焚き火に必要な色々なグッズ、ひとまとめにしたい!
キャンプの醍醐味といえば焚き火ですが、必要なアイテムって意外と多いですよね。焚き火台はもちろんグローブに火ばさみに着火剤、薪や炭なども合わせると結構な量です。焚き火にこだわって色々揃えるほど当然アイテムも増え、持ち運びに苦労することも……。
最近では陣幕を使った焚き火スタイルもトレンドですが「気にはなっているけど荷物も増えるし、あえて買わなくても良いかなぁ」と迷っている方もいるのでは?
そこでそんな方に朗報! 焚き火まわりで役立つ3つの機能を一気にこなす超便利アイテムがあるんです。
これ、ただのバッグじゃないんです
それがこちらの「焚き火トート」。様々な大きさや形・量の荷物をスマートに運べるトートバッグを販売しているスプーンフルというブランドのアイテムで、日本製の質の良さとシンプルで飽きの来ないルックスで人気を集めています。今回は、そのスプーンフルから2020年秋に発売された「焚き火トート」に注目。単なるキャリーバッグの枠を超えた、目からウロコな多機能ぶりをご紹介します!
どこまでも便利!「焚き火トート」の三変化をチェック
使い方① 焚き火グッズの収納バックとして
一見何の変哲もないスリムなトートバッグ。でも、両サイドのホックを外してバッグを広げると……トングや炭スコップ・グローブにナタ・トーチやナイフなど焚き火まわりのグッズ一式が出現! スリム収納できるコンパクトなものなら焚き火台本体も一緒に入れることができちゃいます。
使い方② キャンプ場では薪を運ぶログキャリーに変身!
広げた状態から薪を包めば、ログキャリーに変身! 薪をビニール袋やダンボールに入れておくより断然スタイリッシュで、おしゃれなサイトにもマッチします。薪を地面に直置きしないことで湿気を防ぐ効果もあるログキャリー。たしかに便利だけどわざわざ買うのもな~と躊躇っている方こそ、多機能なこちらが魅力的では? 持ち手がついているので、移動させたいときも便利です。
使い方③ コレがスゴイ!風防にもなっちゃう
そして極めつけは……なんと風をよける陣幕に華麗に変身! 設置方法はシンプルで、まず筒状になったバッグの口元の折り返し部分に支柱を通します。支柱には直径20mmまでのタープやテントなどのサブポールや、ホームセンターなどで売っている丸棒を加工したり、流木や枯れ木でもOK。そして広げて立ち上げ、Dカンやグロメット部分にガイラインをくくり6カ所ペグダウンすれば完了です!
まさに3in1の超便利グッズ。機能的であることはわかりましたが、アウトドアで使うとなると気になるのが耐久性。焚き火シーンで心配な火の粉の影響などは、どうなんでしょうか?
気になる強度と耐火性は?
生地は熱や火の粉に強く、焚き火台など重たい物の運搬にも耐えられる8号帆布を採用。また、ホックやグロメットなどの金属類はすべて真鍮製で錆びにくく、海辺のキャンブでも安心して使用できます。さらに縫製糸には強度の高いケブラー糸を使っているため、焚き火の炎にさらされて糸が溶けてしまう心配もありません。
いくら丈夫でも、もちろん使い方には要注意!
火の粉や熱に強い素材を使用してはいますが、燃え上がった炎が直に生地についた場合はもちろん燃えてしまいます。布面積に対して大きすぎる焚き火台は使わないように、また焚き火からは一定の距離を取ったり風向きにも注意して使用しましょう。
スプーンフル 焚き火トート #56
●サイズ:76×W130×52cm(展開時)
バッグ時(マチ無し)49×38cm、(マチあり)39×33×10cm
●容量:約13L
バッグ時(マチ無し)49×38cm、(マチあり)39×33×10cm
●容量:約13L
スプーンフル 焚き火トート #57
●サイズ:展開時/100×180×72cm
バッグ時(マチ無し)/69×50cm、(マチあり)/49×40×20cm
●容量:39L
バッグ時(マチ無し)/69×50cm、(マチあり)/49×40×20cm
●容量:39L
焚き火トート#56について詳細はこちら
焚火きトート#57について詳細はこちら
スタイルに合わせて選べる2サイズ展開
焚き火トートには#56と#57の2サイズがあります。お手持ちの焚き火台と併せて使う場合はどちらが良いのか、サイズ感をイメージしてみましょう。こちらは24.1×17.8×20.3cmのUCOの「ミニフラットパックグリル」(左)と、34×25.4×28.5cm「フラットパックグリル」(右)をセッティングした様子。こう見てみると小さめの#56はソロ向け、大きめの#57ならファミリーキャンプでも使うような中型の焚き火台でも使えそうですね。
そして容量は#56が13L・#57は39L。バッグとしての使い方を重要するなら、ギアの量が選ぶ決め手になりそうです!