今おすすめの旬なダウンを教えてほしい!
本格的な冬の到来でアウターが手放せなくなってきた近頃。定番から最新アイテムまで横浜の人気アウトドアショップ「GOOD OPEN AIRS myX(グッドオープンエアズマイクス)」にお邪魔しておすすめのダウンジャケットを教えてもらってきました。今回ショップのおすすめダウンを紹介してくれたのは、笑顔が素敵な中川さん。独自のセレクトで根強い支持を集めるショップはハイセンスなアウターがいっぱい。
当店はいろいろな層のお客様がご来店されるので、なるべく多くの方のニーズにお応えできるような品揃えになっています。特にダウンアウターに関しては、各ブランド魅力的なアイテムをリリースしているので、この中から8種選ぶとなると……甲乙つけがたいですね。
「ダウン」と一言で言ってもデザインや機能は様々。ここは中川さんのセンスを信じて、早速おすすめダウンを紹介してもらいましょう!
まずはアウターにおすすめなダウン4選
①マウンテンイクイップメント「RETRO LIGHTLINE DUVET」
レトロなデザインが魅力的なイギリスの老舗メーカー、マウンテンイクイップメントのダウンジャケット「RETRO LIGHTLINE DUVET(レトロライトラインデュベ)」です。
600フィルパワーのダウンを封入し、表地が撥水加工済みなので見た目とは裏腹にハイテクなんですよ。
ちょっとくらいの雨なら気にせず済むのは嬉しいポイントですね。保温力に関しても一工夫してあり、ステッチの幅を大きめに取ることでダウンの持つロフトを最大限に引き出しているんだそう。
フードはスナップで簡単に取り外しができるので、シーンやスタイリングによって表情を変えることもできます。
70年代のクライマーが好んで着たデザインはそのままに、現代の生地や技法で製品をアップデートし復刻させたブランド渾身の一着です。
②パタゴニア「JACKSON GLACIER JACKET」
こちらは保温性と防風・撥水性に長けたパタゴニアのダウンジャケット。700フィルパワーのインサレーションに、2レイヤーの表地が風を防いでくれるのでかなり暖かいです。
ステッチラインも縫製ではなく接着することでダウンのかたよりを防いでくれます。
まさにシンプルイズベスト。完璧な引き算で必要な機能にのみ特化させるあたり、さすがはパタゴニアですね。縫い目がないことで防風性にも期待ができます。
耐久撥水加工も施してあるので、雨の時は気持ちいいくらいに水を弾いてくれますよ。また、風が強い日は首元と裾のドローコードに助けられるはず。裾のドローコードはポケット内のトグルを引っ張ることでクイックかつスマートに調節可能です。
タフな表地に抜群の保温力、さらには透湿性まで備わっており、どこを取っても死角なしのダウンジャケット。まさにこれさえあれば安心の一着ですね。
③ザ・ノース・フェイス「BELAYER PARKA」
ザ・ノース・フェイスのダウンも外せないですね。これは表地にGORE-TEX社のWINDSTOPPERを採用した完全防風のダウンジャケットです。
光電子ダウンをたっぷり封入した保温力抜群な一着。さらにシェイプドバッフル構造という特殊な仕組みで、体の冷えやすい部分から熱が逃げないような作りになっています。
これはすごい。寒さの主な原因である風を完全にシャットアウトしてくれる上に、保温した熱を逃がさない優れもの。しかもジップを閉めると口元までネック部分が来るのでこれならマフラーいらずで便利ですね。
内ポケットも真冬のゴツいグローブのような安心感があります。さらにストレッチ性があり大容量なので身の回りの小物なら、このアウター一着に収められちゃいます。
確かにヘビーアウターはボリュームがあるので、できるだけカバンは荷物を減らしてコンパクトにしたいところ。ジャケットに小物類が収納できるだけでもだいぶ変わってきますね。
重ね着派の強い味方、インナーダウン3選
ここからはインナーダウンのご紹介。これら3つのウェアの中には、アウターと謳っているものもあります。ですが中川さん目線でシェルなどのアウターを羽織ることでインナーとしても着られる自由度の高いダウンをセレクトしてもらいました!④モンベル「スペリオダウン ラウンドネックジャケット」
当店でも人気が高い、モンベルのインナーダウンです。軽くてコンパクトでリーズナブル、800フィルパワーのダウンを有しているので真冬はシェルなど防風性の高いアウターの中に着ればかなり保温してくれます。
もはや定番と言っても過言ではないこちらのダウンの魅力は、なんと言ってもコスパが高いところ。156gの超軽量ジャケットなのにしっかり暖かい、となれば一着は持っていたいですよね。
最近では、ビジネスマンがジャケットの中に着ているのもよく見かけるようになりましたね。レイヤードを楽しみたい方や、常にカバンに忍ばせておきたい方にはもってこいのマストハブな一着。
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⑤アークテリクス「THORIUM AR HOODY」
アークテリクスのこちらのミッドレイヤー「ソリウムARフーディー」は、かなりスタイリッシュな作りでかっこいいですよ。750フィルパワーのダウンに、湿気のたまりやすいフード・袖口・わき下にはコアロフトを配合して疎水性を高めています。
無駄を削ぎ落としたディテールと隠れたテクノロジー、デザインと機能性を両立させたスペシャルなインナーダウン。
さらに今季のソリウムは、スタッフサック付きの内ポケットも追加されたとのこと。これはますます魅力的なダウンウェアに昇華しています!
口まですっぽり隠れるネック部分は立体的な作りになっているので、フードを被った時に締め付けがキツ過ぎず緩すぎずのちょうど良いフィッティングになっています。デイリーに使いたいアウターだからこそこういう細かい気遣いは嬉しいですね。
⑥コムフィ―「COMFY DOWN」
最近アウトドア好きからの注目もアツいコムフィーからは、ヴィンテージモチーフのインナー&アウターどちらもいけるダウンジャケットが今年はおすすめです。
どちらかというとデザイン性重視のアウターですね。表地は厚手のナイロンを採用しているので耐久性に優れています。襟なしタイプもあるので、よりインナーとして使いたい方はそちらもおすすめ。
ダイヤキルトがミリタリーテイスト漂っていてかっこいい一品。オシャレなだけじゃなく保温力もあり、街で着るには十分な機能を持っています。上からシェルなどを羽織ればアウトドアでも使えますよ。
二列に取り付けられているスナップボタンで身幅を調節できるだけでなく、デザイン的にも遊びがあってインパクト大! ファッション性重視の方は要チェックのアイテムですね!
キャンプに使えるあったかダウン
⑦グリップスワニー「FIREPROOF DOWN JKT」
こちらは、キャンパーにはおなじみグリップスワニーから発売されている焚き火用ダウンです。難燃素材を採用しているので、安心して焚き火や火元作業をすることができるのが魅力。
フロントには同社のグローブを収納できる深めのポケットも付いているので、焚き火の時にセットで使うことでよりスムーズに作業をすることができます。さすがグリップスワニー、ツボを押さえてます。
「FIRESHIELD」という難燃素材を採用することによって、ありそうでなかった、焚き火の前で心置きなく使えるダウンジャケットを実現。デザインもレトロで、汚れの目立たない色をしており街でもフィールドでも活躍間違いなしの一着になりそうです。
日本古来の防寒着といえば…?
⑧ディス イズ メイド イン ジャパン「DOTERA DOWN」
2〜3年ほど前から各ブランドが和モノアウターを出していますが、とことん日本性にこだわった一着がこちら。その名も「THIS IS MADE IN JAPAN(ディスイズメイドインジャパン)」というブランドのダウンジャケットです。
おお、見た目は完全に半纏(はんてん)ですね。この「DOTERA DOWN(ドテラダウン)」は商標登録もしてあるそう。機能とデザインが気になるところです。
表地は60/40クロスを採用し、上質なフランス産ホワイトダックダウンをたっぷり詰め込んでいます。
確かに羽織ってみると見た目以上に軽くて暖かい。これは新発見です!
四国の工場で手間をかけて作られているので、量産ができないんです。例えば襟元ですが、着物と一緒で本来は平面なんですが、CADで設計しなおして立体的に仕上げ、ベルベットを採用することで肌触りとデザイン性をアップデートしています。
並々ならぬこだわりを感じますね。一見ユニークなダウンジャケットですが、お遊びではなく本気で歴史的な着物を近代テクノロジーでアップデートしている様は、多くのアウトドアマンの心に刺さりそうな一品なのです。
どのダウンが好み?
おすすめのダウンを8着教えていただきました。お気に入りの一着は見つかりましたか? 用途によって色々なダウンがあることも具体的にわかりましたね。皆さんも自分に合った一着を見つけてください!▼ショップ情報
GOOD OPEN AIRS myX
(住所)神奈川県横浜市神奈川区栄町7−1 myXビル
(電話)045-459-2288
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※2018年は12月29日土〜1月3日木 年末年始休業
年明けは1月4日金午前9時より営業
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