ナイトアイズ「ギアータイ」が何かと便利そう!
独創的なアウトドア小物で知られる、アメリカのブランド「NITE IZE(ナイトアイズ)」。カラビナなどの定番アイテムに、ユニークなデザインと工夫を凝らした商品が人気です。今回は、数あるアイテムの中から「ギアータイ」というアイテムに注目。色やサイズが豊富な、この細長い物体が、何かと便利すぎる! として、ひそかな話題になっています。
アウトドアでは、この“何かと”という部分がかなり重要。「ギアータイ」は、いろいろな場面・用途に使えるという、1つで何役もこなせる優れモノ。
いかに便利か、百聞は一見にしかず! リアルな活用事例から、豊富な商品ラインナップまでを、まるっと紹介します。
日常使いから、旅からもちろんキャンプまで!7のリアルな活用事例
「ギアータイ」は、繰り返しの曲げに強いワイヤー芯を、グリップ力に優れたラバー素材で覆ったとてもシンプルなアイテム。いわば「結束バンド」の一種です。しかし、驚くほど多彩なその用途は「結束バンド」の枠に決して収まりきりません。アウトドアから日常生活まで、目から鱗の「ギアータイ」活用例をさっそくチェックしていきましょう!
1. ケーブルを束ねる
「ギアータイ」の用途の基本は、くるりと巻きつけて”モノをまとめる”こと。カバンの中でぐにゃぐにゃ絡まってしまいがちなケーブル類は「ギアータイ」ですっきり。カラーバリエーションが多いので、機器別に色を分けるのも便利そう。スマホやノートPCのお供にぴったりですね。コードが黒だと、原色が差し色になっておしゃれ感もアップします。
2. 上着をキャリーケースに留める
寒暖差のある地域間の移動で、脱いだ上着はどうしてますか? 手に持ったりキャリーケースにわざわざ入れるのは面倒。で、結局ハンドルに無理やり縛り付けたりなんてことありますよね。そんなときは、長いサイズの「ギアータイ」で、スマートに上着を固定しましょう。わざわざキャリーケースに入れる手間もなく、着たいときにサッとほどいて羽織れるので便利ですよ。
3. タオルハンガー
上着の固定に使った長めの「ギアータイ」は、旅先でタオルハンガーにも早変わり。キャンプ中に、濡れたタオルをふわりと広げて乾かしたいときにも便利です。同じ形に曲げたハンガーを、隙間ができないように2つ重ねれば、両肩のある衣類ハンガーにもなりますね。「ギアータイ」は曲げ方と使い方をいろいろ工夫するのも楽しいアイテムです。
4. ランタンフック
フックを作り支柱にグルグル巻いて、手軽なランタンハンガーに。釣り下げ場所の移動も「ギアータイ」ならすぐできます。キャンプ小物を掛ける整理整頓アイテムにもなりそうです。ただし、万一の事故を避けるため固定はしっかりと。ランタンがちょっと重いかなと思ったら、外れて落ちないように、念のため根本はしっかりねじって固定しましょう。
そんなときも「ギアータイ」なら、組むのも解くのも簡単手間いらず。ワイヤーで固定するのと同じなので、組みあがりもガッチリです。ちょっと意外な使い方ですね。
5. カップホルダー
くるりと捻って、輪っかを作れば、あっという間にカップホルダーの完成。「ギアータイ」は“くくる“だけでなく、立体的なツールにも変身させられるのが面白いですね。キャンプチェアのひじ掛けに取り付ければ、カップをひょいと置けて、両手が空くので何かと便利。カップホルダーのないチェアを愛用している方は、ぜひお試しを。
6. マットを束ねる
ザックに入りきらないマット類は、ザックの外側にストラップベルトで固定する場合が多いですね。そんなとき、ストラップの代わりに「ギアータイ」を使うのもおすすめ。面倒なベルトの調節や締め上げの手間もなく、根本をキュッとねじるだけ。抜群のグリップ力でマットをしっかり保持できます。カラーもザックの色に合わせると違和感なく使えますよ。
7. ポールが自撮り棒に変身
トレッキングポールに、スマホを「ギアータイ」で固定すれば、お手軽自撮り棒の完成。「ここ自撮りで撮っておきたいな」というときにサッと準備できる、アイデア使用例です。ただしこれは、あくまで簡易的な自撮りツール。固定がゆるいとスマホがポロリと落下する可能性も……。トライする場合は安全確認を十分に行い、自己責任で!
【ギアータイの選び方】用途によって長さを考えよう!
「ギアータイ」の特徴の1つは、長さのバリエーションが豊富なこと。それだけに、購入するときは、長さをしっかり確認すること!シーンや用途によって適切な長さをご紹介します。
日常使いなら「3インチ(76mm)」や「6インチ(152mm)」
日常使いでは、あまり長い「ギアータイ」は、かさばったり、長さを持て余したりして、かえって不便になります。ケーブル類をまとめるのに使うなら、3インチもしくは6インチの長さで十分。色のバリエーションで複数を使い分けるのもおすすめです。
アウトドアのシーンなら「12インチ(304mm)」や「18インチ(457mm)」
ランタンフックやスマホスタンドなど、簡単に形を作って使うには、12、18インチサイズからがおすすめ。また、ペグやポール、ストックを束ねたり、タープを固定したりと、さらに使い方は自由自在。このサイズからは、アウトドアでの用途も一気に広がります。
マットやテントをまとめるなら「24インチ(609mm)」「32インチ(812mm)」
マットやテント、タープのような、かさ張るアイテムには、24インチや32インチのロングタイプを使いましょう。キャンプ用品だけでなく、スキーやスノボ、釣り竿などをまとめるのにも重宝します。大型のアイテムでも傷を付けることなく、かっちりまとめられるので便利ですよ。
カラビナのついたタイプも!
ベルトやファスナータブに、サッと接続できるカラビナ付属タイプにも注目! よく使うものをすぐ取り出せる場所に着けておけるのがgoodです。カラビナは、そのままアイテムの吊り下げフックやキーホルダーにも。アイデア次第で使いどころはもっと増えそうです。
ナイトアイズ ギアータイ クリップ&ツイスト 3インチ
●サイズ:W13×H107×D8mm
●重量:3g(1本あたり)
●素材:TPE(熱可塑性エラストマー)、ステンレススチール(カラビナ除く)
●重量:3g(1本あたり)
●素材:TPE(熱可塑性エラストマー)、ステンレススチール(カラビナ除く)
輪っかがついてさらに便利!
片側先端にリングをつけたタイプもラインナップ。通常の「ギアータイ」も、先端を輪っかにして使うことがあるので、リング標準装備はとても便利です。もう片方の先端を、すぐ輪に通して使えるので、まとめる、縛る、吊り下げるといった操作性が、よりアップしています。
ナイトアイズ ギアータイ ループ&ツイスト12インチ
●サイズ:W13×H315×D8mm
●重量:6g(1本あたり)
●素材:TPE(熱可塑性エラストマー)、ステンレススチール、プラスチック
●重量:6g(1本あたり)
●素材:TPE(熱可塑性エラストマー)、ステンレススチール、プラスチック
使い方万能!「ギアータイ」は真のお役立ちアイテム
日常からアウトドアまで、「ギアータイ」はあらゆる場所で役立つ万能アイテム。紹介した活用例は、実はほんの一握りにすぎません。実例を見て、がぜん興味を惹かれた方も多いのでは?「ギアータイ」の便利さを実感するには、まずは一度使ってみること。実際に手に取ってくねくねしていると、思いがけない使い方のアイデアが湧いてくるかもしれませんよ!