世界最大級のカーイベント、東京モーターショー
CAMP HACK編集部は10月25日、東京の国際展示場で行われている「東京モーターショー」に行ってきました! 初のモーターショーにドキドキの編集部……今回はCAMP HACKらしく、SUVなど、アウトドアにGOODな車を中心に取材してきました。それではさっそく紹介です!マツダのSUVは正統かつ革新を
こちらは12月14日発売になるマツダCX-8。エンジンタイプはディーゼル、最新の3列シートクロスオーバーSUVです。
どうしても多人数が乗れる車というと、全体のプロポーションが崩れがちになるイメージがありますが、このSUVは全く違う美しさを持っていますね。まさに大人のアイテムといったところでしょうか。
後方から見たCX-8はこんな感じ。7人乗りにすることで荷室はどうなるのか、気になるところです!
キャンプなどのアウトドアに出かけるとなると、やはり後部席を倒さないと難しそうですね。日帰りで、椅子やテーブルを軽量なものにしたら後部席を倒さなくても済みそうなスペースがあるかも……? なんて、筆者は思いました。
しかし、それにしても、この形にしたときの荷室の広さはいいですね! 大型の幕体も十分に入りそう。
三菱は力強さを強調
各社展示の仕方には工夫が凝らされているのが東京モーターショー。三菱はその中でもかなり印象的な展示をしていました。それがこの「ECLIPSE CROSS」という車。ECLIPSE(エクリプス)とは、天体現象の「日食」を意味するそうですよ。
三菱のエクリプスと言えば、1989年に北米を中心に発売されたスポーツコンパクトカーです。当時絶大な人気を誇り、1990年にも日本で販売が開始されました。2006年に販売が終了されましたが、いまでも自動車ファンにとっては特別な車のようです。
その、エクリプスがSUVとなって新しく登場したのが、「エクリプス クロス」。三菱ファン、SUVファン待望のモデルと言えるでしょう。
足元も無骨さというより、スマートさが魅力的ですね。
クーペが元になっているのでデザインもそれに近い形ですが、荷室も高さも十分なサイズが確保されています。このあたりのバランスの良さはさすがという印象でしょうか。
ベンツGクラスのアウトドアにおける風格は別格
こちらは市販予定車で、参考出品の「Mercedes-Benz G 350 d designo manufaktur Edition」。SUVやオフローダーというより「Gクラス」というジャンルがふさわしいですね。ちょっとクレイジーなレッドが外へ出かける高揚感を高めてくれそう。
この格子がたまらなくかっこいいと思うのは、筆者だけではないと信じたい。Gクラスは車体の大きさに比べ荷室はそこまでの広さはありませんが、ゆったり5人乗りで快適な旅ができるはず。
BMWはラグジュアリーな造りこみ
1600万円越えのラグジュアリーSUV、BMW X6 M。こういった高級外車がずらりと並んで、それを眺めることができるのも、東京モーターショーの魅力のひとつですよね。
コックピットの座り心地は贅沢そのもの。普段は触るのも憚られる車も、身近に感じることができてそれだけでも行く価値はありかも、と思ってしまいます。
トヨタで見つけた新感覚SUV
トヨタはなにやら近未来感あふれる不思議スペースを展開……どんな車があるのか、わくわくしますね!
今回取材で最も印象的だったのは「Tj クルーザー」。Fjクルーザーとは別のラインで、SUVとバンをクロスさせた、中立的な位置づけのSUVとのこと。近未来感オーラがすさまじいです。なお、東京モーターショーで世界初披露!
このショーでは唯一といっていいキャンプ道具を見ました。Tjクルーザーの「T」は「Tool-Box」、「j」は「joy」の頭文字をとったとのこと。実際ツールボックスとしての使い方が楽しい車になるかもしれませんね。さあ、中身を見てみましょう!
見たまま、「ゴツい!」という感想がでてきました。なるほど、ツールボックスとしての車なので、シート裏、床面の質感もハードなのですね。この積載はかなり自由度が高そうで、スノーボードや自転車が楽々入るだけでなく、車中泊も快適そうに見えます。
一つの世界観を演出しているようなインテリア。好きか、好きじゃないか。本当に好みが分かれそうな車ですね。SUVでは積載に物足りず、バンではデザインに物足りず、という方にはおすす目と言えます!
紹介しきれなかった各社の車を写真でお届け!
東京モーターショーは11月5日まで開催中!
いかがでしたか? 東京ビッグサイトがまるごとショールームと化す東京モーターショーは、始まったばかり。日本を中心とした世界の車を肌で感じることができるイベントは、絶対チェック! チケットは一般で大人1800円なので、かなりお得といえるでしょう。詳細は公式ホームページをご覧くださいね。Let’ go to TOKYO MOTOR SHOW!!
さあ、出かけよう!