電気メインでガソリンが補助?「三菱アウトランダーPHEV」は地味に画期的!

アイキャッチ画像出典:MITSUBISHI MOTORS JAPAN FACEBOOK
※ここに挙げる性能等には一部例外もあります。詳細は三菱自動車公式HPを参照してください。

キャンパーが喜ぶ!三菱の実力派

多くのキャンパーにとって、三菱のクルマといえば真っ先に思い浮かぶのが「デリカD:5」でしょう。もちろんデリカも素晴らしいクルマですが、じつはその陰に隠れてとってもスゴいクルマがあるんです。

その名は「アウトランダーPHEV」。キャンパーが欲しいものがギッシリ詰まったSUVに仕上がっているのです!

PHEVって何?

ところで、耳慣れない「PHEV」という単語ですが、これは「プラグイン・ハイブリッド」。つまり「コンセントで外部充電できるハイブリッドカー」のこと。

簡単に言うと「なるべく電気で走ってくれて、なくなればガソリンに切り替わってくれる」という超絶賢いクルマなんです!


燃費、電源、積載の3拍子がそろってる

何と言っても圧倒的なのはその燃費。このクルマはなるべく電気で走ろうとしてくれるのでガソリンを使うシーンが少なくてすみ、結果脅威的な数値をたたき出してくれます。

そして電気で走ってくれるということは、クルマから電気をとることも可能。つまり、電源サイト代わりになってくれるのです。

積載面においてもそこはしっかりSUV。たっぷり荷物を積み込めます。それではキャンパー目線でその魅力を深掘りしてみましょう!

キャンプの行き帰りでスゴさを実感

乗ってみればわかるこのクルマの実力。電気は補助ではなく、メイン動力ととらえたほうが感覚的には近いです。

ただ純粋な電気自動車だと電気が切れたら止まってしまうという弱点がありますが、このクルマはガソリンもあるので全然大丈夫なんです!

電気メインで長距離走る!

キャンプ場へ行くのはやはりけっこうな遠出。走行距離もかさみますよね。となると燃費はオートキャンパーにとって、とても大きな問題になってきます。

そこへいくとアウトランダーPHEVなら長い道のりの大半を電気で走ってくれます。目安となる電気走行距離を含めての換算燃費はなんとリッター60㎞を超えるというのだから驚き!

昔ながらの四駆ならリッター5㎞なんてのもザラですから、いかにこの数値が突出しているか分かりますね。

モーター走行で車内はとにかく静か

電気のみでモーター走行しているあいだは驚くほど静か。車内の会話をストレスなしで楽しめます。クリアに響く音楽はロングライドを楽しいものにしてくれるでしょう。

ファミリーキャンプ帰りでは、遊び疲れた小さなお子さんの眠りを妨げないのもいいですね。

あっという間に充電完了!

途中で電気が減っても心配無用。ガソリンだけでも当然走りますし、最近では高速道路SAや道の駅、キャンプ場やRVパークでも充電可能な施設が増えています。全国で普通充電スポットはおよそ14,600基、急速充電スポットは6,200基にものぼります。

充電スピードも際立ちます。AC200V使用の普通充電で約4.5時間(満充電)。急速充電なら約25分(80%充電)という短時間で完了します。

走れば走るほどオトクに

走行距離が伸びれば伸びるほどランニングコストが下がり経済的です。これはロングライドが宿命でもある週末キャンパーにとって嬉しいポイント。

またPHEV車はエコカー減税の対象になり、購入時の諸経費である取得税、重量税、自動車税などが一定期間において減税されるのも大きいですね。

電源サイト要らずのニクイやつ!

電源付きサイト 寒い時期など、何かと強い味方となってくれるのが電源サイト。でも通常サイトより数が少なくて、いち早く予約で埋まってしまうことも……。

そんなときもこの「アウトランダーPHEV」なら無敵なんです。

PC、デジカメ……電池切れの心配ナシ


車内に最大1500Wまで使用可能なAC100V電源のコンセントを2カ所備えているので、ホットプレートなど消費電力の多い電化製品もバッチリ使えます。

一般サイトでもこのクルマを電源代わりに使うことができるというのは大きなメリットですね。デジカメやPC、携帯の充電はもちろんのこと、冬キャンならホットカーペット使用時にも真価を発揮してくれるでしょう。

災害時の非常用電源としても有効

電源サイト代わりというだけでなく、災害などで停電した場合でも、非常用電源としてアウトランダーPHEVは活躍してくれます。

満充電の状態で一般家庭の最大約1日分。エンジンでの発電も組み合わせれば、ガソリン満タンで最大約10日分の電力が供給可能です。これはもう、走る自家発電機ともいえますね。

積載面だって抜かりなし!

電気面でのメリットだけがどうしてもフィーチャーされがちですが、そこはしっかりSUV。積載面だって大したものです。


分割リアシートで長尺モノも余裕

6:4分割で倒せるリアシートを備え、テントポールなどの長いギアもスムーズに収まります。荷室のサイズは990(奥行)×1000(幅)×800(高さ)mmです。

ちなみにマツダCX-5の荷室は960×1030×850mm、エクストレイルは840×1010×790mmなので、ほぼ同程度。圧倒的に広いわけではありませんが、SUVの通常レベルはしっかり保ってくれています。

弱点もチェックしておこう

とにかく長く走れば走るほどオトクさが増すこのクルマですが、逆にいえば近場移動メインだとなかなか良さが発揮されにくい面もあります。

近場移動ばかりだとコスパ的に弱い

気になる車両価格は393万円(税込)から。同等サイズのガソリン車と比べると割高になっています。

「キャンプ場の近くに住んでいる」などといった場合にはランニングコスト減のメリットを享受できないので、コスパ面で物足りなさを感じてしまうかもしれません。

オートキャンパーの“欲しい”が詰まってる

燃費に優れ、電源代わりにもなり、荷物もしっかり積めるこのアウトランダーPHEV。知名度的にはメジャーではないかもしれませんが実力は十分です。

数時間かけてキャンプ場まで移動するのであれば、現状ではかなり有力な選択肢として挙がってくるのではないでしょうか。次なる愛車候補にぜひ加えてみてくださいね!

「フォレスターX-BREAK」も好評

こちらはPHEVではありませんが、タフな走りに定評アリ。

MITSUBISHI OUTLANDER PHEV is high performance car.

三菱アウトランダーPHEVの性能は素晴らしい!



 

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