キッチンのレイアウトは奥が深い
キャンプサイトを作る時、悩みどころなのがキッチンのレイアウト。
すっきり見せるにはキッチングッズのまとめ方はもちろん、効率良く動くための配置など気を配るべき点はたくさん。そんな奥深いキッチンスタイル、お手本例を参考にレイアウト上手になるためのコツを学びましょう!
キッチンレイアウトの参考サイト特集の第1段はこちら
動きやすい導線を意識しよう
野外での料理、慣れないうちは特に手間取るので動きやすい導線を確保しておきましょう。
理想は、食材を取り出すクーラーと、切ったり下ごしらえをする作業台、そしてコンロのすべてが同じ高さにあること。家のシステムキッチンと同じように配置すると、動きやすいですよ。
それではキャンパーたちのお手本となるキッチンスタイルを見てみましょう!
サイトが狭い場合は「置き方」を工夫
小さめの区画サイトではみ出してしまう、微妙な位置に木があってうまく置けないという場合は、並べ方に工夫を。
L字や斜めに配置すると、コンパクトにまとまります。火気類は火の粉が飛んで穴が開いてしまうなんてことのないよう、タープ下に置くなら空間がしっかり取れているか確認しましょう。
いろいろ隠すとスッキリ見える
見た目も美しいキッチンにするには、収納のお約束「細々としたものは、隠す」。天板下に収納がついているタイプのキッチンテーブルなら、お皿やラップなどをストックしておけます。
こちらの方は、今では入手困難なコールマンの「フォルダブルシェルフ」を2つ使い。ゴミまで収納できていて、かなりスッキリ見えますね!
対面式キッチンスタイルもおすすめ
インスタグラムで多く見られたのが、対面式キッチン。背中を向けず子供に目をやりながら料理ができるのは、安全面でも安心ですね。
グループのみんなと話しながら作業をすることで一体感も生まれる、そんな点でもおすすめのスタイルです。
先輩キャンパーに学べ!スッキリレイアウトお手本例
テントとタープの間にキッチンテーブルを置くことで、リビングと寝室が効率よく仕切られています。バーカウンターさながらの対面式スタイルで、のんびり語り合えそう!
ロースタイルなら、キッチンもローポジションに。すべてを同じ高さにすると導線がスムーズになるだけでなく、サイト全体も落ち着いて見えます。
キッチンとクーラー、各スタンドを同ブランドで統一するのもおしゃれでスッキリ見せるワザ。アイアンクラフト……カッコいいですね! L字型の配置でコンパクトにまとまっています。
バラつきがちな調味料はひとまとめに。カッティングボード二枚と棒でスパイスボックスを自作している上級者もいましたよ! クッキングペーパーもかけられて、かなり使い勝手が良さそうです。
まな板のすぐ近くに調味料入れやコンロがあり、これなら料理の導線もスムーズ。家のキッチンと変わらないレベルの完成度ですね。
ソロスタイルなら椅子を囲うようなレイアウトで。クーラーボックス、調理テーブル、焚き火、工具類など、すべてのエリアにほんの一歩で移動できる機能的スタイルですね。
ベストなキッチンレイアウトを見つけよう
区画やフリーなど、いろいろなサイトでキャンプを経験することでレイアウト力は上がります!
味わうだけでなく、作るところから楽しみたいキャンプ料理。次のキャンプでは、いつもよりキッチンのレイアウトにこだわってみてはいかがでしょうか?
キッチンレイアウトお手本はここにも
先輩キャンパー愛用の機能的&おしゃれなテーブル紹介や、スッキリ見せるためのコツを伝授!Make Your Kitchen Useful And Stylish!
キッチンをもっと使いやすく、カッコよく!