「一人で行ってきなよ」と言われ落ち込んでいる方へ
キャンプや焚き火の楽しさを知ってハマってしまうと、「この楽しさを大切な人と共有したい」と考えるのは自然なこと。「キャンプに一緒に行かない?」と声をかけてみましょう。しかし勇気を出して誘ってみたものの相手から、とある理由で「キャンプに行きたくない!」なんて言われたらあなたはどうしますか?
今回は、そんなよくあるお断り理由とその相手を説得する5つの“殺し文句”をご紹介します。
パターン1「外で寝たくない!」とお断りされたら?
A「ウチの寝具フッカフカだよ!」
テントではぐっすり眠れないと漠然としたイメージを抱いている人も多くいます。そこで、快適な寝床を提供してあげましょう。事前にキャンプ場の気温をチェックして、快適に寝られる温度帯の寝袋&マットを準備しておけば「外で寝る」ことの楽しさがしっかり伝えられるはず!
A「朝、鳥のさえずりで目覚めよう?」
ここは目一杯、外で寝ることのメリットを伝えましょう。例えば鳥のさえずりで目が覚める経験は、キャンプならではの貴重な体験。あの澄み渡った朝の心地よさを力説してください。A「綺麗な絶景を眺めながら、一緒に過ごしたいんだ!」
カップルならこんな殺し文句もあり。絶景は普通のデートでも見に行けますが、絶景をバックに焚き火をしたりお酒を飲んだりできるのはキャンプならではの楽しみ。そこでいつもよりロマンチックな雰囲気を演出! キャンプ場のチョイスも重要な説得材料になるので、ロケーション抜群なキャンプ場を選びましょう。
パターン2「お風呂に入れないのが嫌」とお断りされたら?
A「それが旅館並みの温泉施設もあるんだよ!」
「キャンプ=ワイルドなアウトドア」と考えている人も。そこで衛生面のマイナスイメージを払拭するようなキャンプ場を提案しましょう。温泉のあるキャンプ場は意外に多く、またキャンプ場を利用することよりお得に利用できる近隣温泉施設があるところも。誘う相手が温泉好きなら、ここからアプローチするのも良いですね!
A「しかもキャンプ場のトイレも綺麗だから安心して?」
管理が行き届いたトイレがあるキャンプ場を選んであげるのは、今後の2回目、3回目につながるかどうかの重要な要素になります。キャンプ場によっては、ウォシュレット付きのところもあるのでしっかり事前に確認しておきたいポイントです。
パターン3「暑いのが嫌」とお断りされたら?
A「そう思ってクーラー作ったよ!」
「暑いのが嫌!」これから夏に差し掛かるにつれてお断り常套句NO.1がこちらでしょう。そんな時は、ホームセンターや100均を駆使してお手軽な簡易クーラーを作っちゃいましょう! 「クーラー作ったよ」なんて言われた日には、相手も着いて行かざるを得ない気持ちに。
A「実は、涼しくて景色も最高な場所があるんだ!」
さらに暑さを凌ぐのに効果的なのが「標高の高いキャンプ場」です。一般的に1000m標高が上がると約6℃気温が下がると言われているのでそこに着目し探してみては? 一緒に壮大な星空も楽しめて一石二鳥ですよ!パターン4「虫が苦手だから嫌!」ってお断りされたら?
A.「ちゃんと守ってあげるから大丈夫!」
大自然を味わいたいと思いながらも虫が苦手で躊躇している人は多くいます。そんな時はしっかり虫対策をして安心させてあげましょう。対策は以下の3つが効果的。対策①スクリーンタープを使う
スクリーンタープのメッシュで四方を締め切れば、虫の侵入を防ぎながらも通気性は確保し快適に過ごすことができます。雨が降ったときも濡れず過ごせるので、一張り持っておきたいアイテムです。
対策②光量の強いライトをリビングスペースから離れた場所に置く
夜に効果的な対策がこちら。虫が光に寄ってくる特性を活かして、一番光量の強いランタンをあえてリビングスペースから遠くに置きます。そうすることで、虫が1箇所に集まりやすくなります。ちょっとした工夫でリビングスペースが快適になりますね。
対策③虫除けグッズを駆使する
あとは、虫除けグッズをフル活用! 虫を寄せ付けにくくするウェアや、ハーブの虫除けスプレーなどあらゆる手段があります。どんな製品ラインナップがあるかは、以下の記事を参考にしてみてくださいね。
パターン5「道具を持っていないから無理」とお断りされたら?
「何もいらないよ、付いてさえきてくれれば」
これが誘ったアナタの究極の“殺し文句”です。必要な道具を準備してあげるくらいの器の広さが試されます。基本となるテントや調理器具をあなたが持っている場合、一人メンバーが追加されるごとに必要な大物道具と言えば、チェア、マット、シュラフの3点です。
道具に余裕がある場合は貸してあげれば良し。余裕が無い場合は、レンタルと代用品を使うのも手です。
例えばシュラフが足りない場合、シュラフの必要性が低い夏シーズンを狙ってキャンプに行ったり、代用品にブランケット使うなどお金を極力かけない対処法があります。
チェアが足りない場合は、思い切ってお座敷スタイルにチャレンジするのもありですね! いかにスマートにキャンプができるか腕の見せ所です。
「テント泊だけが、キャンプじゃないんだ」
キャンプを知るにはなにもテント泊が全てではありません。道具が無い場合は、コテージやグランピングでの宿泊から始めるのも一つの手。雰囲気から少しずつ興味を持ってもらえるようにするのもいいでしょう。上手に口説いて、いざキャンプへ!
ご紹介した5つの“殺し文句”を参考に上手に大切な人を誘い出しましょう。一度誘い出してしまえばこちらのもんです。なぜかって?それはキャンプをこよなく愛するあなたがプレゼンするからです。焚き火の薫りやランタンの雰囲気、他ならぬあなたの楽しそうな表情を見て“本気”をかならず受け取ってくれるはずです。
もし相手がキャンプに乗り気だったら…?
本人がやる気マンマンの場合は、思い切ってはじめのひと張りテントをオススメしてみてはいかがでしょう。一度テントを手に入れれば、あとはキャンプ沼の始まりです。Invite well and let’s go camping with important people!
上手に誘って大切な人とキャンプに行こう!