裏原に漂うアーバンアウトドア
多くのファッショニスタで賑わうストリートの代表格・裏原宿。その一角に店を構える、アーバンアウトドアなセレクトショップ「UNBY GENERAL GOODS STORE(アンバイ ジェネラルグッズストア)」(以下UNBY)。周辺のアパレルショップとはひと味違い、コワザの効いた店内ディスプレイと独特なセレクトアイテムで話題を呼んでいます。そこで今回、UNBYの魅力を紐解きつつ、おすすめアイテムをご紹介していきます。
アウトドア好きをワクワクさせる秘密
グリーンがひと際映えるエントランスをくぐると、そこはアーバンアウトドアな世界。さっきまでの喧騒が嘘のような、なんだか心がほっとする空間が広がっていました。店の奥へ足を進めていくと、意外や意外、開放的な中庭まで……!この絶妙な居心地のよさを作り上げているものは何なのか、店員さんに話を聞いてみました。
「気軽に声をかけてくれたら嬉しい」と話す店長のやたがいさんレイアウトにこだわりアリ
――壁一面の有孔ボード、じつにユニークなレイアウトですね。
この壁には、鞄、洋服、小物などをディスプレイしていますが、実はこれ、鞄と鞄の中身を合わせてトータルで提案しているんです。鞄に似合うようなグッズや遊びをイメージしていて、スケートボードやサーフィン用のウェットスーツを一緒に展示してみたり、ステーショナリーも加えてみたり。これらの鞄に興味を持ってくれた人が、ここで新しい趣味を見つけられるようなアイテムにも出会ってもらえたらいいなって。
――中庭には驚きました。裏原の一等地、しかも店内にこんな空間があるなんて!
冬は店内が寒くなってしまうので暖かい季節限定にはなってしまうのですが、フィールドに見立てて開放しています。UNBYはもともと鞄ブランドですが、鞄からはじまる新しいスタイルも提案していきたいんです。それに、楽しいスペースは心も躍りますからね。
UNBYの世界観を醸成する、オツなセレクトアイテムの数々
――アイテムのセレクト基準は何ですか?良いものと悪いものを知らないと、いい塩梅、いわゆるいいバランスのアイテムが分からないと思うんです。しっかり作られているけど、コストパフォーマンスがよくて、なおかつデザインもいい。セレクトする時は、そのバランスを重視してます。
ナンガの「焚き火ジャケット」。表地は火の粉に強く、中には国産のダウンを封入しているので保温性もバッチリ。寒空の下の焚き火でも頼りになる(¥46,200+tax)いいモノが高いのは当たり前みたいな風潮がありますが、でもそうじゃなくて、値段も頑張ってるし、モノもいいし、自分たちもこの値段でこのスペックだったらいいですよってお客さんに自信を持っておすすめできるアイテムのセレクトをすごく考えていて。
本当に「いい!」と思ったものを、長く売っていきたい。ここに並んでいるアイテムたちこそ、いい“塩梅”なんです。鞄も人も、中身が大事。これがUNBYのコンセプト。そんな価値観をお客さんと共有できたらいいな、と思っています。アウトドアアイテムも量販店にないようなアイテムがイメージで、探したり並べたりしています。
コンパクトに収納できる組み立て式の薪ストーブ、ペトロマックス「ロキ」。使い勝手がよく、スタイリッシュなルックスはインテリアとしても優等生(¥39,000+tax)
キャンプ道具の荷運びや、火の番をするときに役立つキンコの「スキーグローブ」。レザーで防水性も高いのに、コスパよし!な万能選手。自転車やバイク乗りにも◎(¥5,800+tax)「AS2OV」のアウトドアに持って行きたいラインナップ5選
ショップを手掛ける会社UNBYの鞄ブランド「AS2OV」も店内にラインナップ。デザインよし、機能よし、コスパよし!の三拍子そろったAS2OVの鞄は、アウトドアにも持って行けるモデルが多数。ということで、アウトドアでも使えるおすすすめを教えてもらいました!おすすめ① ATTACHMENT BACK PACK
おすすめ② WATER PROOF CORDURA 305D DAY PACK
(¥32,000+tax)防水バッグというと、ターポリン生地特有のつるっとした質感だったりと、少々重たくなったりしますがそれをまったく感じない仕上がりになっています。オリジナルのコーデュラポリエステルとトリコットナイロンの間にL-VENTフィルム(透湿防水素材)をラミネートしてこの軽量を実現しているそうです!
防水素材から自社で作ったというこだわりよう! これ、やろうと思ってもなかなかできることじゃありません。それを実現しちゃうあたり、モノ作りに対する本気度を感じます。さらに、ポケットの多いウエストベルトは取り外せる仕様で、ワンショルダーバッグのように単体使用もOK。全天候型で、いつどんな時も安心して連れ出せるバックパックです。
おすすめ③ CORDURA DOBBY 305D BACK PACK
(¥28,000+tax)一見シンプルなデザインですが、ポケット多数で収納力も申し分なし。アシンメトリーに配置された携帯ポケットとウエストポケットなどの機能性も。ショルダー部分と背面がしっかり作られているので、ショルダーとウエストベルトがしっかり作られているので、重たい荷物も問題なし。長い距離でも快適に背負えます。カジュアル、ストリート、モードなど多様なテイストに似合うモデル。
おすすめ④ SUEDE SACOCHE
(¥12,000+tax)雨が降りそうな野外フェスやキャンプでも気兼ねなく使え、ちょっとした外出、なにかと荷物の多い旅先でも重宝します。深めの設計なので、長財布もすんなり。本体、止水ファスナー、ショルダーを同色で仕立てたところも秀逸すぎます。
おすすめ⑤ CORDURA SPAN 600D 2WAY BAG
右サイドにはパスカードポケットがデザインされていて、そこにパスモを入れておけばガサゴソしなくてもスマートに改札をスルーできます。男女問わずに使いやすい、トートとバックパックの2WAY仕様。持ち手のレザーもアクセントで、馴染んで持ちやすくなるところも◎です。
街とアウトドアをボーダレスに
インダストリアルな無骨さを感じる店内とは裏腹に、スタッフのみなさんはとてもアットホーム。いつの間にか、アイテムの選び方から買い物の悩みのアドバイスまでもらっちゃいました。
帰る頃には「次いつ行こう?」と思ってしまったくらい、UNBYにはなんだか不思議な安心感があります。足繫く通うファンがいるのも頷けますね。UNBYに行けば、きっと面白い何かに出会える。街とアウトドアの交差点のような、いい”塩梅”なお店が裏原宿にはありました。
【店舗情報】
UNBY GENERAL GOODS STORE TOKYO
東京都渋谷区神宮前3-18-2303-6328-0577
11:00~20:00(不定休)
*原宿ほか、大阪・名古屋に店舗展開あり
UNBY GENERAL GOODS STOREのHPをまずはチェック!
記事では紹介しきれなかったスタイルの提案やアイテム情報が多数掲載されています! アウトドア好き必見のショップ、UNBYのHPをチェックしてみてください。
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