※記事中の表示価格は2019年12月現在の税込価格です
愛用のホットサンドクッカー、何に入れてる?
キャンプの朝食やおやつ作りに重宝なホットサンドクッカー、どうやって運んでいますか? ケース付属のものならさておき、ない場合は入れ物に困ることも。
筆者のホットサンドクッカーも、裸のままギアボックスに収納していました。運ぶ時にガタガタするし、何かいいものはないかと探していたところ……。
100均の布製鍋敷きがぴったりだった!
日課の100均パトロールで見つけたのは、四角いキルティング布の鍋敷き。ふかふかで、サイズもホットサンドクッカーのフライパン部分にぴったり!?
縫わずに簡単に加工できる、布専用の強力なボンドも発見。それでは、サクッと簡単にオシャレなカバーができちゃうやり方をご紹介!
工程① 鍋敷きを貼り合わせる
材料は鍋敷き2枚
好みの鍋敷きを2枚選びます。それからヘアゴムと大きめのボタン1個を用意しましょう。横幅の広いものなど、形状によっては入らない場合もあるので、お手持ちのホットサンドクッカーのサイズを確認してから作ってくださいね。
秘密兵器は布用ボンド「裁ほう上手」
こちらが今回の立役者、「裁ほう上手」。針も糸も要らない布用の強力接着剤です。
スティック状で手も汚れず、アイロンも不要。接着して24時間後には洗濯も可能というスグレモノ! これで鍋敷き同士を貼り合わせますよ!
「裁ほう上手 スティック」は、ホームセンターの接着剤コーナーや、手芸用品店で手に入ります。
貼り付ける前にちょこっと下準備
片方の鍋敷きの輪を取り去ります。留め付けてある糸を切って輪を伸ばし、半分ぐらいの長さにカット。
ホコリや糸くずを取り除き、縁に干渉しないようやや斜めに貼り付けます。輪の切れ端と本体の両面に「裁ほう上手」を塗りましょう。
そのまますぐに貼り合わせ、ぎゅっと押さえて接着してください。
2枚を貼り合わせる
2枚の鍋敷きを左右対称に、内側になる面を上にして置きます。右側は、輪を切って貼り付けた面を上に。
糊付けの位置を決める
お次は糊付け作業です。注意すべきは、ハンドルを通す箇所の幅。
お手持ちのホットサンドクッカーを鍋敷きの上に置き、ハンドルの1番太い部分がゆったり通る幅を測って印をします。上の方は、角のカーブのすぐ下、直線の終わる所に印を付けてください。
L字に糊を塗る
縁取りの細い布地の上に、印の通りL字型に糊付けします。白くなる程度にたっぷりと「裁ほう上手」を塗りましょう。
塗ったらすぐに貼り合わせてください。
洗濯バサミでぐるっと固定!
ここで、洗濯バサミがあると大活躍。事前に家中の洗濯バサミを集めておきましょう! しっかり接着させるため、「裁ほう上手」を塗った所に、隙間なく留めていきます。
このまま2〜3時間固定します。洗濯バサミを外し、くっついたのを確認したら、カバー本体は完成!
万が一使用中に剥がれてきた場合は、もう一度両面に「裁ほう上手」を塗って圧着すれば復活します。
工程② ストッパーを縫いつける
使うのは100均のヘアゴム
ホットサンドクッカーがカバーから飛び出ないよう、ストッパーを設置していきます。デニムのカバーに合う、ダークブルーのヘアゴムを100均で購入。
ゴムを綴じつける
ここからちょっとだけ針と糸を使いますよ。本体の裏側中心に、太い糸でヘアゴムをぐるぐると綴じ付けます。
ボタンを付ける
カバーを表に返し、中にホットサンドクッカーを入れます。裏側からゴムを伸ばし、ちょうどよくテンションのかかる所にボタン位置の印をしましょう。
印をした所に、ボタンをしっかり縫い付け。これで作業はおしまい!
シンプル&オシャレなカバーが完成!
ジーンズのスタッズに似たボタンを選び、カジュアルな印象に。100均の素材とは思えない仕上がりです!
カバーがあれば、ホットサンドクッカーを保護してくれますし、無造作に置いてもテーブルやキッチンラックが傷つくこともありませんね。
調理中はフックに掛けられる
鍋敷きの輪を1本残してあるので、調理中はカバーをフックに掛けておけますよ。
さてさて、縫い物が好きな人なら、針と糸で縫い合わせるのももちろんOK! オーソドックスですが、可愛くできちゃうやり方を次でご紹介します。
もちろん、縫い合わせるのもアリ!
縫い物が得意なら「裁ほう上手」を使わずに、縫い合わせても可愛いですよ。スター柄の鍋敷きに白い丸ボタン、アメリカン・カジュアルなワッペンでポップに!ブランケット・ステッチで縫う
まず、縫い目を揃えやすくするため、鉛筆で印をつけます。ここでは1cm間隔で点を書きました。
使うのは、太めの木綿糸または刺繍糸の6本取り。
手前から針を入れ、針の向こう側に糸を引っ掛けます。針を引き抜き、糸を横にピンと伸ばして縫い目を整えてください。これの繰り返しです!
※ブランケット・ステッチの縫い方:動画はこちら
鍋敷きの色が違うだけで、けっこう印象が違います
カーキグリーンやブラックの鍋敷きで作れば、男前スタイルのギアとも好相性。お好きなワッペンを貼って個性を出すのも◎。パーツの選び方で、こんな風に印象も変わりますよ!おまけ・ハンドルカバーも作れる!
鍋敷き1枚+「裁ほう上手」でできる
今回大活躍の「裁ほう上手」。スキレットやメスティンのハンドル用カバーがあっという間に作れるんです。
材料はこれだけ!
材料は、100均の鍋敷き1枚と「裁ほう上手」だけ。3つ折りにして糊付け
輪が真ん中に来るよう、鍋敷きを3つ折りにします。右側全体にたっぷりと「裁ほう上手」を塗りましょう。
左側全体にも「裁ほう上手」を塗ってください。
「裁ほう上手」を塗った面同士を貼り合わせましょう。
重石をして固定
本などの重たいものを載せて、2〜3時間静置します。
ハンドルカバー、完成!
スキレット等の他にも、クッカーのハンドル、鉄のフライパンの柄にも使えますね。
同様に、鍋敷きよりももっと小さい布製のコースターで作れば、シェラカップやソロ用クッカーのハンドルカバーができますよ。
ホットサンドクッカーに、オリジナルカバーを!
安い、早い、そして見た目も楽しめる。手作りのカバーで、ホットサンドクッカーを守ってあげませんか?
キャンプギアの雰囲気に合わせてパーツを選べば、トータルコーディネートも可能です!