~YURIEのわがままキャンプギア探し#01~自分だけのキャンプテーブルがほしい!

インスタアカウント”@yuriexx67″ YURIEの連載がスタート!

🌿Y U R I E🌿さん(@yuriexx67)が投稿した写真


デザイナーをしながらキャンプ、旅行などソトアソビを中心にインスタ画像を@yuriexx67のアカウントでアップ中!最近ではテレビ、雑誌、ウェブ媒体での活動に加え、グランピングイベントでのディスプレイを監修させてもらってもいます。

そんなわたしYURIEがCAMP HACKで連載を持たせてもらうことに!しかも、わたしが気になっていたり、ほしいと思うキャンプ、アウトドアで使えるギアを探せるとのこと。これはうれしい!CAMP HACKER(←みなさんのこと)のみなさんにも役立つ情報をお届けできたらと思っていますので、よろしくお願いします。

第1回目は自分だけのキャンプテーブル探し!

image 写真提供:yoka
第1回目はキャンプで使える自分だけのテーブルがほしいということで、ステキなアウトドアファニチャーを作っていらっしゃる「YOKA」さんにお邪魔しました。

YOKAさんと言えば、ウッドを使ったパネル状のアイテムが有名で、ステキなデザインはもちろんのこと、荷物が増えがちなキャンプシーンでコンパクトに収納できることもあり今注目のファニチャーブランドです。

今回はYOKAさんのパネルテーブルをアレンジ!通常は塗装まで施されたものを一般的に目にしますが、じつは無塗装キットというものも販売されていて、こちらをヴィンテージ風に変えちゃいます。ヴィンテージ風って難しい気もしますが、今回チャレンジしてビックリ!あのアイテムを使えば簡単にできちゃうことが判明、アレンジ方法をご紹介します!

まずはデザインを決める!

64d3f6bba9fb5de4f0a3_460x460
デザイナー”たんたん”さんのデザインをプリントしたPANEL CHAIR : D。こんなにステキなデザインをパネルテーブルにできたらいいな! 写真提供:yoka
ヴィンテージ風にすることは初めに決めていたものの、それだけだと味気ないということで、テーブルにデザインを施すことに。プリントするイラスト、サイズ、カラーを決めていくのですが、ミスができないのでできあがりをイメージしながら考えていきます。


IMG_2528 おしゃれなアウトドアの本をお借りして、まずはイメージを膨らませます
IMG_2536 次に、なんとなくの大枠が決まったところでディテールのデザインを決めていくのですが、これがまた難航してしまいました・・・だって、どんないいアイデアが思いついてもここが微妙だと台無しですから!
IMG_2538 YOKAを運営されているデザイナーの角田崇さんとイメージを共有していきます
IMG_2542 印刷してもらったデザインの中から最終的に絞り込みます。今回は、2つのデザインをプリントすることにしました

テーブルトップにブラシをかける

まずはテーブルのトップにあえて傷をつけ、ヴィンテージ加工を施します。固めのブラシで擦ることが基本ですが、さらにこだわりたい方は彫刻刀で軽く傷を付けてもできあがったときのクオリティがぐんとアップしますよ!
IMG_2558 テーブルトップを固めのブラシで擦りムラを出していきます
IMG_2557 端の方をウェーブがかかるようになるまで擦るのがポイント!角が取れることで使用感が生まれヴィンテージ感がアップします

テーブルトップにヴィンテージ加工を施す!

さぁ、ここからがヴィンテージ加工の本番です。そのキーアイテムとなるのが、なんと”黒の絵の具”!黒のアクリル絵の具を水で溶き、薄く延ばしたものをはけで塗っていきます。最後にドライヤーでしっかり乾燥させるのを忘れずに!
IMG_2561 水彩絵の具だと水濡れに弱く、外で使用したときに剥がれやすいので、アクリル絵の具を使用するのもポイント
IMG_2569 きれいに塗るよりも色むらがあった方がいいのでランダムに塗りたくりましょう!ただ、デザイナーの角田さんには、「YURIEさん、B型でしょ?」って聞かれちゃいました(笑)
IMG_2570 先ほど彫刻刀で軽く削ったところには黒がさらに染みこんでいてイイ味を出してくれています。その他、木目によって染みこみやすい部分などがあるので、その都度好みに合わせて対応していきましょう!
IMG_2575 今回はこのあとにデザインをプリントするので、しっかりドライヤーで乾燥させることが必要

プリント方法はステンシル!染みこみ厳禁のどきどきな作業です

どの家庭でも簡単にデザインをプリントできるステンシルという方法を使ってテーブルトップにデザインを施していきます。使用するものは、クリアファイルとカッター、スポンジ、そしてイラストを書いた用紙にアクリル絵の具のみ!それではやり方の説明です。
IMG_2553 まずは一番初めに悩みに悩んだイラストを、カッターでくり貫きます。このときにクリアファイルと用紙がずれないように固定します
IMG_2577 くり貫き作業が終わったらテーブルトップに固定させ、絵の具を含ませたスポンジで優しくトントンとくり貫いた部分に打ち付けます。ココで注意したいのが、焦らないということ。少しでも枠からにじむと本当にダサくなって今までの作業が台無しに!!不安な方は、一度用紙でテストすることをおすすめします
IMG_2578 慎重に、慎重に・・・。木目の関係で色がつきにくい部分もあるので、一部のテープをはがし色の付き具合を確認するのもいいかもしれません

完成!フィールドテストを行いました

PIC_0015
ついに完成のお披露目!もともと明るめなカラーにヴィンテージ加工を施すことで、シックな雰囲気に。

Processed with VSCO with c9 preset
ステンシル加工もうまくいきました!ヴィンテージ加工だけでなく、テーブルトップに自分好みのデザインを施したことでさらに使うのが楽しみになり、実際ふだんよりキャンプに行くワクワク感がさらに増しましたよ!やはりDIYにチャレンジして自分だけのアイテムにしてみるのもいいですね。

PIC_0016
もちろん使用感もバッチリ。高さは約37cmなので高すぎず低すぎず、今回はロースタイルで使用しましたが、ハイスタイルでも十分使える汎用性の高さです。

ヴィンテージ加工と聞くとちょっと大変そうですが、じつはアイデア次第で簡単にアレンジできることがわかりました。自分がどんなものがほしいのか、まず完成図をイメージしてから工程を試行錯誤してみてください!

次回は、「コンパクトかつスタイリッシュな焚き火台がほしい!」をお届けします。いったいどんな焚き火台が見つかるか、お楽しみに!

協力:YOKAパネルテーブル 無塗装DIYキット

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク