【パパも子供も大喜び】ママの“キレイ目”アウトドアコーディネイトはこうつくる!

アイキャッチ・記事中画像撮影:佐坂 和也

ママのみなさん、ファッションも結構見られてますよ!


独身の頃は洋服が好きで、ファッション誌にも毎月のように目を通しオシャレをするのが楽しかったけど、結婚して子供を授かってからは自分のファッションなんて二の次、三の次。

そんな毎日を過ごしているなか、家族や友人たちからアウトドアに誘われた際、どんなコーディネイトがいいの? と迷うママキャンパーもいるのではないでしょうか。


もちろん家族や子供のために奔走するママは立派です。でもせっかくアウトドアを趣味にするなら、ファッションも楽しめる余裕が欲しい! という人もいるはず。

ある程度センス良く服を着こなしたいですよね。そんなコツを、コーディネイトのプロに聞いてみました。

【教えてたくれたのはこの方】スタイリスト 川崎祐美さん

プロフィール:スタイリスト高橋毅氏に師事し、2017年に独立。広告・アーティスト・PVなどを中心にフリーランスのスタイリストとして幅広く活躍する。また、スタイリストとなる以前はファッションブランドのセールススタッフとしての経験を持つ、根っからのファッション好き。
カジュアルとはいえラフ過ぎずアウトドアシーンにも馴染むという、TPOに合わせたママのアウトドアファッション。おすすめのコーディネート3パターンを川崎さんにスタイリングしていただきます!


SCENE1:仲良しだから気兼ねなし!友達ファミリーとキャンプ

気心の知れた友達ファミリーに誘われたキャンプ。友人同士で子供たちも多いため、カジュアル度は高めでも問題ないとは思いますが、友達とはいえ、ラフ過ぎるのも……。シンプルだけど、さりげなくトレンドを抑えておくことで差を付けてみてはいかが?

ベースはカジュアル、でもスカートでちょっとフェミニンに

スウェット¥20,000(フィーニー/問い合わせ フィーニー・03 6407 8503)、スカート¥15,000(ヘリーハンセン/問い合わせ ヘリーハンセン原宿店・03 6418 9669)、キャップ¥5,800(ヘリーハンセン/問い合わせ ヘリーハンセン原宿店・03 6418 9669)、スニーカー¥12,800(キーン/キーン・ジャパン・03 6416 4808)

着替えのしやすいシンプルスタイルが良いと思います。コーディネイトのポイントとなるロングスカートは撥水加工が施されているので、万が一飲み物をこぼしてしまったり、川辺や海などさらには多少の雨でも怖くありません。汚れ防止にもなるので安心です。

全体的に落ち着いたトーンなので、足元にカラーを入れることで暗い印象にならないようバランスを取るのもポイント。またキャップは日焼け対策に有効なのはもちろん、次の日の朝、髪型をごまかせるので便利ですよ!(川崎さん)

宿泊しても着替えやすいざっくりとしたスウェットは、リラックス感があってグッド! フロントの大きなカンガルーポケットも、収納力抜群で使い勝手も良いんです。


ママっぽいロングのフレアスカートは、ナチュラルな風合い。コットンタッチでありながら撥水加工が施してあるのは、流石アウトドアブランドが作ったスカートですね。


スニーカーは落ち着いたカラーのコーディネイトのアクセントとなる、カラフルなものをチョイス。キャンプの翌朝、髪型をごまかすのにも有効なキャップ。これ使えます!

SCENE2.今日が初対面…パパの同僚ファミリーとバーベキュー

出典:PIXTA
パパの会社の同僚や上司などから、家族でバーベキューに誘われるなんてシチュエーションも少なからずあることでしょう。同僚or上司によっても多少コーディネイトに変化が見られそうですが、カジュアルながらも清潔感のあるコーディネイトが好印象です。

清潔感は大前提!ほどよいアクティブさも忘れずに

ベスト¥15,000 (ヘリーハンセン/問い合わせ ヘリーハンセン原宿店・03 6418 9669)、カットソー ¥19,000(フィーニー/問い合わせ フィーニー・03 6407 8503)、シャツ ¥11,000(エーグル/問い合わせ エーグルカスタマーサービス・0120 810 378)、ブーツ ¥21,000(キーン/キーン・ジャパン・03 6416 4808)

バーベキューの準備やテーブルやチェアの設営などをテキパキと手伝えるように、パンツスタイルで動きやすいコーディネイトが良いと思います。そのためにはアウターではなく、ベストの着用でアクティブさを印象づけることができるはずです。

腰に巻いたシャツはコーディネイトのワンポイントになりつつ、ベストだけで寒くならないよう寒さ対策にも使えます。さらに屋外だと足元から冷えるので保温性も考え、ぬかるんだ場所でも気兼ねなく歩き回れるようにマウンテンブーツをチョイスしました。

シンプルになり過ぎないよう色のアクセントとして腰に巻いたチェックシャツ。もちろん寒さ対策として着用することができるので、1枚予備として持っておくと便利です。


フリースベストやダウンベストは保温性の高さはもちろんアクティブさを演出し、動きやすいのが大きな特徴。シンプルなコーディネイトでもレイヤード感が充分に伝わります。

マウンテンブーツのシューレースと、腰に巻いたチェックのネルシャツの赤のカラーがコーディネイトのポイント。リンクしたカラーが統一感のあるスタイルを作ります。

SCENE3.アクティブママ集結!ママたちだけでグループキャンプ

出典:PIXTA
キャンプの楽しさに気づき、ついには気の合うママ同士でのキャンプに誘われるようになることも。そんなときくらいママであることを忘れて純粋にアウトドアファッションを楽しんでも良いはず! ファッションの話で盛り上がれるのも楽しいひとときなんです。

女性らしさとアウトドア感、そのバランスを楽しんで

ワンピース¥18,000(フィーニー/問い合わせ フィーニー・03 6407 8503)、カーディガン¥22,000(ペンフィールド スポーツウエアインク/ヤマトインターナショナル株式会社・03 5493 5651)、パンツ¥15,000(エーグル/問い合わせ エーグルカスタマーサービス・0120 810 378)、ブーツ¥18,000(キーンキーン/キーン・ジャパン・03 6416 4808)

女性同士のキャンプなので、Vネックや深くスリットの入ったワンピースなどのアイテムを使用し、より女性らしさを演出しました。ママ同士ということで足元はファッション性を意識したサイドゴアブーツデザインなどを履いても良いかと思います。

ただしあくまでもキャンプのシチュエーションであることを忘れずに、アウトドアブーツの機能性は欲しいところ。全体的にリラックスできるシルエットにしつつ女性らしさも大切にし、首元をざっくり開けるなどキレイ目にまとめました。

清潔感のあるオフホワイトのフリースアウターをメインに、ざっくりと開いた胸元のVネックデザインが女性らしさを演出してくれます。

ママ同士のファッションなら、ある程度攻めてみてもいいかも! スリットの深く入ったワンピースは、より女性らしいコーディネイトに見えるはず。もちろん動きやすいことは前提です!

テーパードのかかった細身シルエットのコーデュロイパンツとサイドゴアブーツは、落ち着いた大人の印象に。最近はサイドゴアブーツもアウトドアブランドから多く発売されているので、キャンプ用に手に入れてみては?


TPOをわきまえてママも最大限にファッションを楽しもう


アウトドアファッションとはいえ、キレイ目にまとめたシーン別コーディネイト。もちろんこれらのスタイリングがすべてではありませんが、各々のシーンを考えてコーディネイトすることがファッションの面白みでもあります。

ママたちだってファッションを楽しみたいのは当然のこと。TPOをわきまえて最大限にファッションを楽しんでみてはどうでしょう? きっとファッション熱も再燃することでしょう。

カメラ/佐坂 和也
ヘア&メイク/加藤 康
モデル/本山 あや


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