※ここで紹介する方法で着火を試みる場合は周囲の安全に最大限配慮してください。
しまった、着火剤忘れた……

なくても大丈夫!

そんなとき、わざわざ着火剤を買いにいかなくても、火をつける方法がちゃんとあるんです。この機会にぜひ覚えておくと役立ちますよ。
着火材ナシで火をつける際の「基本のキ」
着火剤がない場合、代わりのものを焚き付けにして、火をつけることになります。まずはその際にぜひ押さえておくべきコツを2つご紹介します。基本1. 煙突効果を意識する

秘密は「煙突効果」。中心が空洞だとこの効果が起こります。この煙突効果をうまく生かせば、着火剤ナシでも火がつけられるのです。
基本2. 最初からやたらとうちわであおがない

また、灰が舞って周りのサイトに迷惑がかかってしまうこともあるので気をつけましょう。
新聞紙で着火【王道編】

まずは、新聞紙を棒状にして火をつけ、炭に着火するテクニックからご紹介しましょう。
手順1:棒状にしたものを10本ほど用意

ちぎった紙片にそのまま火をつける人がいますが、それでは新聞紙だけが燃えて、炭に着火する前に消えてしまいます。
着火できない多くの失敗パターンに見られるのがこのポイント。市販の着火剤のように、ある程度火を持続させる必要があります。
手順2:その上に新聞紙を井げた状に組み上げる

手順3:まわりに大きめの炭を置き、新聞紙を固定

手順4:火のついた新聞紙を投入

焦ってあおぐ必要はありません。基本そのままほったらかしで、だいたい3~5分ほどたてばしっかり炭に火がつくはずです。
新聞紙で着火【裏ワザ編】

新聞紙を使って「紙薪」というセルフ着火剤を用意する方法です。
事前に紙薪を作っておく

細かくちぎって水につけた新聞紙を「きりたんぽ」のようにラップの芯に巻き付けていきます。乾いたら芯からスルッと外して、今度はしっかりと乾燥させます。これで紙薪の完成です。
煙突効果でよく燃える

キャンプやBBQだけでなく、災害時にも役立つアイデアなので、こまめに作ってストックしておくのもいいでしょう。詳しくはこちらの記事から確認してみてください。
着火剤代わりになるものは、他にもまだまだあります!
割りばしで着火

そのままだとちょっと長いので半分に折り、組み上げやすいようにするといいです。あとは新聞紙のときと同じように、まわりを大きな炭で囲って固定し、火を燃え移らせましょう。
牛乳パック、ダンボールで着火

ダンボールなどの厚手の紙は焚き付けに使えるだけでなく、広げて即席まな板として代用できるので何かと重宝しますね。
小枝で着火

乾いた小枝は水分が飛んでとても軽く、折ると「ポキッ」と乾いた音がします。この音が着火剤代わりになるかどうかの目安になります。湿っているとなかなか折れません。
松ぼっくりで着火

白樺の樹皮で着火


麻ひもで着火

ただし、とても燃えやすいのですが、炭を直接燃やせるほどの火力は発生しません。小枝などを燃やすための第1ステップとしてとらえた方がいいでしょう。
ミカンの皮や、ポテチで着火


残るは2つ。時短にこだわるなら次の着火方法を推奨します!
バーナーにのせて着火

ほぼ2、3分で着火できて、うちわで仰ぐ必要もありません。着火した炭を種火にしてBBQの炭火を広げたり、焚き火の種火に使用することができます。
ただ、この方法は炭が一気に高温になるため、炭が弾けて周囲に飛び散ったりする可能性があるので十分な配慮が必要です。かなり男前な方法ですが、時短で着火ができますよ。
エコココロゴスで着火

ロゴス エコココロゴス ミニラウンドストーブ4
■総重量:(約)0.6kg
■サイズ:(約)直径7.5×高さ3.5cm
■内容量:4個
■主素材:ヤシガラ
■サイズ:(約)直径7.5×高さ3.5cm
■内容量:4個
■主素材:ヤシガラ
アイデア次第で火はつけられる!

あえて、普段チャレンジしてこなかったいろんな火のつけ方を試してみるのもいいでしょう。新しい方法で炭に火がついたときの喜びはきっと格別ですよ
市販の着火剤を使う場合は……
もちろん着火剤があればよりスムーズに火がます。さて、どのメーカーの着火剤がいちばん長持ち?Trying to master the assigning a fire
火のつけ方をマスターしよう!