家でもキャンプ道具を使わなければもったいない!
キャンプで活躍する道具は、野外専用の火器をのぞけば家でも大活躍! そんな道具たちをキャンプ専用にして、出かけないときは物置にしまっておくなんて、もったいないと思いませんか?
だからボクは、普段から家でもいろいろなキャンプ道具を使っています。そのなかから少しだけ、お気に入りのキャンプ道具を紹介していきましょう!
編集&ライター牛島義之の自己紹介
とその前に、簡単ではありますが自己紹介をさせていただきます。
アウトドア雑誌副編集長職を経て、フリーの編集&ライターとして独立しました。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、編集&執筆活動をしています。アウトドア業界に身を置いて30年近くが経ちました。
仕事ばかりではなく、2児の父としてファミリーキャンプを年に数回楽しんでいます。なので、自宅にあるキャンプ道具はファミリー向きがほとんどです。
そんなわけで今回紹介するのもファミリーキャンプ向きが主体となりますが、おすすめなのでぜひ参考にしてみてください!
家使いアイテムその1:ほったらかし料理で時間を有効活用
これはSOTOの保温・保冷調理器「eMEAL(エミール)」。同ブランドの「ステンレスダッチオーブン10インチ」に食材を入れて少しだけ加熱し、それをエミールに入れて放っておけば、おいしい料理ができてしまうという逸品です。
通常、加熱する料理はほぼ付きっきりで火を見ていなければなりませんが、これならずっとキッチンにいる必要はなし。仕事をしていても、子どもの勉強を見ていてもエミールがずっと調理をし続けてくれます。
ダッチオーブンの優れた蓄熱性を利用して、いわゆる余熱調理をやってしまおうという調理器具。保温だけでなく、保冷剤でダッチオーブンを冷やして保冷料理ができるのも特徴です。
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SOTO eMEAL
SOTO ステンレスダッチオーブン 10インチ
「手羽元のオレンジ煮」はわが家の定番!
そんなエミールでよく作るのは「手羽元のオレンジ煮」です。ダッチオーブンにオレンジジュース、しょう油、三温糖を入れて加熱。沸騰したら手羽元を入れて火にかけます。5分たったら火を止めてエミールに移します。そして1時間放置すれば完成!
半熟玉子を煮汁に漬けておけば、黄身がトロッとこぼれ出す煮玉子もできちゃいます。これは家族みんなの大好物なので、人数分作らないと怒られます(笑)。
煮汁がたくさん残るのが……
余熱調理なので、食材が煮汁に浸っていないと火がまわりません。ですから10インチダッチオーブンに、それなりの量の煮汁を作るわけですが、調理後はこれが大量に残ってしまいます。それが難点といえば難点。
ただこの煮汁はとってもおいしいので、野菜炒めやチャーハン、鶏モモ肉のステーキ、豚スペアリブ煮、などに流用できます。それでもなかなか消費できませんが……。
家使いアイテムその2:外でも家でも使えるバーナーが便利!
次に紹介したいのが、愛好家も多いイワタニの「カセットフー マーベラス」。現行品は「マーベラスⅡ」となって、使い勝手も向上しています。最近、岩谷産業90周年限定モデルも発売され、カラーバリエーションも驚くほど豊かです。
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イワタニ カセットフー マーベラス
いちばんの魅力は、屋内でも使えること。多くのバーナーは野外専用なので屋内での使用は禁止ですがマーベラスは屋内外兼用。食卓で鍋を囲んで家族団らんなんてときにも大活躍です。
豊富なオプションで料理の幅が広がる
マーベラスのもうひとつの推しポイントは、豊富なオプションです。付属の専用セットアダプターを取り付ければ「焼肉プレート」、「たこ焼きプレート」、「鉄板焼きプレート」など、計6プレートのセットが可能。
これだけあれば鍋だけでなく、さまざまな料理が楽しめます。
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イワタニ 焼肉プレート
イワタニ たこ焼きプレート
イワタニ 鉄板焼きプレート
ウチにあるのは「たこ焼きプレート」と「鉄板焼きプレート」。このふたつがあれば、子どもが好きなたこ焼きやお好み焼き、ホットケーキが作れます。
キャンプではもちろん、家でも大活躍! 家で“たこパ”を楽しむときは、なくてはならない存在です。
気になる点:アクセサリーが散らばりがちに……
キャンプでも家でも楽しめるのはいいのですが、付属の専用セットアダプターやオプションのプレートをキャンプへ持っていく際、別々に収納しがちで「アレ? どこにしまったっけ?」となりがち(ボクだけかも……)。
なので、本体とアクセサリーが一緒に収納できる収納バッグがあるといいな~、なんて思ったりしています。
家使いアイテムその3:実用性とデザイン性のある食器
最後におすすめしたいのが、キッチン・インテリア雑貨ブランド「KINTO」のアウトドア食器シリーズ「ALFRESCO(アルフレスコ)」。
シンプルだけど洗練されたフォルムは、普段使いしたくなるデザインです。
一見すると陶器のようですが、メラミン樹脂に竹繊維を混ぜて作られた素材を採用しているので、落としても割れる心配はありません。
カトラリーまでスタッキングが可能
プレートやボールはもちろん、タンブラーもスタッキングが可能。かさばらないので持ち運びにも便利です。
このスタッキング機能は、食器だけでなくカトラリーにも備わっているところが、またニクい! 長さもほぼ一緒なので、コンパクトに収納ができます。
なにより食事が楽しくなる!
アウトドアブランドの食器は、質実剛健で実用性が高いのですが、デザイン性に欠けるものが多い気がします。
でも「ALFRESCO」は、使っていてちょっと楽しくなるデザイン性が魅力。料理は見た目というけれど、やっぱり見てキレイなほうが食欲も湧くし楽しくなります。
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KINTO ALFRESCO プレート 190mm
KINTO ALFRESCO プレート 250mm
KINTO ALFRESCO ボウル
KINTO ALFRESCO マグ
道具を使えばキャンプの思い出もよみがえる
キャンプ道具を日常的に使えば、キャンプの思い出もよみがえってきて、ちょっとワクワクしてきます。
そしてキャンプ道具を使いながら、家族で「この前のキャンプでは、コレ使ったね!」とか「今度はこの料理をキャンプでも作ろうよ!」なんて話で盛り上がれば、次のキャンプの予定は決まりですね。