超ラクチン!キャンプ芸人が教えてくれた「デイキャンプ」でも作れる簡単アウトドア料理

アイキャッチ画像撮影:筆者

キャンプでささっと作れる料理!


定番のキャンプ料理といえば、ダッチオーブンやスキレットといった専用道具を作って豪快にするものと思いがち。普段あまり料理を作らない人にとっては、ちょっとハードルが高いですよね。

今回は、そんな人でも気軽に作れる簡単な料理を紹介。デイキャンプイベントで作れた料理なので、時短かつ食材の量も少し。これからのキャンプシーズンの参考になること間違いなしですよ!

フェールラーベン主催のアウトドアイベントで簡単料理を取材してきた


今回の料理は、フェールラーベンが主催するアウトドアイベント「フェールラーベン クラブ」で実際に参加者が作ったもの。同イベントは、自然とブランドの魅力を知ってもらうきっかけとして活動する不定期イベントです。


フェールラーベンとは?


フェールラーベンは、1960年にスウェーデンで設立されたアウトドブランド。木製のフレームに帆布製のパックを革ひもでくくり付けたバッグが最初の製品。その後、荷物が多い学生たちの背中の痛みを軽減すべく製作された「カンケンバッグ」は、今や同ブランドの象徴にもなっています。

今回料理を教えてもらったゲストはこちら


アウトドア料理を教えてくれたのは、お笑いグループ「うしろシティ」で活動しながら、フェールラーベン アンバサダーに就任した阿諏訪さん。休日にはキャンプへ行っては料理を作る趣味をお持ちで、本の出版もされているほどの筋金入り。

あら簡単!思ったより簡単にできるアウトドア料理

それでは、早速どんな料理を作ったのか、具体的に紹介します!

料理その①:少ない食材でササっと本格調理「チリコンカン」


まずは、アメリカの国民食とも言えるチリコンカンの作り方を教えていただきました。ニンニクの量やチリペッパーの量次第で味が変わってくるのが、この料理のおもしろいところ。材料はこちら。

合挽肉 150g
ミックスビーンズ 150g
タマネギ 1/2個
ニンニク 1カケ
カットトマト缶 1缶
チリペッパー 小さじ2〜3
パセリ 適量
コンソメ顆粒 大さじ1
オリーブオイル 適量


最初にタマネギをスライスに、ニンニクをみじん切りでカットします。


鍋にオリーブオイルをしき、カットした食材と合挽肉を入れて炒めます。


食材に火が通ったら、ミックスビーンズを入れてかき混ぜます。


カットトマト、チリペッパー、ハーブミックス、コンソメを入れて、15〜20分くらい煮込みます。この際に、火が強いと焦げ付く可能性があるため、弱火でゆっくりと煮込みます。


最後にみじん切りにしたパセリを入れて完成です! 豆の甘みとトマトの軽い酸味、そしてチリペッパーの辛みが絶妙で、夜は寒さが続くこのシーズンにうってつけの、体を温かくしてくれる料理です。


料理その②:北欧の定番パン「バノック」


次に、北欧で手軽に作れることで知られるバノックも教えていただきました。場所によってはスコーンとも言われるこの料理は、キャンプでも作れるだけでなく、先ほど作ったチリコンカンとの相性も抜群です! 材料はこちら。

A
・強力小麦粉 1カップ
・ベーキングパウダー 小さじ1
・スキムミルク 大さじ1
・塩 ひとつまみ

・水 約80cc
・バター 大さじ1
ミックスナッツ 適量
レーズン 適量
とろけるチーズ 適量
バター 適量


最初にジップロックのような密封タイプの袋にAの材料を入れて混ぜます。


水を少しずつ入れていき、耳たぶくらいまでやわらかいまで揉みながら生地にしていきます。


生地がある程度できてきたタイミングで、ミックスナッツやレーズン、細かくしたとろけるチーズなどをお好みで入れます。アレンジを加えたい人はオススメですよ!


鍋にバターを入れ、小分けにした生地を入れます。


両面に焦げ目がつき、膨らみが出てきたら完成! 焼き目が入れば外はサクッと、中はモチっとした食感で、コーヒーとともに頂きたい一品です。


イベントに参加された方たちは、グループで一緒に楽しみながら作ったこともあり大満足の様子! チリコンカンはチリペッパーの量や食材の炒め具合によって辛いものから深みのあるものまででき、味の違いを楽しんでいました。

そのほかにも、イベントではゲストの得意技を披露


料理を作って参加者で楽しむことがメインですが、ひと通り終わってから阿諏訪さんが普段のキャンプでやっている技を披露していただきました。

阿諏訪さんはキャンプ芸人・ひろしさんも所属する「焚火会」のメンバーで、ブッシュクラフトのような本格野営を楽しまれているんです。


阿諏訪さんのキャンプは、クルマで行くのではなくザックに収納して行くんだとか。釣りも好きということもあり、竿やリールも付いているのが興味深いですね。


荷物を紹介した後は、ご自身が持っている道具でイチから火起こしをしていただきました。

金属に擦ることで火花が散る石の説明や小さな火をつけるために麻紐を用意するといいこと、そして小さい火から大きく火を育てるための方法など、事細かに説明いただく様子に、参加は終始目が釘付け。火起こしが成功すると拍手が起こりました。


イベントの最後はクイズ大会。フェールラーベンに関することや阿諏訪さんが考えたクイズに答え、正解した人からプレゼントをもらうコンテンツも大盛況。人気のバッグをもらう人もいて、大満足の表情でイベントは終了しました。

キャンプだけでなく料理も楽しみながら過ごそう


本格的なキャンプ料理は難しそうと思って敬遠されがちですが、実は専用の道具を使わずともチャチャっと作ることができます。今回紹介した料理も、思ったより簡単と思った人もいるのでは? 次のキャンプで、ぜひ試してみてくださいね!

 

Have a nice time with the easy cooking !

簡単な料理で楽しい時間を!

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