はじめてのソロキャンプに挑戦
普段はファミリーでキャンプを楽しんでいる筆者。子供の学校行事や体調不良などでだんだんとスケジュールが合わなくなり、行きたくても行けず悶々と過ごす日々……。
キャンプロス解消のため、ソロキャンプの決行に向けて少しずつ準備を進めてきました。
そしていよいよ迎えた、初めてのソロキャンプ! 実際にやってみて感じたソロキャンプの魅力をレポートします!
選んだソロキャンプ用テントはこれ
ソロキャンプ用のテントは、いくつかの候補の中から選んだ、ザ・ノース・フェイスの「マウンテン25」。気温などのコンディション的に、子供と一緒に行けないのは冬などの寒い時期の方が多くなるであろう、ということで、より寒冷期に適したテントを選んでみました。
設営がとても簡単だった
マウンテン25は、厚手のインナーテントにダブルウォール構造の4シーズン対応ドームテント。
幕が小さいため広げるのが簡単で、ポールも軽くて扱いやすく10分もかからずに設営完了。早く設営できた分だけ、その後の時間を有効に使うことができました。
2Pサイズにしたので内部に余裕があった
フロアは幅137cm×奥行218cmで大人2人が余裕をもって横になれる広さ。1人であればマットを敷いても半分空いているため、しっかり荷物置き場を確保できます。
インナーテントの高さは104cm。あぐらをかいて普通に座れるので、寝る前にテントの中で過ごしたとしても快適。悪天候でテントの中に籠ることになっても、苦にならなそうです。
ソロキャンプ用のテント選びはとても悩みましたが、試行錯誤の末に好みのテントと出会えました。
やってみて感じたソロキャンプの良かったところ
では、実際にソロキャンプをやってみたことでわかった、ファミリーキャンプと異なる良かったところ、気になったところを紹介します。
荷物が少なくてラクだった
ソロキャンプのときの積載写真はこちら。容量はトランクスペースの半分ほどで後方視界もしっかり確保。ソロキャンプの勝手がまだ分からず、「念のため」というものも含まれているため、まだまだ減らすことができそうです。
ただそれでも、ファミリーの場合は常にトランクがパンパン状態だったのと比べると、大幅な削減に成功! 参考までにファミリーキャンプ時の積載の様子がこちら↓。
テントは大型で、マットや寝袋・チェアも4人分。バックミラーがかろうじて見えるぐらいのところまで道具が積み上がっています。持っていく道具の量が断然少なくて済むため、積載・設営など、とにかく全ての負担が軽減されました。
駐車場から道具を台車で運ぶ必要があるキャンプ場も多いので、この荷物の少なさはかなり気楽です。今後、ソロキャンプに慣れることで更に軽量化はできそう。
とにかくのんびり過ごせた
筆者の家庭は、子供が7歳・4歳とまだ小さいため、ファミリーのときは基本的に子供に付きっきりです。トイレに連れて行ったり、着替えさせたり、一緒に遊んだり。ときには寝かしつけて一緒に寝てしまい、せっかくの焚き火タイムが台無し、なんてことも……。
ソロキャンプではそういったことが一切なく、1人のんびりと、マイペースでキャンプを満喫!
普段できないことができた
たっぷり時間があったので、普段はなかなかできないことにも挑戦してみました。麻紐で火口を作ったり、道具をメンテナンスしたり、飽きるほど薪割りをしてみたり。
夜もたっぷり焚き火をして、心ゆくまでカメラで星空撮影の練習……。何にも妨げられることなく、贅沢この上ない時間を過ごすことができました。
ファミリーキャンプと勝手が違ったところ
初めてのソロキャンプは、最初から最後まで自分の好きなように過ごせて、疲労も少なく大満足! ただ、いくつかファミリーキャンプとは勝手が違うな、と感じるところもありました。話し相手がいなくて寂しかった
当然ですが、1人きりのため終始無言。一泊二日のキャンプで人と話したのは、受付をする際や他の方とすれ違って挨拶をするときぐらい。
ファミリーだと、話し声が聞こえないときが無いぐらい賑やかなので、普段とのギャップに少し戸惑ってしまいました。寂しさを紛らわすために、焚き火をしながら「暖まるな〜」などと無駄に独り言を言ってみたり……。
設営は大人2名の方が効率的な場面もある
今回のキャンプでは、オープンタープを張ってその下にテントを配置しました。もちろんソロキャンプは荷物運びから設営・撤収まで全て1人。
タープの設営は1人で行いましたが、やはり2人の方が効率的でラクだなぁと実感。このあたりはソロキャンプに慣れてくれば、1人で建てる方法も染み付いてくるのではないかと思います。
ファミリーとは異なる気分で過ごせるソロキャンプ
やっと実現することができた初めてのソロキャンプ。何から何まで自分の思い通りに過ごすことができ、大満足!
まだ慣れていないため、どこかソワソワしてしまうところもありましたが、一度経験したことでソロキャンプという選択肢がしっかり増えた気がします。今後は、より一層1人の時間を楽しめそう。そして、快くソロキャンプに行かせてくれた妻に感謝!