100均で作れる「簡易クーラー」をDIYしてみよう
まったくもって暑いっ! 夜のテントの灼熱地獄、パソコンの過熱、ペットもぐったりする暑さ。そんな身の周りに涼風を届けてくれる小ワザをご存知ですか? 巷で話題の「100均の発泡スチロールで作る簡易クーラー」のご紹介です。
こんな人におすすめ!
・夏のテント内の暑さを改善したい人・お子さんがいる人
・ペットを飼っている人
・家に余った発泡スチロールがある人
・電気代を少しでも節電したい人
簡易クーラーの作り方
用意するもの
・発泡スチロールのクーラーボックス・保冷剤(または袋に入れた氷)
・カッターナイフ
・いらないハンガー(保冷剤のセパレーター用)
・ペンチ
100均で材料を揃えても、せいぜい250円〜400円です! あとはどこの家にもあるカッターと、針金のハンガー、ペンチを用意します。
作り方ポイント①
まず空気の通り道を作ります。箱のフタにスリットを数本、本体に丸い穴を開けます。発泡スチロールは厚みがあるので、切るときにカッターの刃を出しすぎると、刃が根元から折れて危険ですので注意してください。作り方ポイント②
空気の通り道を作るために、保冷剤をギチギチに詰め込まず、適度に隙間をあけるのがコツ。ハンガーでバネ状のパーツを作って入れます。バネの間に保冷剤を立たせます。(※面倒臭かったら、なくても大丈夫)作り方ポイント③
保冷剤(または袋に詰めた氷)を入れます。外の熱い空気が上のスリットから入り、保冷剤で冷やされた空気が下の丸穴から出てきます。空気は冷えると重くなるため、対流が生まれます。その風の動きを利用しているんですね。置く場所は少し高めが効果的
冷やされた空気は重くなり、下に沈んで流れ出します。少し高い位置に簡易クーラーを置けば、冷気の流れを効率よく利用することができます。簡易クーラーの実力は?
いやー涼しい! フワフワと降りてくる冷気を、首筋など熱のこもる場所にスポット的に当てると、寝苦しさが和らぎました。テント全体は無理だけど、パーソナル・クーラーとしてはかなり秀逸だと思いますね。(談:アトリエばく スタッフ)
クーラーの持続時間
効果の持続時間ですが、保冷剤の大きさや環境によって変わるので大まかな目安になりますが、2~3時間は持続します。工夫をすればもっと効率的に
100均で売られている乾電池式のファンを簡易クーラーの上に置いて風を送れば、より早く広く冷気を送風することができますよ。また保冷剤をロゴスの「氷点下パック」にしたり工夫をすれば、より効果的に簡易クーラーをパワーアップできそうですね。
簡易クーラーはこんなに便利!
お出かけ時のペット用クーラーに
ペットは大切な家族。家の中の熱気で体調を崩したら大変です。そんな時はペットにジャストサイズな簡易クーラーがぴったり。夏キャンプのテント内用に
何度寝返りを打っても熱帯夜のテントでは眠れず。出入口がメッシュなのに風がそよとも吹かず。万事休すな夏のテントにはコレ!デスクの足もとに
冷房が入っているのにオフィスで汗だく。自分一人のために設定温度を下げるのもなぁ……。そんな時の個人用冷房機としてどうぞ。家の電気代が浮くかも!
あとちょっとだけ涼しくなりたい時に。冷房の温度はそのままで、簡易クーラーの冷風を上手に使えば、電気代が節約できるかも。また、自分ひとりだけのためにクーラーは使いたくないという方にもおすすめです。
労力はほんのわずか。涼を呼ぶ簡易クーラーを手作りしてみよう!
ほんの数百円の初期投資と簡単な工作で、簡易クーラーの出来上がり! しかも運転費用は0円。アウトドア用だけでなく、オフィスや自宅でも活用できます。まだまだ暑くなりそうなこの夏を乗り切るため、ぜひ作ってみてください。手持ちの発泡スチロール箱を使ったり、お気に入りのステッカーで飾るのもいいですね。
油断しているといつの間にか熱中症に
簡易クーラーとあわせて、熱中症対策グッズを使うとより効果的に身体を涼めることができますよ。Let’s make a Simple Air Conditioner!
激安・超カンタンな簡易クーラーを作ってみよう!