車選びの参考になるメリット&デメリット!
車を新たに購入しようと考えている方必見! クルマ選びの参考になるメリットとデメリットとを車の種類ごとに解説します。多くのメーカーから多くのモデルが販売されていますが、車の種類はそれほど多くはありません。ポイントを押さえて自分のカーライフを豊かにする車を見つけてみましょう。
車の種類①軽自動車
軽自動車とは日本の独自規格であり小型乗用車以上の車と比べると車両本体価格のほか、自動車取得税、自動車重量税、軽自動車税などの税金や、自動車賠償責任保険、自動車保険といった保険料が優遇されているのでリーズナブルと言えます。また、軽自動車の規格は以下のとおりであり、この規格を一部でも超過すると小型乗用車以上に分類される。
●全長 3.40m 以下
軽自動車のメリット
●購入費用のほか、維持費も安いため、公共交通機関が発達していない地域では普及しやすい。●サイズが小型のため小回りが利くので細い道での走行がしやすい。
●車重が軽量ということもあり燃費が良いので維持費を抑えることができる。
軽自動車のデメリット
●排気量が小さいので非力である。そのため、山間道など勾配のある道の走行は苦手。●定員4名という規定によりファミリーカーとしては使いにくい。
●自家用の場合、ナンバープレートの色が黄色地に黒文字となり、小型乗用車以上のナンバープレートと明らかに異なる。
車の種類②コンパクトカー
コンパクトカーの明確な定義はありませんが、小型乗用車(5ナンバー)の中で排気量1000cc~1500cc程度となる小さめの自動車を指すのが一般的。高速道路では軽自動車よりも燃費が良い事が多く経済的、車幅が軽自動車よりも広い小型乗用車の規格となる為、走行安定性が高いのも特徴です。
コンパクトカーのメリット
●小型乗用車(5ナンバー)枠を目一杯使い切ったボディサイズの設計が多く、見た目以上に室内を広く使える車種が多い。●最新の安全機能が惜しみなく導入されており、普通乗用車と比較しても遜色の無いレベルでまとめられている。
●低燃費車種が多い。
コンパクトカーのデメリット
●コンパクトな分、車両本体価格や燃費などでメリットがある反面、税金や保険料などのコストは一段大型となる普通乗用車と同一グループに属するため割高感がある。●上位車種と比べて乗り心地の面で見劣りする。
●明確に分類されていないカテゴリーであるため、車両規格とコスト制度とのアンマッチが生じており中途半端な感じは否めない。
車の種類③セダン
セダンとは、一般的に独立したトランクを持つ形状の車種を指します。窓枠を持たないものは4ドアハードトップと呼ぶことが多い。また、セダンにスポーツ性を加味されたモデルのはスポーツセダンの呼称を付与することが多いです。
セダンのメリット
●タクシー、ハイヤー、社用車などでは人気のオーソドックスなスタイルである。●運転に際して、ドライバーの疲労軽減に貢献する使い慣れた形状である。
●ハイブリッドなどのエンジン種類が豊富で組み合わせがしやすいこと。
セダンのデメリット
●荷物を積載するスペースが狭い。●収納スペースがトランクとして区分けされているが、調整幅が少ないので荷物量によっては積載出来ないこともある。
車の種類④SUV
SUVとは、スポーツ・ユーティリティ・ビークルの略称。「スポーツ」とは、スポーツアクティビティー、つまり人間の娯楽的なサーフィン、スキー、キャンプなどを指し示す言葉であり、それらのスポーツアクティビティーを楽しむ際に用いる車両を差します。
SUVのメリット
●走破性が高く、荒れた道路や道なき道を進むことができる。●車高が高く、見通しが良い。そのため運転に余裕ができる。
●荷室が広く、荷物を多く積載できる。
SUVのデメリット
●軽油を燃料とするディーゼルエンジンの設定が多く、燃料単価を抑えることができる。●排気量が大きいため燃費が悪い。
●走破性は高いが乗り心地は悪い。
車の種類⑤ミニバン
ミニバンとは、規格や技術的な定義はないものの、スペース効率を上げるため着座姿勢が立ち気味で、全長に対する室内長と室内高は比較的大きい車種を示す。1.5BOX、2BOX、ワンモーションとも言われる車体形状を包括する。一般的に乗車定員は6名以上であるが、日本独自規格の軽自動車の場合は4名である。
ミニバンのメリット
●着座位置は一般的な乗用車と比べて高いものの、乗用車と同じ感覚で運転できる。●6人以上の乗り降りがしやすい構造となっている。
●人のほか、荷物の積載スペースも確保されてる。
ミニバンのデメリット
●車高が高い分走行安定性に劣る部分がある。●多人数の乗車を可能としていることから重量がかさみ燃費の悪化傾向がある。
●ミニバンは搭乗可能人数を多くする為に3列シートが設定させることが多いが、追突時の衝撃吸収性にデメリットが生じる。
車の種類⑥ワゴン
ワゴンとは、そもそも物を運搬することを前提とした乗り物を指します。クルマに置き換えた場合、荷室が大きく確保できる乗り物ということになります。したがって、ミニバンでは3列目のシートを設定するところ、ワゴンでは3列目のシートを設定せず、その分、荷物の積載スペースを確保した乗り物になります。
ワゴンのメリット
●荷物の積載スペースが豊富に用意されている。●ミニバンに比べて、車高が低く設定されるので走行安定性がある。
●車高の高さが乗用車と同じなので運転に違和感を感じない。
ワゴンのデメリット
●荷物を運搬することを目的にする車種のため乗り心地が悪い。●乗用車ベースなので積載量が多い場合、パワー不足となることがある。
車の種類⑦スポーツ
各社の技術の粋を集めたクルマであり、乗車定員は4名、5名が確保されているものの、実質2シーターであり、後部座席は乗用を主体とした設計になっていない。つまり、走りを主軸にした設計となっていることから、重量バランス的にも3名以上の乗車はおすすめではない。
スポーツのメリット
●マニュアルトランスミッションの設定があり、クルマを操る喜びを感じながらドライブすることが出来る。●エンジンの吹きあがりなど、操作に対する反応がダイレクトに感じることができる。
●車高が低く、普段味わうことができない運転の喜びを感じることができる。
スポーツのデメリット
●マニュアル操作に不慣れだと運転がおぼつかない。●エンジンを高回転域まで回転させる運転が前提となるため、省燃費な運転とはかけ離れた運用となる。
●車検証記載の乗車定員では窮屈な状況となることから二人乗務が適切なところ。
車の種類番外編・キャンピングカー
キャブコン
キャブコンとは、一般的なトラックの運転席部分の下部にエンジンがあるタイプであり、荷台の部分を改造することで居住スペースを設置する改造を施したトラックベースのキャンピングカーのことを指し示します。居室部分のアレンジに幅広く対応できる点が特徴。キャンプ地に到着したら設営する時間を省けるのも良いところです。コストのことを考慮して中古を選ぶのも賢い選択です。
バンコン
ハイエースなどのバンタイプの車両の内装を改造することで、キャンピングカーにアレンジする車両バンコンと呼びます。車両感覚がハイエースなどのバンタイプとなるので運転に慣れやすく、誰でも運転できることや、普段使いもしやすいことで人気が高いタイプです。はじめてキャンピングカーを選んでいる方にはファーストステップとしておすすめのタイプです。
軽キャンピングカー
バンタイプの軽自動車を改造してキャンピングカータイプにしてしまう手法です。軽自動車ならではの小回りの効きやすさ運転のしやすさがメリットとなります。ルーフにタープをセットするなど工夫次第で荷物量を調整できるところ、気軽にチャレンジでき、費用も低めに設定できることが人気の秘密です。
自分のキャンプスタイルに合った車を見つけよう!
これからオートキャンプでアウトドアを楽しもうと考えている方にとっては、自動車選びも楽しみの一つです。テントを張るスタイルのほかにキャンピングカーを利用するスタイルもあるので、是非チャレンジしてみたいと思ったら車種ごとのメリット、デメリットを確認して自分のスタイルにあったクルマを選びたいですね!
Let’s enjoy a new camp style with a camper now!
キャンピングカーを使って新たなキャンプスタイルを楽しもう!