雪の影響は大きい!

“備えあれば憂いなし”の車の雪対策について確認しましょう。
まずは雪に備えて準備を!
1. タイヤをスタッドレスに

スタッドレスを装着していても、険しい山道でのチェーン規制の場合はチェーンが必ず必要になるので、事前に車に積んでおいてください。
2. ワイパーも”スノー”ワイパーに

雨の日の使用も可能ですが、夏用に比べて高価なので年中使用には不向き。シーズン使用がおすすめです。
3.フロントガラスに撥水コーティングを!

市販の撥水剤も多く販売されているので、ご自身で手軽に行うことができますよ。
4. ウィンドウォッシャー液・クーラント(冷却水)の濃度を上げる

また、クーラント(冷却水)は濃度が低いと、凍結してしまい最悪エンジン交換になる恐れも……。しっかりと事前点検した上で、交換または補充を行ってくださいね。
しかし、クーラント(冷却水)の濃度が高いまま季節が暖かくなると、今度はオーバーヒートする可能性があります。雪の季節を終えたら元の濃度に戻すことを忘れずに!
5. バッテリーも事前に要チェック

経年劣化による性能低下の恐れもあるので、液量や比重・電圧などのしっかり点検をして、万全に備えてください。
6.下回りの錆びも注意

事前に錆び止め加工をするか、雪道から戻ってきたらしっかりと洗車をして融雪剤を落としましょう。
雪道を運転する時の注意点
7. 車間距離をいつもより長く

また、自分がスリップなどして周囲を巻き込まないためにも、車間距離は必要十分にとりましょう。
8. 車線変更はなるべく行わない

そして、急な車線変更や無理な追い越しは避けてくださいね。
9. カーブ前に充分な減速を

日頃から、カーブの手前で速度を落とし、安全なコーナリングをするように心がけてくださいね。
10. 凍結しやすい場所を把握しておく

除雪の境目や歩道の段差など、店や駐車場に入るときなどにも注意が必要です。事前に凍結しやすい場所を把握しておくことが安全に繋がります。
雪中に駐車する時の注意点
11. ワイパーは上げて駐車

12. サイドブレーキはひかない

対角線上に2箇所輪留めをし、車両を固定し駐車完了。自動パーキングブレーキ車両は、作動しないようにする必要があるので説明書で確認を。
出発する前の注意点
13. 雪はしっかりおとす

全ての雪をしっかり落としてから出発しましょう。
14. フロントガラスをしっかりと解凍する

便利ツールとして、専用の「スクレイパー」を常備しておくと安心。スプレー式の融氷剤を使うのも手軽で便利ですよ。
“心のゆとり”が安全に繋がります

装備の点検・交換はプロにお任せしてもOK。雪道に「慣れ」はありません。常に安全を心がけ、楽しい時間を過ごしくださいね。
雪中キャンプにチャレンジ!
ちょっとハードルが高いように感じてしまう雪中キャンプ。まずは他のキャンパーの様子を参考にしましょう!Impatience is taboo in the snow-covered road
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