第3回目を迎える「六角祭」へ行ってきました!
6月17日(土)と18日(日)に、静岡県のふもとっぱらキャンプ場にて開催された六角会のイベント「六角祭」。梅雨の時期にもかかわらず晴天に恵まれ、ヘキサテーブルを愛する人たち約230名が全国から集まりました。
共通言語は、ブランド名にもなっている「ざあ〜ッス」! このひと言だけで親しくなれるので、初めて来場した人でも気軽に輪に入れてしまう心和むイベントです。
そもそもヘキサテーブルって?
六角形の木製ローテーブル「ヘキサテーブル」は、「The Arth(ざぁ〜ッス)」という日本のガレージブランドの主力商品。木材加工のノウハウを生かし、最近では多彩な柄をプリントしたものも販売しています。
中央に焚き火台を置いて使う「ヘキ男」、モノポールテントのメインポールを挟んで使う「ヘキ子」、ソロキャンプで使える小型版「ヘキ太郎」の3種類があり、国内だけでなく海外からも注文が入るとのこと。
圧巻!参考になるおしゃれサイト4選
多く参加したキャンパーの中でも、特に目立ったサイトを4つご紹介します。世界に10張りしかない!?特別仕様のテントに目が釘付け/@throughout-casperさん
韓国から参加されたパクさん夫婦。今回は、ビックベアー代表からインビテーションをいただいて来日されたそうです。そんなパクさんが使うテントは、世界で10張りしか製造されていない、マウンテンハードウェアの「スペースステーション デザートカモ」です。
15本のポールと20人収容可能な巨大テントとして人気が高いテントですが、通常版との違いは、単色の生地とカモ柄のポール! ミリタリー仕様とのことで、アメリカのイーストン社が作った特注品のようです。
「日本のキャンプ場は開放感のあるところが多く、韓国と比べて自由度も高いです。日本のキャンプスタイルは、私たちが理想としているものにとても近いので、とても参考になります!」と話してくれたパクさん、ぜひまたいらしてくださいね!
軽トラのキャンピングカー!色使いも参考になるポップサイト/@fu-u.mさん
お次はかわいらしいサイトのご紹介です。フラッグガーランドにハンモック、さらにはテントにいたるまで、細部までカラフルなアイテムを揃えているのが目を引く@fu-u.mさんのサイト。ローテーブルは板それぞれに異なった配色の手作り感あふれる仕様。
車は軽トラにアルミフレームキャビンを装着した「Mini POP Bee」。キャンピングカー製造販売「ミスティック」で購入し、そこに好きなメーカーのロゴやプリントを張ったそうです。
「上部は折りたたみ式になっているので、駐車場にも入るように設計されています。後ろのキャビンだけで、家族4人が泊まれるのがうれしいです」と語る@fu-u.mさん。これなら遠方へのキャンプ旅にも使えそうですね。
コンパクトにして機能性抜群!男前な道具に要注目/IRON CRAFTさん
2人収容のコンパクトテント「カーカムス コンパクト2」にさまざまアイアン素材の道具が駆使された男前なサイトを発見。こちらは、アイアン道具を販売する「アイアンクラフト」オーナーのサイトでした。
焚き火台周りにラック、さらにはクーラーボックスまで、いたるところにアイアンラックが使われており統一感があります。なかでも、この日に発売をお披露目した「IZANAMI half ステンレスモデル」が注目を集めていました。
「ジョイントがないのですぐに折りたたむことができ、パーツをバラバラにする必要がないのでなくしません。水洗いもでき、人気の高い焚火台と同じ素材なので統一感も出ますよ」と説明してくれました。ほかのサイトでも、アイアンクラフトの製品を見かけることは多く、市民権を獲得している製品だと実感。
テントが手作り!? ほとんどのアイテムがDIYの個性派サイト/@nerudesignworksさん
バップテント? なのに脚が二股? そしてポリコットン生地? 珍しいテントを発見しました。CAMP HACK読者なら見たこともある人もいるのでは? オーナーは「neru design works」代表のneruさん。このテント、じつは自作のテントだそうです。
生地はポリエステル・コットン・ナイロン混合の特殊な素材。片方の天井部には薪ストーブが使えるように蓋が設置されています。ポールの二股パーツは知人に特別に作ってもらったとのこと。
そのほかにもneruさんが作る道具が勢ぞろい。なかでも奥の「Ono kezuru」は新作だとか。「斧は握りが重要なので、何度も試行錯誤してこのハンドルデザインになりました」という渾身の製品。発売するとすぐに完売してしまうので、要チェックのアイテムですね。
おしゃれキャンパーはどんなテントを使うの?人気の高いテントベスト3
個性豊かなキャンパーが集まっていましたが、一体どんなテントが多かったのでしょうか? トップ3をご紹介します。第3位「テンマクデザイン サーカスTC」
発売すると一瞬にして完売する超人気モノポールテントが6張りありました。ガイロープがホワイトのものが多かったので、2017年春の新作が揃っていた模様。ソロキャンプで使用している人が多かったです。
第2位「ヒルバーグ ケロン4GT」
2番目に多かったのは、注目度が高いイモムシテント。こちらが8張りありました。サンドカラーが圧倒的に多く、そのほかに定番のレッドや、遮光性の高いミルスペック仕様のものも!第1位「ヒルバーグ アトラス」
もっとも多かったテントはこちら! しかも、1列にきれいに並んで張られている様は圧巻。最大8人収容することができるグループテントで、どのサイトも専用の前室「ベスタビュール」をつけていました。
夜は手作り料理のオンパレード!恒例のキャンプファイヤー
日が暮れた夕方には、手作り料理を持ち寄って開催するキャンプフィヤーが同イベントの恒例。会場の真ん中に特大の焚き火台が用意され、子どもが火を投入して開始です!
豪快なバーベキュー料理や子どもに人気の高かったチョコバナナ、バリエーション豊富なお酒が揃うバーカウンターなど、あちこちで催しが開かれていました。大人も童心にかえったように楽しんでおり、子どもも大喜び! 笑顔に満ちみちていたひと時でした。
共通のアイテムと挨拶で交流できるピースフルなイベントでした!
ヘキサテーブルというアイテムに加え、「ざあ〜ッス!」という挨拶で輪ができる。海外のキャンパーとも交流でき、さらには夜の宴会も楽しめちゃう! そんな素敵なイベントは、2日という短い期間で幕を閉じました。
秋にも、会場をかえて開催することが決定しているとのこと。詳細はブランド専用インスタサイトで公開するようなので、興味のある人がぜひチェックしてみてください!
「ざぁ〜ッス」代表 大熊氏のインスタグラム:@rinomaco
ヘキサテーブルのお問い合わせ:woodenfiretable@gmail.com
「ヘキサのある風景」とイベント情報はこちら