世界が認める実力派4WD「トヨタ ランドクルーザー」
アウトドア車然としたルックスとタフな性能で人気の「ランドクルーザー」。”ランクル”の愛称でも親しまれ、国内の一般ユーザーはもちろん海外ではレスキュー車として、また自然保護活動の足としてアフリカの大地でも使われています。60年の歴史を経て進化し続けるランドクルーザー、その特性からアウトドアカーとしての支持と地位は絶大。重厚感のあるボディのカッコよさだけでなく、8人乗りの3列シートと内部スペースも広々。
実際キャンプ場で見かけることも多いこのランクル、魅力を見ていきましょう!
ランクルの魅力1:ダイナミックな走破性
アウトドアユースとしての最大の魅力は、タフな走破性。大排気量の4.6L・V型8気筒エンジンと悪路でも正確に働く四輪制御機能搭載で、パワフルで安定した走行を実現。現行モデルは低フリクション化による燃費向上や低排出ガス化も考慮され、強烈なパワーはそのままに環境性能もアップしています。
ランクルの魅力2:安定かつ快適な走行性
重厚なボディならではの快適な乗り心地も秀逸。特に峠での走行は、セダンやコンパクトカーと比べて圧倒的に安定しています。低~高速にあわせてステアリング操作のギア比を変えられるなど、操作性にも細やかな工夫が。また、ハンドルとアクセルに適度な重さがあり、どっしりとした本格的なドライビングを堪能できます。
ランクルの魅力3:やっぱり見た目がカッコいい!
やはりこのルックスが最大の決め手!というユーザーは多いようです。長い歴史の中でモデルチェンジを繰り返してきたランドクルーザーの年式は様々。中でも70は人気が高く、生誕30周年を記念し2014年に一年限定で復刻販売もされています。いずれも鼻先の長いボンネットが特徴で、クラシカルな雰囲気が踏襲されています。よりSUV的側面が強いプラドなど、ランクルは伝統を守りつつ時代に合わせて進化を遂げています。
ランクルの気になる点をチェック
内部スペースは?
キャンパーに特に人気の70を検証。フロントシートはバケットタイプで、悪路でガタついても姿勢をキープできる仕様。車高が高い分見切りが良く、車両感覚をつかみやすいのも特徴です。リアシートはフラットなベンチタイプで、3人が余裕で座れます。テールゲートは観音開き。左右サイズの違うドアは、出し入れする荷物によって片側だけをあければ良いという、気の利いた仕様です。荷台スペースはリヤシートをタンブル状態にすれば約1.3m。キャンプの荷物もたっぷり積み込めそうですね。
価格、燃費は?
現行モデルのランドクルーザーは450~650万円。旧モデルの中古車市場を見ると、70は300~400万円、100が約70万~450万円、200は340万~700万円が相場価格。燃費については現行モデルは6.7~6.9km/Lとなっています。旧型は年式と状態によりますが、燃費云々よりランクルのカッコよさ優先で購入する人が多いようですね。
ランクルでこんなキャンプしてみたい!
サンディエゴブルーがキャンプにも映えそうなランクル60。アメリカンヴィンテージスタイルに合いそうです!
ゴツゴツとした河原にはランクルが似合います。ノルディスクのファクシー4と並んで、サイトを引き締めていますね。
こちらはローカスギアのソリスシルとランクル80のコラボレーション。クラシカルで高級感のある雰囲気が素敵!
プラドとインディアナ。ランクルの高級感とベルテントで、雰囲気はグランピング!
街乗り車としての乗りやすさを重視するなら、ランドクルーザー プラドにするという手も。
プラドのリアシートを外して、車中泊仕様に。さらに広い空間取りをされています。
ランクルにルーフテントを付けている人も!こんなかっこいいスタイルで、何日も旅キャンプできたら幸せですね。
いつかは乗りたい!ランドクルーザー
20年間同じランクルを乗り継いでいる人、震災経験後、頑丈な車に…とランクルに乗り換えた人など、そのタフさが伺えるエピソードもたくさん存在する名車・ランドクルーザー。カッコいいオートキャンプを目指すなら、そろそろホンモノの車に乗ってみませんか?Long For A “Land Cruiser“…!
ランドクルーザー…欲しい!