SOTOからめちゃくちゃ使えるバーナー登場!

名作「レギュレーターストーブST-310」「アミカス」など、いろいろなタイプが揃っていて、使い勝手がいいですよね! そんなSOTOから大注目の新バーナーが発売されました!
その名も「FUSION(フュージョン)」

モデル名を直訳すると「融合」です。見た目はよくあるタイプのバーナーのようですが……。いったい何と何が融合したアイテムなのでしょうか。
FUSIONのココがスゴイ!

分離型なのに手軽なCB缶

ゴトク4本、低い重心で安定感バツグン

一方でFUSIONはゴトクが4本。この進化でしっかりと地面に固定され、安定感がはるかに増しました。

重心が低いということはグラグラせず、それだけ安定しているという証拠でもあります。
大径のクッカーも乗せられる

より低く、よりワイドになったことで変にぐらつくことなく、しっかりと大きな鍋を支えてくれます。人数多めのファミキャンやグルキャン時に真価を発揮するでしょう。
マイクロレギュレーター採用で火力安定

その点このFUSIONは“マイクロレギュレーター”という特殊な調圧器を採用しています。気圧を調整するこの仕組みにより、低温時や連続使用時でも安定した火力を発揮するのです。
風に強い、すり鉢状のバーナーヘッド

実際に火を付けたときに、炎口の周りにぐるりと壁があるので、風が直接炎に当たりづらいのです。よくある山型に盛り上がっているバーナーヘッドだと、風をもろに受けてしまいます。
スキレットを使ってもガス缶に影響しない

FUSIONなら燃料とゴトクが離れているのでスキレットを使えます。これは分離型バーナーならではの大きなメリットですね。ためしにステーキを焼いてみましたが、ガス缶はまったく高温になりませんでした。
スキレットはアウトドア料理の醍醐味でもあるので、キャンパーにはポイント高いですね。
SOTO レギュレーターストーブ FUSION ST-330
■外形寸法:幅410×奥行120×高さ90mm(使用時・本体のみ)
■ゴトク径:165mm
■重量:250g
■ゴトク径:165mm
■重量:250g
気になったのは……
これほど優れた「FUSION」にマイナス点などあるのでしょうか。ちょっと探ってみましょう。レギュレーターストーブST-310より値段が高い

ただ、ガソリン缶を使う分離型「MUKAストーブ SOD-371」が15,500円(税抜)、OD缶とガソリン缶の両方が使える分離型「ストームブレイカーSOD-372」は21,000円です
この2つの分離型バーナーに比べると、だいぶリーズナブルといえるかもしれません。
多少かさばるのは仕方ない

けれどもそこまでシビアに荷物量に縛られないキャンプなら問題ないレベルかと思います。筆者の手持ちのクッカーにもすっぽり収まりました。

通常は分離型のほうがホースがあるぶん重くなるものですが、この数値は素晴らしいですね! 新作のほうがより軽く、よりコンパクトという驚愕の結果がでました。
火力はレギュレーターストーブにやや劣るが……

とはいえこれくらいの差だと、キャンプでの使用感はほとんど変わりませんでした。むしろ強い風が吹いたときにFUSIONのほうがあおられにくく、安定して加熱できた気がします。
一体型、分離型のいいところを融合!

分離型にすることでスキレットや大型クッカーを使用でき、それでいて燃料はCB缶で安くお手軽に。4本ゴトクに低重心で安定感が増し、重量は分離型なのに軽量。
火力は、マイクロレギュレーターとすり鉢状ヘッドを同時採用することで、風に強く安定的な火力を実現。
あらためてまとめてみるとかなり優秀なプロダクトです。これで9,000円(税抜)はお買い得なのではないでしょうか!?(※スキレット使用時には注意が必要です)
手軽に楽しむにはもってこい!

これからの季節は川原や海に持ち込んで手軽なBBQをやるのもいいですね。大きめのクッカーも使えるので大人数でも対応できます。いやはや、これはヘビーローテーションのバーナーになりそうな予感です!
CB缶とOD缶の違いをおさらい
細長いCB缶とずんぐりしたOD缶、2タイプあるガス缶の特性をあらためて知っておきましょう。More fun to camp with FUSION!
FUSIONでキャンプをもっと楽しく!