人気のキャンプ道具は、他の人とかぶってしまう…
多くの人に長く愛されるキャンプ道具は、「こんな道具があればいいな!」を実現した絶妙な作りで一度使うと手放せません。それだけに、他のキャンパーとの“かぶり”も多い。友達と並べて使うなんてときには便利なんですが、突然の雨で慌てて片付けるときなど、誰の道具なのか瞬時に判別できないこともありますよね。でも、自分でかっこよくカスタムするのはなんだか難しそう……。
そんな悩みを解決してくれるアイテムたちを紹介します。まずは、FREEDOMの縞板天板シリーズです。
載せるだけ!クールなテーブルになる縞板天板
スノーピークのシェルフコンテナといえば、棚としても活用できる人気の収納コンテナ。サイズは2種(25サイズと50サイズ)あり、既に持っているというキャンパーも多いと思います。
このシェルフコンテナに、縞板アルミ製の天板をかぶせることでテーブルとして使えるようになるのがFREEDOMから発売されている「縞板天板」。この縞板天板のサイドには、写真のようにステンレスバーが付いているので、シェラカップや焚き火用品を下げるなんてことができます。
意外と軽い
見た目は重そうな縞板ですが、驚くほど軽く、この天板の場合は約1.1kg。耐熱性があり、傷が付きにくいという特性も備えているので、タフに扱えるのも魅力です。開いた状態にかぶせる用の「縞板天板V」
開いた状態も美しいシェルフコンテナ。こちらは、その美しさをいかしてテーブルにできる天板です。
ハンドルと本体の隙間にピタッと収まるのが気持ちいい! 載せた物が滑り落ちないよう、ステンレスのバーがついています。単体でもスキレットの台として使えそうですね。
自由に組み合わせができる2枚のハーフセット
こちらはハーフサイズの天板が2枚セットになっています。
片側だけ開いたり、真ん中に天板を置いたりできるというわけ。使い方の自由度が増します。天板のサイズが半分だから1枚分の重さは0.9kg。フルサイズの縞板天板は1.6kgなので、より軽さが際立ちます。
FREEDOMの西出元昭さんにお話しを聞いてみました
もともとビックスクーターやクルマのカスタムが好き。そして、縞板という素材が好きだったのでそれで何か作れないかと考えていました。そんなとき、たまたま手元にあったシェルフコンテナを見て、メタルな素材同士を組み合わせたら相性がいいだろうなぁと思ったのが制作のきっかけです。
木の板でシェルコン天板を自作している方は見たことがありましたが、縞板では誰もやっていません。これが最大の理由ですね。
できあがった天板は狙い通り! イベントなどで出店しているとお客さまから「縞板天板を使いたくて、シェルコンを買った」と声をかけられることもあるそうです。
「シェラカップをテーブルのサイドに引っ掛けたいなと考え、作りました。(西出さん)」写真でもわかりますが、レザーとの相性も実にいいですね。
ちなみに、FREEDOMでは縞板だけでなく栃木レザーの小物も作っています。カートリッジカバーもステキなんですが、注目はこちら。
スノーピーク/ペグハンマー(PRO.S,PRO.C)にぴったりの栃木レザー製カバー。サイズは16×9.5cm、穴の大きさはφ3.5cmなので、ほかのハンマーでもサイズがあう可能性はあります。ハンマーの形によっては微妙にきつい場合もあるけれど、少しずつなじませればいつのまにか形がなじみます。これがレザーのいいところ!
西出さんは「シェルフコンテナはまだまだ可能性を感じるので、今後もおもしろいアイテムをリリースしたい」と意欲満々。これからも注目したいブランドです。
【問】FREEDOM 045-514-7880
http://camp-freedom.com/
あのローチェアが大人っぽい秋冬仕様に変身
市販の道具を気軽にアップデートできるアイテムはほかにもあります。フェスでもキャンプサイトでも、見ない日はないヘリノックスのチェア。色やバリエが増えていますが、日本人の好みは似ているようで……どうしても色かぶりしてしまいます。
テンマクデザインのチェアカバーが便利!
テンマクデザインのチェアカバーは、かぶせるだけでがらりと印象を変えられますし、焚き火の火の粉対策や寒さ対策にも一役買う優れもの!焚き火好きなら手に入れたい、厚手コットン100%のチェアカバー。難燃加工は施されていませんが、火の粉であっという間にポツポツ穴があくという悲劇は抑えられます。ブランケットのようにずれることができないのも安心です。
サイドにデイジーチェーンを装備していて、カラビナやロープを使って小物をひかっけられるので、ここでも自分らしさをアピールできます。それに扱いやすいコットン+シンプルなカラーなので、染料やパッチでさらにカスタマイズできそう。
厚手コットン×レザーも
厚手コットンとレザーのチェアカバーで、こちらも火の粉による穴空きを押さえてくれます。しかもレザーとコットンならではの“エイジング”という楽しみがあり、長く楽しめそうですね。
レザー部分には、テンマクのロゴが型押しされています。レザーならではの表情がステキ。
フェイクファー製
ありそうでなかったモフモフのフェイクファー製カバー。とにかく肌触りがよく、冬は手放せそうにありません。
これら、テンマクデザインのチェアカバーはヘリノックスチェアワンにジャストサイズですが、似たサイズであれば装着できる可能性は高いようです。
【問】ワイルドワン事業部 028-651-0570
http://webshop.wild1.co.jp/