「これ、失敗した~!」ってどんな時に起こりがち?
続々と新作ギアも登場し、キャンプ欲も高まるこの季節。気分が高揚すると同時に物欲も刺激され、勢いあまってギアを買いすぎたなんてことはありませんか?実はこの現象、キャンパーなら誰もが陥りやすい失敗の一つでもあるのです。
CAMP HACKのLINE@友だち1万人に聞いた!
実際にCAMP HACKのLINE@友だち1万人に「キャンプギアを買った後に”失敗した”と感じたことはありますか?」と聞いた結果、半数以上の人が失敗したことがあるという結果に。
“勢いで買ったものの使わなかった”という結末だけは避けたいところ。しっかりと吟味してマイキャンプ道具を購入するために、失敗しやすいあるある失敗談と回避策をお教えします。
今まさにギアを新調しようとしている方、事前に失敗を防ぎましょう!
これぞ「あるある~」な例と回避策
買い物失敗あるある① キャンプを趣味にする決意。一式大人買い
「よし、キャンプを始めよう!」と決意し、形から入るタイプの初心者さんがやりがちな失敗例です。ジャグやゴミ箱などの小物まで一気に揃えても、実際キャンプへ行ってみると「コレって案外使用頻度低いかも」なんて事態に。そうなるとお留守番ギアへ一直線です。キャンプ未経験のうちから”買いすぎ”には要注意!
まず初心者さんは買いすぎの失敗を防ぐためにも、購入前にキャンプ場のレンタルサービスを利用するのがオススメです。実際にギアを使ってみることで、購入するギアの優先順位が分かるきっかけにもなります。
また身近でキャンプを楽しんでいる人が居れば、アドバイスを貰ったり、一緒にキャンプへ連れて行ってもらったりすると良いでしょう。実践で自分に合ったスタイルを探っていくと、良い買い物ができるヒントになりますよ!
他にも自宅で普段使用している日用品が代用ができたり、100円ショップアイテムを上手に活用すれば節約もできます。
ギアに資金をつぎ込むのも良いですが、少し節約してその分をキャンプへ行くための旅費にし、キャンプスキルを上げていきましょう!
買い物失敗あるある② 大は小をかねる!?大型2ルームをゲット
「リビングも寝室も一気に手に入る2ルームテントって便利!」と購入したは良いものの、やはりそこは大型テント。家でも場所をとる収納サイズ、さらに車への積載時にもラゲッジスペースをほぼ占拠。「ほかのギアを積み込むのに一苦労……。」なんてことも。
さらに実際にキャンプ場でテントを張ってみたら、区画サイト内に収まりきらないという緊急事態も”あるある”です。
キャンプ道具に関しては、大は小をかねないこともあるので、テント選びは慎重に!
回避策としては、買い物時から人数分の必要なギアの量を意識すること。車でキャンプへ行く場合は、乗車人数と荷物の詰め込みスペースとのバランスを見て、少しスペースが余るくらいで逆算してギアを購入すると◎。
大型テントを使用する場合は、キャンプ場予約時にサイトの広さ確認もお忘れなく!
買い物失敗あるある③ ハイスタイルもロースタイルも楽しみたい!専用ギアをがっつり購入
キャンプスタイルにも流行があり、1つのスタイルを極めると「次は別のスタイルに…!」と挑戦したくなるものです。もちろん、それも楽しみの一つですが、その都度ギアをまるっと変えていると大変なことに。
代表的なスタイルとして、ハイスタイルとロースタイルがあります。それぞれその高さ専用のギアを買い揃えてしまうと、自宅では2倍の収納スペースが必要になります。
もちろんお金もかかるので、できるだけ最小限を心掛けておくと後々の後悔も少なく済むはず。
最近は高さ調節が可能なモデルも多く登場しているので、上手に活用すればハイ&ロー気分に合わせてどちらも楽しむことができます。
多様性を持つアイテムを使って収納スペースもお財布にも優しいキャンプを目指してみてくださいね!
買い物失敗あるある④ 買い物は安さ重視!ネットでとにかく購入
「家まで配送してくれるし、価格も比較できて最高!」と、全てネットでポチッと購入していませんか?実物を一度も見ることなく購入してしまうと、いざ届いたときに「思っていたサイズ感じゃなかった…」「あれ、実際に見るとあっちの色味が良かったかな?」など、しっくりこなくて後悔することも少なくありません。
ネット購入の場合は、メジャーで実寸を確認したり、SNSやブログで実際のユーザーの使用感をチェックしたりするのはマストです。
キャンプ知識のない間は、アウトドアショップに足を運ぶのが吉。店員さんに相談したり実物に触れたりしてからの購入がオススメです。
実際にテント設営のワークショップをしている店舗もあるので、ぜひ利用してみてくださいね。
買い物失敗あるある⑤ あっちもこっちも燃料だらけ
自分好みのランタンやバーナーを使用する燃料を考慮せずに購入していると、燃料で荷物が溢れ返ってしまうことに!燃料が必要なギアを購入するときは、使用する燃料(灯油、ホワイトガソリン、OD缶、CB缶)も意識してバランスよく購入しましょう。
またガス缶を使用するギアに関しては、ブランドごとガス缶の経口の仕様が若干異なります。互換性はないため同ブランドで揃えてくださいね。
買い物失敗あるある⑥ 慎重に買い物したものの、統一感なし!?
一つ一つ丁寧に吟味して、集めたギアを使っての初めてのキャンプ。いろいろとセッティングしていくと「あれ?なんか合わない!?」とチグハグな雰囲気に愕然としてしまう恐ろしい状況に見舞われることがあります。そうならないために、ギアを選ぶときにはカラーや素材感を大切に選ぶことも重要です。ブランドHPやSNSを参考にコーデをマネしてみるのもセンスアップへの近道です。
センスに自信がない人は、ある程度同ブランドで揃えるとまとまりの良いサイトが作れますよ。
お金もスペースも節約して、賢く楽しめ!
キャンプギアはお手頃なものから、かなり高額なものまで幅広くあります。手当たり次第にチャレンジしてると時間もお金ももったいない!先輩キャンパーの失敗に学び、近道をチョイスしながら経験値を積んでいくとより早く理想に近づけます。ギアを揃えるのもキャンプの醍醐味なので、ぜひ賢く楽しんでくださいね!
実践編の失敗あるある
いざキャンプへ行くと、慣れないうちはアクシデントが発生しがち! 焦らず対処できるように”失敗あるある”を事前にチェックしておこう。Let’s learn the tricks of camp from failure!
キャンプのコツは失敗から学ぼう!