シマノのクーラーボックスってあり?
クーラーボックスは、キャンパーにとっての必需品。昨今の人気は、熊が中身を開けようとしても決して壊れない、高スペックでタフな「ロトモールド系クーラーボックス」。各メーカーから続々と登場し、そのたびに話題になっていますね。そんなロトモールド系が人気の中で、釣りメーカーのシマノ(SHIMANO)から、キャンプ向きのクーラーボックスが登場したということ! 果たして、新たな選択肢となるのでしょうか?
使ってもらうのは、ギアのこだわりも強いAKTさん
今回シマノの新作クーラーボックスを試してもらうのは、ファミリーキャンプからソロキャンプまで、年間30泊以上のキャンプを楽しむAKTさん(@aktreturn)。キャンプギアの知見は広く、自身もアウトドアライターとして活躍しています。
そんなAKTさんは、人気のガレージブランド「Neru Design Works」と「TARP to TARP」 が立ち上げた新プロジェクトLOG(Life Over Ground)にも参画。インスタグラムのLOGアカウントは、フォロワーが7,000人を超えるほどの人気で、感度の高いキャンパーの中で話題になっています。
損得なしに使用感をチェック!
キャンプギアへのこだわりは、人一倍強いAKTさん。シマノ新作クーラーボックスの評価はいかに……?新色カラーはキャンパー好み?
今回、使用するアイテムがこちら。シマノ2021年の新作、ベージュカラーの「フィクセル ベイシス 30L」とグレーカラーの「フィクセル ライト 30L」です。
釣具のクーラーボックスと言えば、白系カラーのイメージが強いですが、今作はキャンプのトレンドカラーを抑えた新色のラインナップになっています。
ベージュ系のテントやタープを多数所持し、しっかりとトレンドカラーを抑えているAKTさん。今回は、タトンカのTCタープに合わせてノースフェイス「ホームステッドルーミー」をインナーテントに使った、シンプルなソロ仕様のキャンプサイトです。
クーラーボックスをキャンプサイトにレイアウトして置きながら、デザイン性をチェックするAKTさん。忖度のない意見を聞いてみます。
AKT
正直に言えば……個人的に、色はもう少し濃い方が好みです。ただ、私が思っていたイメージよりはシンプルなデザインで、そこは好印象ですね。
片手で持てるぐらいに軽いのにタフ!
ベージュ、グレーともにサイズは30Lで重さ5kg前後。同サイズのロトモールド系クーラーボックスと比較するとなんと半分程度の軽さです! 持ち手は片手タイプで、運搬時の時短にも繋がります。
普段は24Lサイズのハードクーラーとソフトクーラーを2個使い、食材と飲み物を分けているというAKTさん。このサイズ感はいかがでしょうか?
AKT
30Lサイズなら、一泊二日のキャンプで食材と飲み物、両方いけそうですね! 使い勝手の良いサイズ感だと思います。
片手でも楽々と持ち運べる軽量なハードクーラーですが、アウトドアで必要なタフさも兼ね備えています。ご覧の通り、大人の男性が座っても、まったく問題のない耐荷重。
クルマの積載や家での収納時に、気兼ねなく上に荷物を置けますし、友人とのキャンプ中、椅子が足りないときにも活躍しそうです。
AKT
熊には耐えられないかもしれませんが、そんなシチュエーションは少ないでしょうし、実用性は充分です。設営中、ちょっと腰掛けるときなんかにも便利ですね。
ワンタッチで開け閉めできる手軽さ!
デザインや基本的なスペックに続いて、細かいギミックをチェックしていきます。まずは、ワンタッチで開けられるレバー方式のフタ。左右どちらからでも開けられて、フタを取り外すこともできるのがロトモールド系にはない強みです。
中央のレバーをひっぱると、ガチャっと小気味良い音とともに手早く開けることが可能。力はまったく必要なく、指1本だけでも開けることができます。
AKT
最近のロトモールド系クーラーも、テコの原理で開けやすいタイプが増えてますよね。シマノのクーラーボックスは、片手で開けられるので、さらに手軽さがあります。
ストレスフリーなワンタッチ構造は水栓にも。クーラーボックス内に氷水を張ったときや、お家での手入れに便利な機能です。
キャンプ後の水洗いなら、クーラーボックスを逆さまにして水を捨ててもいいですが、過去にはこんな経験もあったそうです。
AKT
以前は10kg以上の大型クーラーボックスを使っていたのですが、逆さまにするのが大変で……。シマノのクーラーボックスなら、そもそも軽いのでメンテナンスも楽ですね。
日頃からキャンプギアのメンテナンスを欠かさないAKTさん。自宅でクーラーボックスを干しているときに、二児の父親ならではの悩みがあるようで……。
AKT
クーラーボックスを干しているとき、フタが倒れて子どもが指を挟まないかがずっと心配で……。シマノのクーラーボックスならフタも軽く、しかも取り外せるので安心ですね。
保冷力は必要充分。さらに匂いもつきにくい!?
最後は、クーラーボックスで一番重要な保冷力。ベージュカラーの「フィクセル ベイシス 30L」は氷が最大6日間、グレーカラーの「フィクセル ライト 30L」は最大5日間もキープされる保冷力(※)ということ。
どちらも一泊二日の週末キャンプには充分過ぎるスペックです。
※容量比約56%のロックアイスを敷き詰め、溶けきる前の氷が残存している期間。1日1回検温時に開閉して計測した参考数値。結果は条件により異なります。
さらに驚きなのが、内側の素材に抗菌剤が練り込まれているため、清潔に使えるという点。キャンプ中は、気がつかないうちに肉や魚の汁がクーラーボックス内にこぼれたりする可能性もあるので、これは嬉しい機能です。
AKT
抗菌剤が練り込まれているなんて、初めて聞きました……! 生魚を入れる想定の、釣りメーカーならではのアイディアですね。
新たな選択肢として「シマノ」をお忘れなく!
さて、ここまでシマノ新作クーラーボックスの詳細をご紹介してきました。最後に価格ですが、なんと税込みで20,000円台! ロトモールド系クーラーの半額程度です。キャンプメーカーにはない実用的な機能も満載で、コストパフォーマンスに優れたアイテムであることは間違いないでしょう。
これからの季節、保冷力の高いハードクーラーは必須。新しい選択肢として、シマノ「フィクセル」をお忘れなく!
ベージュカラー「フィクセル ベイシス 30L」の詳細はこちら!
グレーカラー「フィクセル ライト 30L」の詳細はこちら!
撮影協力/RECAMP おだわら
Sponsored by 株式会社シマノ
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