カーマウントがあればナビ無しでも快適ドライブ
キャンプだけでなく、見知らぬ土地をドライブする上で今や欠かせないもの、それはカーナビ。カーナビは車載タイプが一般的ですが、地図アプリの精度向上により、スマートフォンをナビとして使っているという方も多いのではないでしょうか?
スマートフォンをナビとして使う時、快適にドライブするためのオススメのカーマウントを紹介します。
ケースと合わせて使いたいROOT CO.のカーマウント
機能的でタフなモバイルケースが人気のブランド「ROOT CO.」。モバイルケースのテイストに合わせたスタイリッシュなカーマウント(スマホをクルマに固定でききるカーアクセサリー)も扱っているのをご存知ですか?
「ROOT CO.」のカーマウントはグリップ式とマグネット式の二種類。今回は、サイズさえ合えばどんなタイプの携帯電話も装着できる、汎用性が高いグリップ式のカーマウントにフォーカスします。
グリップ式カーマウント、4つの注目ポイント
まずは使ってみて便利に感じた、おすすめポイント4点を紹介します。
その1. 工具不要で簡単取り付け
取り付け方法は、エアコンの吹き出し口のルーバーに差し込むだけ。工具を使わずに簡単に付け外しでき、粘着テープでダッシュボードが汚れてしまうこともありません。
どういう構造なのかというと、マウントの十字の溝を吹き出し口の縦横のバーと合わせて差し込むことで、固定されるというもの。このくらいシンプルなら、近所のお出かけなど使わない時は外しておくこともできるのでダッシュボード周りをスッキリさせることもできますね。
その2. 片手で装着が可能
片手でグリップを広げてから、スマホをマウントに押し付ければガチっとホールド完了。操作は片手でできるので、信号待ちの間などにサッと装着することも可能です。
このサッと装着できる動きはクセになりそうで、なんだか優秀なコクピットに座っている気分にもしてくれます。
その3. ケーブルを巻き付けて収納できる
携帯電話のバッテリーが減ってきた時に、シガーソケットなどからUSBケーブルで充電することも多いのでは? そんな時に役立つのがこの機能。
マウントの裏側にケーブルを巻き付けるためのソケットがあり、収納できちゃうんです!
ケーブルが長く垂れ下がっていると、シフトレバーの操作やハザードランプを押す時に邪魔になってしまいがち。こうして垂れ下げないようにすることで見た目がスッキリするだけでなく、運転操作にも配慮された、とても気が利いた機能です。
その4. 移動して助手席にも使える
ROOT CO.のカーマウントは、エアコンの吐き出し口さえあれば運転席の左右だけでなく助手席にも取り付け可能。長い移動で退屈してグズりだした子供に動画を見せる、音楽を流す用に配置する、など色々な使い方ができます。運転席用と助手席用、2つ用意しておくという手もありますね。
7ヶ月使ってみてココが気になった
筆者が7ヶ月間ドライブのお供として使っている間に発生した、いくつかの気になった点も紹介します。エアコンの使用に差し支える
通常エアコンの吹き出し口は、上下左右に動かして風の向きを調節することができますが、カーマウントを取り付けると重みで吹き出し口が正面を向きっぱなしになってしまいます。左右の風の向きを変えることもできません。
これはエアコン吹き出し口に差し込むタイプのカーマウントの宿命ですが、暑い時期に冷風を当てて涼みたい時に、ちょっと困ってしまいました。
また、カーマウントの取り付け位置によっては枠のパネルに擦れて傷が付いてしまう場合が……。大切な愛車。傷を防ぐためには、セロテープやマスキングテープなどで接触するところを保護しておくといいでしょう。
強く触るとマウントが外れる時がある
粘着テープなどでガッチリ固定されているわけではないため、手や肘が強く当たるとマウントごと外れて落ちてしまうことが数回ありました。ワイパーやボタン操作の時に手が当たらないようハンドルから少し離して、画面をタッチする時はなるべくソフトタッチで。
※スマホを操作するタイミングは、法令を遵守してください
付け方によって、激しい振動で落ちやすくなってしまう……?
未舗装路で振動が続いた時や道路の段差で車が跳ねた時などに、グリップが外れてスマホが突然落下! こういったシーンが筆者のクルマでは何度かあったのですが、他の愛用者にも聞いてみたら「ウチはあまり落ちないよ」と違う感想が。
これはどうやらコツがあるのでは……? と感じた筆者は、何か解決策がないか検証を開始。
【改善案】こうすれば外れにくくなった!
対策1:マウントの角度を上向きにする
マウントのグリップはゴム製で滑りにくくなっているものの、スマホ自体の重力と振動で少しずつズレてしまうという現象を発見。下にズレないように、マウントの角度を垂直ではなく斜め45度ぐらいにしたところ、かなり落下の確率を軽減できました。
対策2:ROOT CO.のiPhoneケースを使う
ケースに入れていないiPhoneや、プラスチック製のケースなどは表面がツルツルで、せっかくのグリップ力が半減。ROOT CO.のケースは、落下時の衝撃吸収のためにサイドがゴムになっていて滑りにくいため、グリップ力がアップ!
それまではAppleの純正レザーケースを使っていましたが、そのことに気づいてからROOT CO.のケースに変更しました(側面がゴム製であればROOT CO.のケースでなくてもいいかもしれません)。
この二段階の対策をした後は、ほぼ外れることがなくなり、見た目だけでなく実用面でも満足できる結果に!
アウトドアな車に映える、ROOT CO.のカーマウント
ハンドルやシートなど車の内装にこだわる人が多いにも関わらず、これまでファッション性が高いものがあまり無かったカーマウント。アウトドア好きに愛用者が多い「ROOT CO.」のカーマウントなら見た目の良さは言うことなし!