寝るときのマット、何を使っています?
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自宅のベッドと同じとまではいかなくても、ぐっすり安眠できる、自分にあったスリーピングシステムを整えたいところ。
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なかでも種類が多く、何を選べばよいか迷ってしまうのがスリーピングマットです。クローズドセル、エア注入式、自動膨張式と、種類も特徴もさまざま。
サーマレストの最上級マット「モンドキング3D」とは?
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今回紹介するのは「CAMP&COMFORT」にカテゴライズされる「モンドキング3D」。アウトドアで「一番に快適な眠りを求める人」に向けたマットです。
それではその実力のほどを見てみましょう。
サーマレストのラインナップの中で一番の断熱性
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測定方法は異なりますが、ほとんどのメーカーでR値が1〜10くらいの数値の商品が多いなか、モンドキングは11超! これは驚愕の数値です。
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その厚さ、なんと10cm
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その分重量は2.5kgと重めなので、携帯性よりも快適性重視の方向けです。
伸縮性のあるニット生地
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2019年の今季リニューアルされ、表面生地が伸縮性のあるニット生地にアップデートされています。さわり心地が非常によくて、暑い季節はシュラフなしでそのまま寝ても快適に眠れそう!
並べて使いやすい3D構造
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キャンプで実際に使ってみた
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収納時の大きさ
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専用のスタッフサックに入れた状態のモンドキング3Dがこちら。収納時サイズは、直径23cm×横幅66cmで、重さは2.5kg。厚さ10cmというスペックから、もっとかさばるイメージでしたが、意外とコンパクトにまとまっています。
車載スペースにもよりますが、オートキャンプであればなんとか持ち込める大きさ。さすがにこれを家族4人分となると、かなりのスペースをとってしまいそうですね。
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インフレータブルマットの中でも、厚さが6.2cm・身幅77cmと大き目サイズのスノーピーク「キャンピングマット2.5w」と収納時の大きさを比較してみました。
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やはりマットの厚さの違いで、直径はモンドキング3Dのほうが3cmほど太くなっています。
6.2cmと10cmという厚さの差を考えると、収納時の直径にそこまでのひらきがなく、「よくコンパクトにおさまっているな」という印象ですね。
テントに敷いてみた
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MSRの2人用のテント「ハバハバNX」の中に敷いてみました。普段使っている同じサーマレストのクローズドセルマットに比べるとそれなりに場所はとりますが、窮屈に感じるほどではありません。
バルブを開くと空気が自然に入る自動膨張式
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マットをスタッフサックから出して広げて、バルブを開いて5分30秒ほど経過したところ。8割ぐらい自動で空気が入ります。
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後はパンパンにマットが張るまで、口でバルブから空気を吹き込みます。
シュラフや枕が滑らない
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枕をマットやコット上に置くとよくあるのが、滑って落ちてしまうこと。ポリエステル素材のアイテム同士だと、どうしてもツルツル滑ってしまいます。
ですがモンドキング3Dの表面は、適度な摩擦が起こるニット生地になっているので、頭を乗せても枕がずれていくような感覚はありません。
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そのため、寝返りを打ったときにシュラフとマットがこすれて「シャカシャカ」と音が鳴ることもないんです。
長さ、幅と大きさも充分。寝相が悪くても安心
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コットの上で使用できるか?
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ハイコットで使うとモンドキング3Dの厚さもあるので、地面からの高さが50cmほどになります。ヘリがないので寝ている間の落下には注意が必要です。
極上の寝心地、体が包み込まれる
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一晩過ごしてみた感想
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厚みがある安心感は寝ているときもしっかりと感じられ、寝心地は「最高」そのもの。アウトドア用のマットとは思えないほどの寝心地です。夜中目が覚めることもなく、しっかり熟睡できました。
気になった点は……
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サーマレスト モンドキング3D
●材質:50Dポリエステルストレッチニット
●サイズ:76×203cm
●収納サイズ:79×23cm
●重量:3065g
●R値:11.4
●付属品:スタッフサック
●生産国:アメリカ
●サイズ:76×203cm
●収納サイズ:79×23cm
●重量:3065g
●R値:11.4
●付属品:スタッフサック
●生産国:アメリカ
まるで自宅のベッド!最高の寝心地
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ちょっとお値段も高く、マットとしては少しかさばるため、気軽に持ち出せるマットではありません。ですが、車中泊を頻繁にする人、2泊以上の連泊をする人、真冬のキャンプが多い人にとって最高の寝心地を約束してくれる極上のスリーピングマットになるでしょう。
執筆:高久浩一