トヨタ「プロボックス」をキャンプ視点で見直してみよう
十分な積載量に長距離走行にも耐えうる堅牢さ。商業車とキャンプとの愛称は非常に高く、4駆仕様ともなればアウトドアへの流用はかなりメジャーな手法です。
その最たる車種として例を挙げるとしたら、フランスはルノー社のカングーやトヨタのハイエースなどでしょう。
しかし、ここにきてにわかに注目を集める車種があるんです。それは道路脇を歩けば必ずと言って良いくらい目に入るあの一台でした!
プロボックスってどんなクルマ?
トヨタを代表する商用車バンであるプロボックス。余分な装飾を持たずシンプルで街に溶け込むそのスタイルは、商用車として突き詰められた完成されたデザインです。
現在はハイブリッド仕様が発売されてますが、その普遍的なフォルムやデザインはほぼ変わることなく維持。日本経済を下支えする傑作クルマと言っても過言ではないのです。
そんなプロボックス(1.5L/4WDモデルの場合)の詳細なスペックは、燃費15.8km/L、全長4245mm×全幅1690mm×全高1530mm、乗車定員7名。
ちなみによく似たデザインの「サクシード」とは、バックドアとリヤバンパーの形状が異なる為、サクシードの方が全長で105mm、荷室長で20mm長くなります。それに伴いバン仕様では最大積載量がプロボックスの400kgに対しサクシードの方が50kg多い450kgとなります。
そんなプロボックスが今、キャンパーから熱視線を受けている!
こちらのミリタリーカラーにカスタムされたプロボックスは、宮城県で3店舗を展開する中古車販売店「カージャパン」が製作した一台。
プロボックスのアウトドアシーンに対する適応性をいち早く察知し、キャンプシーンに映えるカスタムプロボックスを世に送り出したパイオニア的ショップです。そんなキャンパーの視線を集めるプロボックスの魅力について聞きました。
カージャパンがオススメする、フィールドの中でのプロボックス
プロボックスが選ばれた理由について。
商用車に求められる項目は、積載能力の高さ・燃費の良さ・長距離運転向き・必要最低限の装備・維持費の安さという点です。
さらにシンプルな構造の為、故障にも強いなど、これだけの条件が揃って入れば必然的にアウトドアユースという道を考えるというか、クルマの性能ありきでそうなっていきました。
とカージャパンのマネージャーである高橋さんは言います。
また、走りの特性として何しろ“クセ”が少なく素直で走りやすいんです。エンジンも無駄がなく洗練されたもので、高速道路でもストレスなく走れます。
大型の4WDなどに比べ取り回しはしやすいですし、当店のカスタムでリフトアップを致しますのでドライビングポイントも高くなり、道路状況の判断がしやすいなどより一層運転しやすくなっていると思います。
と高橋さんは続けます。
カージャパンによるカスタム、7ポイントをチェック!
ではカージャパンでカスタム車を依頼した場合どんな特典が付くのか? 購入者が受けられるという7項目のオリジナルカスタム施工ポイントをチェックしていきましょう!
①ボディカラー
好きなボディカラーをオーダーできるというのはカスタムの醍醐味ですね。まずは全ての軸となるベースカラーを選んでオールペン!
②フロントグリル
クラシカルな印象を残す、TOYOTAオリジナルの文字ロゴ入りフロントグリルへと変更。顔付きがグッと男前に引き締まりますね。
③リフトアップ
前後ともに2インチリフトアップされています。ドライビングポイントが高くなるのはもちろんですが、見た目にSUV感をプラスしてくれます。④ホイール&⑤タイヤ
14インチのブラックスチールホイールにMAXXISマットタイヤを履かせます。こちらもアウトドア感を高める仕様となっていますね。
⑥レザー調シートカバー
内装にもしっかりと手を加えています。高級感のあるレザー調シートを採用することで本革のような格式と本革にはないお手入れの手軽さ、その両方を備えます。
⑦フロアマット
ラストもインテリア項目。ブラックのフロアマットを採用することで車内は落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
以上が車両価格内に含まれる基本のカスタムポイント。さらに追加でああしたいこうしたいはもちろん、オプションで追加可能! ぜひ自分だけ一台を相談しながら組み上げてみてはいかがでしょうか?
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実際のアウトドア用途はどうなの?
では実際にキャンプでは、どれくらい使いやすいのでしょうか?
まず商業車だけに積載量は十分! 荷室が広く、天井への高さもおよそ93cmあるため、マストとされるキャンプ道具は大体乗せることができるのではないでしょうか?
またこちら後部座席を倒すことで、荷室はおおよそ180cmほどの奥行きに変形。その分荷物を詰めるのはもちろんですが、そのまま工夫次第で車中泊することも可能です。
拡張性の高さもSUV車と同等! 無料オプションではないですが、ルーフキャリアを取り付けることはもちろん可能です。
お気に入りの形やモデルがあったら一度カージャパンの店舗に相談してみましょう。
実際にプロボックスを愛車としているキャンパーさん
プロボックスをアウトドア仕様にカスタムして、充実のアウトドアライフを送るユーザーたちその姿を拝見。ミリタリーライクなコヨーテカラーと、ブラックパーツのコントラストがフィールドに溶け込んでいますね。ヤキマのルーフキャリアがアウトドアカーとして一役担っています。
こんな荷物が詰め込まれた写真が絵になるのは、フィールドに映える一台ならでは。プロボックスの優れた積載能力も伺えます。
自身の使うフィールドによってリフトアップ、リフトダウンを使い分けるのも◎。リフトアップするとSUVライクな雰囲気が出ます。
カスタムプロボックスという新しい選択肢
今回プロボックスのカスタム車を紹介してくれたのは、先にも登場した「カージャパン」。もしカスタムプロボックスが気になる! 誰とも被らない自分だけのアウトドアカーが欲しい! なんて思っている人はぜひこちらに相談してみましょう。
▼ショップ情報
カージャパン
宮城県仙台市若林区六丁の目西町8-58
TEL 022-288-3777 FAX 022-288-3701
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