教えて先輩!アウトドアのプロが、キャンプに必ず持っていくものとは?【#5 宮崎秀仁さん】

アイキャッチ・記事中画像撮影:比留間保裕

プロが教えるアウトドアの必携ギア


数あるアウトドアアイテムの中から納得の行く逸品を手に入れるには、詳しい人に聞くのが一番! というわけで始まったこの企画。毎回、キャンプの知識と経験が豊富なアウトドアのプロたちに、キャンプの“必携ギア”を聞いていきます。

第5回目は、38パレットがヒット中の人気ガレージブランド「38explore」の宮崎秀仁さんに直撃!

フィールドのアイディアマン、38exploreの宮崎秀仁さん


あるときはシェルコンの天板に、あるときは三脚のテーブルに早変わりする「38パレット」が人気のガレージブランド38explore。主宰の宮崎さん(通称ミヤさん)は、その独創的なカスタムセンスで多くのキャンパーから支持を集めています。

ギア選びの審美眼はもちろん、より便利で快適に使うために試行錯誤されたミヤさん流のカスタムは、どれもマネしたくなるものばかり。さっそく、厳選いただいた5つのギアを紹介していきましょう!


宮崎秀仁さんの必携ギア#1:セルフカスタムのチタンクッカーセット


最初に紹介いただいたのが、こちらのクッカーセット(購入時合計価格:総額1万5000円前後)。パッと見は普通のクッカーですが、実はこの中にアルコールストーブとシェラカップがふたつも収納された、ミヤさんオリジナルのスタッキング仕様なのです。

すべてのギアをチタンにこだわってセレクトしているため、コンパクトなうえに軽量。趣味の山登りのときも随時携行しているほどお気に入りだとか。

きれいにスタッキング収納させたかったので、組み合わせるアイテムは試行錯誤しました。結果、神フィットとなったのがこの組み合わせなんです!

一式を紹介すると、左上から時計回りに、キャプテンスタッグのケトルクッカー(チタン)、フィールドギアスピリッツの五徳セット(チタン)にエバニューのアルコールストーブ(チタン)、ベルモントのチタンシェラカップ深型の480mlと250mlです。

ラーメンを作ったり、コーヒーを淹れたりするにはちょうどよいセットなので、ソロの方にもおすすめです。

ITEM
キャプテンスタッグ チタン製ケトルクッカーセット
●サイズ:外径約125×高さ72mm(本体のみ)
●満水容量:約900ml
●実容量:約600ml
●重量:約150g
●材質:チタニウム


ITEM
エバニューチタンアルコールストーブ
●サイズ:径7.1×高さ4.2cm=内径3.9cm
●タンク容量:70ml
●質量:34g


ITEM
ベルモント チタンシェラカップ深型480(メモリ付)
●サイズ:直径119mmx深さ58mm
●容量:480ml
●重量:71g

宮崎秀仁さんの必携ギア#2:トランギアのストームクッカーセット


こちらも10年以上愛用しているという、トランギアのストームクッカーセットL(購入時価格:1万6000円前後)。最初に紹介したチタンのセットはコーヒー用、ストームクッカーは食事用と使い分けをしていて、こちらのギアにもミヤさん流のカスタムが随所に施されています。

ストームクッカーは非常に優れたクッカーですが、欠点もあるんです。ひとつはフタが付いていないこと。別売りの純正のフタは穴が空いているので、米を炊くのに向いていない。自分は100均で見つけたフタをインストールしました。

ふたつめは、小さな鍋が安定して置けないこと。この欠点をクリアするために、ユニフレームのロースターを追加しました。これならシェラカップも安定しますし、餅やパンを焼くこともできます。

燃料は付属のアルコールストーブのほかに、ガスストーブも併用。なお、追加されたギアもすべてスタッキングできるように計算し尽くされているのだとか! さすがミヤさんです。

ITEM
トランギア ストームクッカーL・デュオーサル
●収納サイズ:直径22cm×高さ10.5cm
●重量:1,130g


ITEM
ユニフレーム ミニロースター
●収納サイズ:約φ150 x 15mm
●重量:約110g
●材質:下網 / 特殊耐熱鋼FCHW2、上網 / 鉄・クロームメッキ

宮崎秀仁さんの必携ギア#3:ロッキングチェア仕様のヘリノックスチェア


続いてのギアは、ヘリノックスのタクティカルチェア(購入時価格:1万5000円前後)。定番中の定番ですが、ミヤさんのヘリノックスは座り心地への追求に余念がありません。

ウールのシートカバーは、IKEAのSKOLDというもの。座り心地がフカフカになりますし、冷気を遮ってくれるので冬キャンプにおすすめです。ロッキングチェアの脚はカタパルトファクトリーのもの。

ユラユラできるので座り心地がいいですし、重さが増すので強風でも飛びにくくなります。地面が柔らかいキャンプ場や雪中キャンプでも脚が埋まらないというメリットもありますよ。

実際に座らせてもらいましたが、フワフワ&ユラユラは予想以上の心地良さ。


そしてこちらのストラップは、ミヤさんのお手製。かさばるロッキングチェアの脚が本体とセットになっているので、持ち運びも便利そうです。

縫製やミシンはできないので、ミリタリーのテープとバックルを組み合わせただけです。ハンドル部分はガイロープで編んでみました。カーミットチェアも好きですが、この持ち運びやすさはヘリノックスならではですね。

カタパウトファクトリーの脚は現在廃盤品とのことですが、ヘリノックスの純正パーツもあるのでカスタムしてみてはいかがでしょうか。

ITEM
ヘリノックス アウトドアチェア タクティカルチェア
●使用時サイズ:幅52cm×奥行き53cm×高さ67cm
●収納時サイズ:幅37cm×奥行き10cm×高さ12cm
●重量:1020g
●耐荷重:145kg


ITEM
ヘリノックス ロッキングフット/タクティカル用



宮崎秀仁さんの必携ギア#4:着脱をスムーズにしたL.L.Beanのビーンブーツ

キャンプのとき、天候や用途に合わせてシューズを何足も持っていくのは面倒くさいじゃないですか。できれば一足で済ませたいんです。

というミヤさんが愛用しているのが、L.L.Beanのメイン・ハンティング・シューズ 12インチ(購入時価格:2万2000円前後)。ホールの数が10個あるハイカット仕様で、土砂降りの中でも足元を気にせず行動できる頼もしい存在です。

ただ、脱いだり履いたりがどうしても面倒くさいんです。そこで、ミリタリー用品の「クイックリリースジッパー」を購入して取り付けました。以来、紐を解く必要がなくなり、着脱はジッパーの上下動作だけなのですごく快適です。

ITEM
Rothco クイックリリースジッパー

宮崎秀仁さんの必携ギア#5:アシモクラフツとコラボしたA38grate


最後にご紹介いただいたのは、38exploreとアシモクラフツのコラボ作であるA38grate(販売価格:1万6000円)。ミヤさんが「自分で欲しかったモノを形にした」というだけあって、アイディア次第で何通りもの使い方ができるユニークな一品です。

すのこのはめ方で天板の幅が変わったり、脚の装着する方向を変えると高さが変わったりと、とにかくいろんな機能を詰め込んだお気に入りのギアです。

焚き火のロストルとして、またバーナースタンドとして使ったり、使い方は毎回違います。これ一台で複数の用途を叶えることができるので、なるべく荷物を減らしたいキャンパーの人にはぜひ使ってもらいたいですね。

カスタムすることでさらに愛着が増す


最近はDIYカスタムした軽バンも“必携ギア”のひとつに加わったというミヤさん。既製品に満足せず、使いやすさとかっこよさにこだわったミヤさんのカスタム術が光るアイテムは、ぜひともお手本にしたいところですね。

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