キャンプを楽しむための注意点を、過去のトラブルから学ぶ
キャンプ中に起こる事故やトラブル。原因の殆どは、不注意や配慮不足。初心者だけでなく、慣れたキャンパーにも、次のキャンプのために学んで欲しい実トラブルを掲載!キャンプ場のオーナーから聞いた、実際にあったトラブルたち
子どもは何をするかわからない。その①
巾10cmの柵の間に頭がすっぽり入ってしまった子ども。まさか抜けなくなると思っていなかったようですが、大人の目が子どもから離れていた時の出来事だったそうです……。子どもは何をするかわからない。その②
狭い炊事場で、水道の水を直接蛇口から飲んでいたところ、人がぶつかった衝撃で水道の蛇口が喉の奥まで入ってしまい大事故に。水を飲む際は、コップを使ったり周りの混み具合を確認しましょう!反射熱でガスボンベが破裂
夕食の準備中、ガスコンロでBBQを楽しんでいたところ、突然、ボンベが破裂! 幸い、怪我はなかったものの、一歩間違えば大惨事になっていた事件も実際に起こっています。ダッチオーブン料理や、鉄板を使った調理では、熱の反射が起こりやすいです。ガスボンベに熱がこもらない構造のコンロを使用したり、アルミホイルをくしゃくしゃにして、ボンベとアルミホイルの間になるべく隙間ができるよう包むと遮熱板の役割を果たしてくれます。
タイヤがパンク。その①
抜いたつもりのペグがまだ残っていたために、ペグの上を車で通ってタイヤがパンク……。交換用タイヤを持ち合わせていなかったため、JAFを呼ぶ羽目に。ペグの抜き忘れには十分注意が必要ですね。タイヤがパンク。その②
キャンプ場によっては、区分けを短い釘とロープでしている場所もあります。その区切りを気にせずに車で通過しようとしたところ、釘でタイヤがパンクしてしまうという大惨事が発生! キャンプ場の車の走行は徐行でゆっくり確認して進みましょう。いつの間にかカトラリー交換
トイレに行って戻ってくるまでの間、炊事場に置いていた洗った食器やカトラリが無くなっていた、という紛失届けもキャンプ場では多発。同じ製品を使っているキャンパーは沢山いるので、目印をつけることが重要です。自然のゴムによるマイカー故障
夏の暑い日、車も日陰に置きたいと思ったらしく、樹の下に駐車。運悪く、松の木の下だったため、気がついた時には車は松ヤニでべっとり……。そんな事故も起きています。駐車場の場所選びには気をつけましょう!忘れ物製造機「ハンモック」
ゆらゆらとハンモックで過ごす至極の時間。心地いい気分でその場を後にしたら車のキーを落としていた。なんてこともしばしば。忘れ物が1日に1〜2個届くこともザラにあるそうですよ。お財布や携帯、時計に車の鍵。自分の持ち物を点検することもキャンプでは大切なことです。
森は方向感覚を狂わせる
キャンプ場は自然の中にあるので、敷地内から外れると森の中ということも多くあります。軽い気持ちで入っていったら迷子になってしまい、キャンプとは思えない緊張感が走った。なんて大事になりかねない事件も。三角コーナーにう○ち!?
炊事場の三角コーナーになんとオムツが捨ててあったというトラブルも。もし「これはどこに捨てれば?」と迷ったときは必ずキャンプ場のオーナーに確認しましょう。キャンプを楽しむために必要なこと
キャンプ中の事故やトラブルは思いがけない時に起こるもの。少しの注意と配慮で回避することができます。周りを見回し、自分の持ち物には責任を持ち、共同の場所という認識を持って、これらからのキャンプを楽しみましょう!Be careful for your camping!
楽しいキャンプのために気をつけよう!