【中の人に聞いてみた】買うのを躊躇しそう?NEMO(ニーモ) の秋冬用高額シュラフ、後悔しない選び方

アイキャッチ画像出典:イワタニ・プリムス キャノン−40

秋冬キャンプで安心して眠れる!万全のシュラフ選びとは

高性能、高機能な秋冬用シュラフは高価なものが多く、秋冬キャンプをしたくてもシュラフ購入がネックとなり、二の足を踏んでしまう人も多いはず。とはいえ大きな出費をするからには、快適で暖かいシュラフを選びたい。

それには専門家に選び方を聞くのが一番です!

温度帯も重要だけれど「寝る姿勢」こそ快眠の決め手!


そこで今、大注目のNEMO(ニーモ)のシュラフについて、輸入元であるイワタニ・プリムス広報部の金牧(かねまき)さんに、お話を聞きました。

秋冬用シュラフは、まずなにを基準に選べばいい?

金牧さん
基本的には「適応温度帯」が基準ですが、キャンプを楽しむことがメインなら、最初に「寝姿勢」を考慮するのもいいと思います。


「寝姿勢」を考慮というのはどういうことですか?
金牧さん
人間は睡眠時に何度も寝返りをうつので、横向き寝の時間が意外に長いのです。

マミー型と呼ばれるシュラフに1度でも寝たことがある人は、シュラフの中で動くことに窮屈さを体感した覚えがあるのではないでしょうか。横向きに寝ようと膝を立てたときに窮屈で「ん? 膝が動かない……」みたいな感じです。



寝返りが自然にうてる新感覚「スプーンシェイプ」のシュラフ

金牧さん
NEMOのシュラフは、人が寝るときの自然な動きや横向き寝の快適性を考え、リラックスして快適な睡眠を得ることを重視して、従来のマミー型や封筒型のほかに、独自に開発したスプーンシェイプのシュラフをラインナップしています。


スプーンシェイプとは、どういった形状なのでしょうか?
金牧さん
寝返りをうつ動きをしてもその動きの妨げにならないよう、また横向き寝の姿勢が不快にならないように、胸や腕まわりと膝まわりに余裕を持たせたるなど、横向き寝でも快適に寝られる形状のことです。

【注目の3タイプ】寝相や用途で選ぶスプーンシェイプ

では注目のスプーンシェイプ3タイプ、特徴をそれぞれ教えてください!
金牧さん
・自宅の布団で寝ている様なリラックス感の「リラックスドスプーン」
・携行性を重視した「ウルトラライトスプーン」
・軽量コンパクト性とリラックス感をバランスよく実現した「クラッシックスプーン」

こちらの3タイプがあります。

自宅の布団で眠るかのようにゆったり「リラックスドスプーン」

収納サイズ36×23㎝、最小重量1.65㎏
私(筆者)のように寝相の悪い人はリラックスドスプーンがいいようですが?
金牧さん
 そうですね。でもどのような用途で使うかということも選択の際のポイントです。


では、ファミリーキャンプ中心だったら、どのタイプがおすすめですか?

金牧さん
 キャンプ場中心にということであればリラックスドスプーンですね。とくにキャンプ慣れしていない方にはおすすめです。

ご自宅で布団にくるまって寝るような感覚です。しかも、収納サイズは一般的な封筒型のシュラフよりもコンパクトに収納できます。

携行性重視「ウルトラライトスプーン」

収納サイズ30×19㎝、最小重量1.08㎏
金牧さん
 例えば、テント泊登山のように装備をバックパックに背負っての移動が長いとなれば、軽さとコンパクト性が求められますのでウルトラライトスプーンがおすすめです。余分なスペースを削ぎ落としながらも、横向き寝の快適さを確保しています。

軽量コンパクト性とリラックス性を両立「クラシックスプーン」

 

収納サイズ30×23㎝、最小重量1.22㎏
金牧さん
 「バックパッキング、オートキャンプの両方で使える汎用性を持たせておきたい」ということなら、

スプーンシェイプのオリジナルパターンでクラシックスプーンが落としどころとしてはちょうどいいのではないでしょうか。

「中綿素材」と「適応温度帯」がポイント!

金牧さん
 NEMOのシュラフはモデルによってダウンと化繊を使い分けています。ダウンは保温性が高く軽量コンパクトに収納できますが、どうしても高価ですよね。

一方、化繊はメンテナンス性が高く水濡れに強いという特徴があります。比較的安価ですがダウンほどはコンパクトに収納できないという、各素材のメリット、デメリットがあります。


まずは形状や中綿素材の特徴を知っておくべきなのですね。

金牧さん
 その上で使用する環境の温度帯に合ったものを選ぶと、より快適な行動と睡眠が得られます。

NEMOのシュラフには使用温度域の表示として、T-Limit(下限温度)、T-Comfort(快適使用温度)という表記をしています。これはEU諸国間における工業製品の基準で、各メーカー共通のものです。


金牧さん
 また、レギュラーモデルについてはT-Limit(下限温度)を男性が使用する下限温度としています。一方女性は男性に比べて、筋肉や脂肪の量が異なり寒がりの方が多いので、T-Comfort(快適使用温度)の数値が寒さを感じずに寝ることの温度だと思ってください。


男性の筆者なら、「下限温度」が目安になるわけですね。女性なら「快適使用温度」を見ればいいと。なるほど……。

金牧さん
 例えばT-Limitが-10度でしたら、そのときの外気温が-10度が使用限界。そのときに外で行動していた服装のまま、もしくはアウターウェアを1枚脱いだ状態でシュラフに入れば、凍えずに睡眠がとれる、という目安になります。

「ディスコ30・ウィメンズ」の場合、レギュラーモデルとW‘sモデルのスペックを比べてみると使用温度表記が若干違います。W‘sモデルの方は-1℃(T-Comfort)快適使用温度/-6℃(T-Limit)下限温度とあります。これは女性向けモデルなので、使用温度は-1℃まで。-6℃はもし男性が使用した場合の下限温度です。


では、より低い適応温度帯のものなら、より暖かいのですか?
金牧さん
 上の写真は「キャノン-40」という、NEMOで最も保温性の高いエクスペディションモデルですが、これを平地の冬キャンプで使ったら、暖かいというより暑くて寝られないかもしれません。

保温性能が高いシュラフは値段も高くなりますので、使用環境に合ったモデルを選んだ方がいいですね。

NEMOなら快眠のための機能がいっぱい

そのほかにシュラフ選びで注目すべき点はありますか?
金牧さん
 NEMOシュラフには「アジャスタブルサーモギル」といって、胸元に熱気を放出するジッパー開口部があり、これによってより広い温度帯に対応できるようになっています。

ほかにもこうした快適性や利便性に関わる機能にも注目して欲しいですね。


暑いときは外に出し、寒いときは首周りに巻きつける「ブランケットフォールド」
就寝時に邪魔にならない位置にスマホなどの小物を収納できる「スタッシュポケット」
着替えなどを入れれば枕として機能する「ピローポケット」
メンズ、ウィメンズの両方が用意されたモデルはジッパーで連結できる

金牧さん
 さらには意外とうれしいところで生地の噛み込み防止付きのダブルジッパーを採用しているところもポイントです。横になりながらスライダー動かすのって上手くできず、生地が噛んで「アレッ?」て焦る人もいますから(笑)。


快眠を助ける機能がいっぱいですね。では男性で寝相が悪く身長178cm、使用用途は秋冬キャンプと低山の冬山という私(筆者)に最適なNEMOシュラフはどれでしょうか?
金牧さん
 NEMOシュラフのウェブサイトには、5つの質問に答えるとおすすめのモデルが分かるコーナーがありますので利用してみてください!




NEMOシュラフのウェブサイトはこちら 

やってみたら、ディスコ15を筆頭に4モデルが選出されました。あとはお財布の中身と相談ですかね。

金牧さん
 このサイトには例えばダウンの保温力の目安となるFP(フィルパワー表示)、化繊の種類、さらには、パフォーマンスと価格で比較する図などもありますので、色々な視点や基準でNEMOシュラフを選ぶことができますよ。


コスパも分かるサイトということですね。これは便利です。
金牧さん
 NEMOのシュラフで秋冬キャンプを快適に楽しんでくださいね!



金牧さん、秋冬キャンプの最適なシュラフ選びのアドバイス、ありがとうございました!

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