キャンパーがリアルに乗りたいクルマとは?
オートキャンパーにとって、クルマはじつに大きな影響を与える存在です。そこで、今回は完全なキャンパー目線で『乗りたいクルマ』についてリサーチしてみることにしました。圧倒的なクルマ所持率が判明!
というわけで、CAMP HACKのLINE@読者の皆さんに「今、リアルに乗りたいクルマは?」というテーマでアンケートを実施!ちなみに全体の93%が「現在クルマを所有しているし、今後も必要」だと回答。やはり、キャンパーにとってクルマは欠かせない存在だということも浮き彫りになりました!
だからこそ、クルマにこだわりたい!
それではさっそく、総数1万1000人のキャンパーが選ぶ「今ほんとうに乗りたいクルマ」ランキングTOP10を発表します!キャンプシーンにフィットする理由を参考にしながら、あなたの心強い”相棒”を見つけに行きましょう。
10位から7位は積載に自信アリ
キャンパーにとっての大きなハードル「積載」問題を解決してくれるクルマたちがベストテン圏内に食い込んできました。それではさっそくいってみましょう!10位.キビキビ走る日産「エクストレイル」230票
随所に施された防水加工などにより、とことんアウトドア寄りな使い方ができると評判なのがコチラ。キャンプはもちろん、サーフィンやスノーボードなどアクティブな趣味で毎週のようにクルマを使うアウトドアマンに高い人気を誇っています。
さらにはキビキビとした軽快な走りなど、高い運動性能を評価する声が多かったのが印象的でした。
9位.車載に自信アリのホンダ「ステップワゴン」283票
第9位にランクインしたホンダのロングセラーは、1996年の登場から高い人気を維持し続けるワンボックスカーです。3列目シートを床下に格納すると広大なラゲッジスペースが出現したり、テールゲートが縦にも横にも開くなど、カユいところに手が届く独自アレンジで注目を集めています。
8位.そこにシビれる憧れる!ランドローバー「ディフェンダー」295票
圧倒的なビッグサイズと武骨すぎるデザインに心惹かれる、キャンパー憧れの1台がここでランクイン。実際乗るには燃費を含む維持費や、駐車スペース等などの問題も出てくるでしょうが、そういうものを一切取っ払えばまさに究極の“ヤンチャ坊主”。男心をくすぐるクルマに違いありません。
堂々第8位に食い込んだあたり、根強い「ディフェンダー」人気を証明した格好です。
7位.現実的な正解チョイスの日産「セレナ」317票
「まだ子どもが小さい」「普段使いがメイン」などの理由から、日常の足としての実用性にも重きを置くキャンパーからの支持を集め、日産セレナが第7位を獲得!バリエーション豊かなシートアレンジに加え、積載量も十分。ママ目線でも非常に使いやすいとファミリー層からも高評価の優等生ワンボックスカーです。
6位から4位はクロカン顔
クルマとは不思議な存在です。性能はもちろん、乗った時の気分のアガり具合やルックスも同じくらい大事なのですから。見た目がタフなクルマを好むキャンパーから、多くの指示を集めたのが6~4位のクルマ。野山と一体感を感じられる走りとデザインは、理屈抜きに「欲しい!」と思わせてくれるものばかりです。
6位.衰え知らずの人気!トヨタ「FJクルーザー」334票
惜しまれつつ18年1月に生産終了となってしまったトヨタ「FJクルーザー」は、唯一無二の存在としていまだ衰えぬ人気を博しています。現在ではもう中古車でしか手に入らないですが、観音開きのサイドドアや防水・撥水ファブリックシートなどキャンパーには嬉しい機能を多数持つ大型SUVです。
丸目のグリル、プラモのようにポップなボディカラーなど、どこか愛嬌ある表情もファンを惹きつける理由でしょう。
お次は、ずっと変わらないあのクルマ!
5位.いかつい男前カー、ジープ「ラングラー」420票
長きにわたって変わらないフォルムで常にアウトドアマンたちを魅了し続けるジープ「ラングラー」は、400票越えで第5位と世代を超えてキャンパーたちから支持されています。意外と女性からも人気なのがこのクルマの特徴。角ばった車体、高いアイポイントは思いのほか運転しやすいですし、「カッコいい大人の女性」をアピールするにはうってつけといえるでしょう。
4位.軽で唯一ランクインのスズキ「ジムニー」620票
日本が世界に誇れる、独自すぎる世界観を確立した軽自動車「ジムニー」は、多くの大型車を抑えて620票で第4位と大健闘。「遊べるクルマ」としてユーザーと長年築き上げてきた信頼感は、歴史の浅い他のライトウェイトカーとは一線を画します。このブレない頑固スタイルこそ、ジムニーがキャンパーに愛される由縁なのです。
ベスト3は大自然が似合うこのクルマ!
ついにトップ3の発表です! やはりキャンプ場でもよく見かける、納得のクルマたちが上位にランクイン。キャンプカーといえばこの3車種!と言っても過言ではないクルマたちをご紹介します。3位.タフなワンボックスといえば三菱「デリカD:5」672票
今なお進化を続けるアウトドア系ミニバンの代表格「デリカ」は第3位672票を獲得! ありそうでないこのジャンルはまさにデリカの独壇場です。通常ラインに加えて夏季限定車に「ジャスパー」、冬季限定車として「シャモニー」。加えてオレンジが随所に効いた特別仕様車「アクティブギア」がラインナップされています。
ミニバンには珍しいディーゼルエンジンを採用。ルーツがトラックなだけあってSUVにも勝る走破性は今も昔もオンリーワンな存在として認知されているクルマです。
2位.実用面で圧倒するトヨタ「ハイエース」1143票
1000票越えの大台を突破しながらも惜しくも第2位に甘んじたのはトヨタ「ハイエース」。バイクも積めるほどの積載性を誇る広いラゲッジスペースは、やっぱりキャンパーにとってはこの上なくありがたい長所です。
リセールに強く、カスタムパーツも豊富、シンプルな作りで壊れにくいなど、メリットを挙げればキリがないハイエースはキャンパーにとって理想的なバンだといえますね。
それではお待たせしました……いよいよ第1位の発表です!
1位.もはや無敵!トヨタ「ランドクルーザー」1399票
数々の強豪を抑えて1399票を獲得し第1位に輝いたのはやはりこのクルマ。陸の王者「ランクル」ことトヨタ・ランドクルーザーです!日本製の自動車としては63年を超える、最も長い歴史を持つ車だけに、歴代のどのモデルを選ぶかで全く違う楽しみ方がでできます。特に80、60、プラドあたりに人気が集中している模様。
悪路をものともしないパワフルな走り、最高クラスのリセールバリューなど長所は数多くありますが、結局のところやはりキャンプシーンにふさわしい1台として、末永く活躍してくれる頼もしさが最大の魅力なのでしょう。
クルマがもたらす新しいキャンプの魅力
どのクルマも特徴があり魅力的で、甲乙つけがたいランキングになりました。この結果を参考に、あなたの思い描くキャンプライフにピッタリのクルマを選んでみてください。高い買い物だからこそ、ハンドルを握るだけでワクワクするような「心の満足感」が大切です。「一緒にキャンプに行こう!」と思える1台に出会って、最高のアウトドアを楽しみましょう!
セルフカスタムにも挑戦!
好きなクルマを手に入れたら、お次はイジりたくなっちゃうのが人間というもの……。スゴ腕DIYテクもぜひ参考に!Let’s go camping with my favorite car!
大好きな車でキャンプに行こう!