:ルーフに直接乗せるタイプ。 ステー高100mm。4個1組。
※取付けには、車種別SU取付フックとバーセットが必要です。
シリンダーキー機構標準装備。
※取付けには、車種別SU取付フックとバーセットが必要です。
シリンダーキー機構標準装備。
「ルーフボックス」のメリット&デメリット

まずメリットとデメリットはこちら。
■ルーフボックスのメリット
・現代的で曲線的なクルマに似合う
・密閉性が高く、防水性も高い
・安定感があり、空気抵抗が少ない
■ルーフボックスのデメリット
・価格がやや高めのものも
・キャンプ道具が入りにくいサイズもある
・古いクルマには似合いにくい
あらかじめケース状になっているので密閉性はピカ一。雨にも強いです。
また空気抵抗を抑えたフォルムは、高速道路でもグラつかず安定して走行できます。
デザイン的にも、現代的な曲線で構成された今風カーにはぴったりハマりますよ。
キャンパー理想サイズは長さ2m、高さ30㎝以上
長さ、幅、高さなどは多種多様。キャンプなら全長が2m以上あるとテントやタープといった長めのギアを入れやすいです。高さが30㎝以上あると、コンロやテーブルなどかさばるものに適しています。
逆に薄いともちろん容量は減りますが、シャープな見た目になりますね。空気抵抗も受けにくいです。
ボックスに何を入れるか、あらかじめイメージして選ぶといいでしょう。
ルーフボックス代表① 頭一つ抜けてる「スーリー」

北欧生まれのスタイリッシュなカーキャリアメーカーです。ロゴの「SWEDEN」がブランド力を誇示します。

左右両開き、高い防水性などのオールラウンドな機能がしっかり備わっていて、スーリーのイバリも効くとなればアリでしょう。
10万越えが普通なスーリーですが、こちらの価格帯は7万円台からと比較的手頃です。両面開きなのもとても重宝します。

長さも2m越え、高さも30㎝を上回るので容量もバッチリです。
ちょっと変化球もあります。ソフトルーフボックス。
スーリー ツーリング アルパイン TH6347
●外形寸法:232×70×42(㎝)
●容量:430L
●積載量:50㎏
●重量:15㎏
●マウントシステム:Fast Click
●ボックスオープニング:両面
●容量:430L
●積載量:50㎏
●重量:15㎏
●マウントシステム:Fast Click
●ボックスオープニング:両面

近未来的デザインを好むなら「エクセレンスXT」が存在感を発揮します。

強気の20万越えプライスはクラス感の証です。サイズも長さ218㎝、高さ40㎝と十分で、容量の心配もありません。
スーリー エクセレンスXTブラック TH6119-6
●カラー:グロスブラック
●外形寸法:218×94×40(㎝)
●重量:27㎏
●容量:470L
●積載重量:75㎏
●外形寸法:218×94×40(㎝)
●重量:27㎏
●容量:470L
●積載重量:75㎏
ルーフボックス代表② トータルバランスのいい「イノー」
「スーリーいいけど、ちょい高いわ……」という人は「イノー」がドンズバかもしれません。5、6万円前後がメインということでプライスは抑えめながら高い品質には定評があります。

イノー シャドゥ124 BRQ124BK
●サイズ:全長2000×全幅810×全高340(㎜)
●容量:360L
●製品重量:19㎏
●最大積載量:50㎏
●左右開き
●容量:360L
●製品重量:19㎏
●最大積載量:50㎏
●左右開き
ルーフボックス代表③ 「テルッツォ」はデザインが秀逸
こちらも日本のメーカー、PIAAが手掛けるブランド「テルッツォ」。独特な薄さが愛車との絶妙な一体感を生んでくれます。

高さが27㎝なので荷物に若干制限がでてくるかもしれないですが、あくまでフォルム重視ということで。
4万から5万円台というプライスも値ごろ感あります。
テルッツォ シンメトリック ブラック EA500B
●外寸:200×85×27(cm)
●製品重量:17.5㎏
●容量:320L
●仕様:前後左右対称デザイン、左開き(搭載方向反転加納)
●製品重量:17.5㎏
●容量:320L
●仕様:前後左右対称デザイン、左開き(搭載方向反転加納)
レトロな「ルーフラック」でワイルドに

メリットとデメリットはこちら。
■ルーフラックのメリット
・角ばったワイルド系のクルマによく似合う
・積み荷の高さを気にしなくていい
・価格が比較的安い
■ルーフラックのデメリット
・雨に弱い
・安定感がイマイチ
・現代的フォルムのクルマには似合いにくい
「ルーフバスケット」「ルーフカーゴ」などと呼ばれることもあります。
平たく言えばでっかい「カゴ」ですね。こちらもベースキャリア上に装着します。
伸縮バンドで留めたり、フック付きカバーをかけたりして荷物を固定します。

機能より雰囲気、というキャンパーにはぴったりです。
ルーフラック代表① 「カート」でクラシック満喫
アメリカ生まれの「カート」はラック派には定番のブランド。ムダのない武骨な表情が、角ばったクルマにマッチしますね。

燃費もその分多少悪くなりますが、それを補って余りあるクラシックな魅力がありますよ。
価格帯は2~3万といったところ。
ルーフラック代表② US本国の香り漂う「ヤキマ」
だいたい3万円台が相場と、カートより若干高めの値段設定ながら、ヤキマのルックスが好みという人も多いです。頑丈なパイプでしっかり確保された強度、オールブラックの男っぽさ、どれをとってもルーフラックの醍醐味そのもの。

ルーフラック代表③ 値段以上の価値がある「バハラック」
「カート」「ヤキマ」より価格帯はさらに上(8~9万円台)ながら、ファンの多いのがこの「バハラック」。「いつかは取り付けたい」と憧れている人も多いようです。

まさに冒険者のためのラックといった趣きです。
バハラック キャンパーシェル スタンダードバスケットラック
●本体サイズ:152.4 × 121.9 × 12.7 cm
●本体重量:16.78㎏
●耐荷重量:約136㎏
●本体重量:16.78㎏
●耐荷重量:約136㎏
ちなみに、「スーリー」にもラックあり
ちょっと意外な気もしますが、ボックスで名をはせるスーリーもラック(5~7万円台)をリリースしているのです。
サイドがテイパードしているのも何気に便利。これだけで積み下ろしがかなりラクになります。
スーリー キャニオン エクステンション XT
●スーリー キャニオン 859XTを51cm延長できるキット
●サイズ:127×104×15㎝
●材質:スチール製
●カラー:ブラック
●サイズ:127×104×15㎝
●材質:スチール製
●カラー:ブラック
納得できるキャリアを選ぼう

どれにするか、最後のキメ手は……やっぱり自分が気に入るもの、というのが一番大切でしょう。
積み荷サイズ、愛車とのデザイン相性、プライス等を見据えつつ、さらなる積載力アップを目指してくださいね!
Which do you like roof “box” or “rack”?
「ルーフボックス」と「ルーフラック」どっちがお好み?