レクタタープって?
レクタタープとは「スクエアタープ」とも呼ばれることもありますが、スクエアタープは正方形のタープのこと。レクタタープは長方形なので、実際は種類が違います。
形がシンプルゆえにスルーされがちですが、実はアレンジのきく自由度の高いタープです。
グロメットとポールを使えばアレンジ自由自在
「グロメット」とはタープの隅にあるハトメ部分のことで、このハトメがあることによってポールの抜き差しが簡単に行える様になっています。ポールを増やすことによってさまざまなアレンジのきく張り方ができるわけです。
長方形だから畳みやすい
六角形の形をしたヘキサタープは、角がわかりにくく慣れていないとたたみ方で手こずる時があります。その点、レクタタープなら形が単純なのでビギナーキャンパーや、女性でも簡単にたたんだり手伝うことができます。
レクタタープのアレンジ法
それではレクタタープの具体的なアレンジ方法をご紹介します。キャンプシーンで良くある雨や風防対策、プライベート空間の確保など使える張り方が目白押しです。
また、イケてる! と言われるような張り方もご紹介しますよ。
片側を降ろしてプライベート確保&風対策
片側のポールを2本外し、自在付きのロープをペグダウンして、テンションをかけて調節します。片側からの風が強い時や、プライベート空間を確保したい時の張り方です。ただし、暴風のときは風をタープが受けて破損の原因にもなるので、ご注意を。
サイドの真ん中にポール
雨水をサイドに流すので、中央から出入りしやすくビジュアル的にもスタイリッシュなイメージがあり「イケてる感」のある張り方です。車やテントの位置によって雨を逃がす場所をポールやロープで変えましょう。
逆に真ん中だけを下げる
サイドの真ん中だけをロープでペグダウン。真ん中だけを下げることによって、雨が降った時に雨水が逃げて、タープに雨水がたまり重さで倒壊する危険を避けることができます。
小川張り
キャンパルジャパンのセッティングテープで、メインポールが立つ位置にテントを入れ込んだスタイルです。大きさの限られた区画サイトを最大限に有効活用できる張り方です。
小川張りのセッティングテープを使った実例集4選はこちら
全て長ポールで平面屋根
全て長ポールで平面屋根風に張ります。人数の多いグルキャンに威力を発揮する張り方です。広々としたタープ下の空間で、大きなリビングスペースを作ることが出来ます。
ロッジテントの屋根
ロッジテントは出入り口にひさし部分となるキャノピーがないため、雨の際には出入り口付近が濡れてしまうことがあります。そこでレクタタープをかぶせるように張ります。ワンポールテントの屋根にも
ワンポールテントもキャノピー部分がないタイプは、雨の吹き込みやリビングスペースへの移動で濡れてしまうことがあります。タープを屋根代わりに連結させてみましょう。
同タープを真ん中ポールで連結して広さ2倍!
グルキャンならタープが同じということも!? そんな時は、真ん中のポールで連結して倍の広さを確保できます。リビングやキッチンを思いのままにセッティングしましょう。
おすすめレクタタープ
では実際にどんな種類、どんなメーカーのタープがあるのか、おすすめのレクタタープたち(スクエアタープ含む)を見ていきましょう。各メーカーそれぞれ細部にもこだわりがあります。焚き火タープ TC Recta
【スペック】
●サイズ:使用時/420×480cm 、収納時/不明
●重量:約5,270g(収納ケース等含む)
●材質:コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み、ポリエステル65%コットン35%
●耐水圧:1,500mm
※2017年生産モデルから張綱は「白」、自在は「赤のアルミ自在」に変更になります。
タープはレクタタープで決まり?!
レクタタープの魅力をたっぷりお伝えしました。長方形ならではの自由度の高さが魅力ですね。ファミキャン、グルキャンどちらでも大活躍するアイテムなので、ヘキサタープ購入後の買い足しに検討してみてはいかがでしょうか? もちろん迷わず最初から「レクタタープ」でもOKですね! シンプルな形ですが最強です。
タープの形について基礎知識を学ぶ
レクタ、ヘキサなどタープの形や特徴は様々。まずは基礎知識を学んでからお気に入りのタープを見つけてみては?Recta Tarp is the strongest!
レクタタープは最強!