ローカスギアのシートを手に入れた!

ただのシートでいったい何がどうすごいのか。実際に使用した感想を入れつつ、みなさんにもご紹介していきたいと思います。
テント、シェルターだけじゃないんです

そんなローカスギア製品のなかでも、今回の「マルチ シート タイベック」はとりわけイチオシなんです! その証拠をご覧いただきましょう。
タイベックという素材、ココがスゴイ

ゴアテックスについてはキャンパーの皆さんであれば知っていますよね。ゴアテックスのような透湿性もありつつ、そのほかにもすぐれたポイントがあるんです。
とにかく軽い

おそらくこの説明ではピンとこないですよね……簡単に言ってしまえば普通の紙よりもずっと軽いということです!
耐久性が高い

本来は建築用素材として開発されたものであり、さまざまな建物の壁面でじつはタイベックが活躍しているんです。
水に強い

濡れてしまっても、素材じたいの強度変化はほとんどありません。この特性はアウトドア用品としてうってつけですね!
こんなに使える!ローカスギアのタイベックシート

①荷物置き用のシートとして

4辺には合計8カ所のループがあるため、ペグ打ちをすれば固定できます。ただ薄い分地面の凹凸からは保護してくれないので、石があったり平面でないところは避けたほうがいいです。
サイズは240cm x 146cmと1人で使うには十分すぎる広さ。手触りはプラスチック的なつるつるしたものではなく、どちらかというと布に近い肌ざわりです。滑りづらいので物が倒れたり動かないのも好評価ですね。
②テントのグランドシートとして

薄い生地感で折り目のクセがつくこともないため、テントの大きさに合わせて簡単に折りたたんで調整することができました。
土砂降りの大雨などではさすがに厳しいですが、しっかり耐水性があるため多少の雨ならじゅうぶん防いでくれますよ。
③ソロテントやハンモックのタープとして

ポールの数や高さ、ガイロープの長さを調整すれば、豊富に用意されたループによりさまざまなバリエーションで設営することができます。ぜひ手持ちのポールを使って自分流にアレンジしてみてください。
④ULスタイルのタープ泊用として

ビギナーのかたにはちょっとハードルが高いかもしれませんが、暖かい時期になればチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
⑤サイトの風防(ウインドシールド)として

こちらもポールを追加してくの字型にしたりと、その日の風向きに合わせて設営してみてください。しかしシートの耐熱性は高くありません。火元には近づけすぎないよう注意してください。
⑥野外映画上映のスクリーンとして

夢中で観ている当人には分かりづらいですが、野外での映画は思いのほか明るいもの。使用する際は他のキャンパーの迷惑にならないようプロジェクターの向きなどに注意しましょう。
今回使ったのはこのシート

これだけ使えてこの価格は、正直いってかなり“買い”なのではないでしょうか?(※写真に写っているガイロープ等は製品に付属していません)
詳しくはこちら
気になった点は……
しかしどんなイイものでも1つや2つ、気になることはあるものです。実際に使ってみた中で気づいたこともお伝えします。白なので汚れが目立つ

泥や雨などの水性の汚れであればある程度弾いてくれるのですが、砂や土埃などが繊維に付着してしまうとなかなか落ちづらいです。定期的にやさしく水洗いすることで軽減することはできます。
ロープワークが必要

自在結びやもやい結びなど、キャンパーの基本ともいうべき結び方はぜひともマスターしておきましょう。せっかくいいシートを持っていても、それを生かせないのではもったいないです。

マルチの名前は伊達じゃない!

アイデア次第で使いみちはさらに広がる予感。オリジナルの活用法もぜひ試してみてくださいね。
執筆:髙橋敦
シートってやっぱり便利!
「魔法のシート」なんてのもあります。Let’s get the Multi Sheet Tyvek of LOCUS GEAR!
ローカスギアのマルチシートタイベックを手に入れよう!