今、プロボックスがカッコいい
丸みあるレトロなフォルムにペールトーンのボディカラーがとてもおしゃれなこのクルマ。じつはこれはトヨタの「プロボックス」! いまキャンパーの間でカスタム車として大注目されているんです。
街中で見かけるあのクルマが…
自家用車としてはあまり馴染みがなく車名を聞いてもピンと来ない方も多いかもしれませんが、トヨタのプロボックスは商用バンの代表。主に営業車やレンタカーとして使われています。
積み込みやすい荷室と安定した走行性能、そしてスピーディーかつ快適に荷物を運ぶため車重が軽い分燃費が良いなど、じつはアウトドアに必要なスペックも備わっているんです。
こんなにカッコいいアウトドア車に激変!
提供:カージャパン
シンプルな外観でカスタムにも向いているプロボックスは、カラーやフロントフェイスを変えればSUVテイストに大変身!
車体にかかる元手はおさえつつ、ボディカラーの塗り替えやオプションパーツで理想のクルマに仕上げる中古車カスタムに注目が集まるいま、キャンパーにとってプロボックスカスタムはまさに狙い目です。
今回は、そんな魅力的なプロボックスのカスタム事例をピックアップ! 姉妹モデルの「サクシード」の例も交えながら10パターンをご紹介していきます。
プロボックス/サクシードのカスタム事例紹介(オーナー編)
キャンプギアとの相性◎なタンカラー
カスタム情報
車体年式:2005年
カラー:ジープ純正カラー
カスタムパーツ:THULEのルーフラック
カスタム費用:40万円
こちらは
@ginnnosukeさんのカスタム事例。お知り合いから5万円で譲り受けたプロボックスをカスタムされたのだそう。ナチュラルな色合いで、ニーモ「ヘキサライト」との相性も抜群です!
ビジュアル以外のお気に入りポイントは、トランクルームが広いこと。家族3人のキャンプ道具を積むのにも十分なスペースがあり、お花見やお月見をしながらのんびり過ごすこともあるのだとか。
ルーフキャリアも活用すれば、たくさんのギアが必要になる大人数のファミリーキャンプの積載も余裕そうです。
マッドタイヤとルーフラックでSUV仕様に!
カスタム情報
車体年式:2011年
カラー:ディフェンダー・ケスウィックグリーン(明るめ)
カスタムパーツ:マッドタイヤ・ホイール/クリムソンディーンクロスカントリー TOYOTAエンブレム
カスタム費用:60万円
こちらは
@okinawacamp_さんのカスタム事例。車種はプロボックスではなく姉妹モデルのサクシードで、見た目はほぼ同じですが車体年式によってサクシードの方が10cmほど車体が長いモデルもあります。
一番こだわったこところはボディカラーとのことで、板金屋さんにサンプルを作ってもらい確認。実際のケスウィックグリーンより少し明るめに調整されたそうです。
カスタムは知り合いの車屋さんと板金屋さんで行われたのだとか。立ち会って細部まで相談しながらカスタムできるのは安心ですね!
最近はルーフキャリアにタープを連結させたスタイルがお気に入りなのだとか。隠れ家的な雰囲気がワクワクするサイトですね!
ラゲッジスペースはキャンプ道具の積載にも十分な広さ。フラットにもなるので車中泊もできますね。ちなみにこだわりのボディカラーに合わせてスノーピークのシェルフコンテナもカスタム塗装! 全体の統一感が増し増しです。
なんとすべてセルフカスタム!
出典:instagram by @nory5962
カスタム情報
車体年式:2011年
カラー:ベージュ、外部パーツは艶消しブラックのツートンカラー
カスタムパーツ:ルーフラック TOYOTAエンブレム
カスタム費用:10万円
こちらも車種はサクシードで、なんとカスタムをすべてご自身で行ったという
@nory5962さん。車のお気に入りポイントは頑丈でシンプルな車のため、良い意味で“雑”に扱える点だそう。
基本商用車として重い荷物を積んで長距離を走るプロボックス/サクシード、そのタフさはアウトドアファンも惚れ込む快適性がありそうです。
出典:instagram by @nory5962
ご自身で取り付けられたというTOYOTAのエンブレムに、外部パーツは艶消しブラック。クラシカルで落ち着いた雰囲気に仕上がっていますね。
出典:instagram by @nory5962
カスタムの一番のポイントは、ベージュとブラックのツートンカラーとのこと。ボディのルーフカラーをブラックにすることで人気のベージュながら他とは一線を画すオフロード感。やはり見た目の印象を決める車体のカラーにこだわっている方が多いようですね。
さて、続いてはカスタム専門業者の事例を紹介。実際プロボックスのカスタムを考えている方は、各社どんなカスタムができるのかなどサービス面も参考にしてみてくださいね!
プロボックス/サクシードのカスタム事例紹介(カスタム専門社編)
PROBO STYLE(大阪府・高石市)
ボディカラーはキャンパーにも人気のオリーブ。タイヤはアウトドア感を醸すマッドスターにホイールもブラックで統一。引き締まった足元がカッコイイですね!
カスタム情報
車体年式:2020年
カラー:IGUSA
カスタムパーツ:タイヤ/マッドスター ホイール/ブラックスチールホイール グリルガード/オリジナル
リフトアップ:40mm
費用:約100万円
打って変わってこちらはオレンジ系カラー。明るい色味でもマット塗装にすることでポップになりすぎず落ち着いた雰囲気に。ヘッドライトは丸目と角目の両方を取り入れることで、フロントフェイスの表情も個性的です。
カスタム情報
車体年式:2011年
カラー:YAYOI
カスタムパーツ:タイヤ/マッドスター ホイール/ブラックスチールホイール グリルガード/オリジナル
リフトアップ:40mm
費用:約80万円
プロボックスイチオシのカラーが、こちらのUMI。少しくすんだライトブルーは、他にはないおしゃれ感がありますね。オリジナルパーツのひとつであるルーフキャリアはロゴもスタイリッシュ!
カスタム情報
車体年式:2014年
カラー:UMI
カスタムパーツ:タイヤ/マッドスター ホイール/ブラックスチールホイール グリルガード/オリジナル
リフトアップ:40mm
費用:約110万円
ショップの売りポイント
カスタム料金のわかりやすさと、他社にはないプロボックスパーツが強みです。人気のカスタムは「LIGHTSET」「STANDARDSET」「FULLSET」の3パターンのセットにしてあり、好きなカスタムの組み合わせをしていただくことも可能です。
パーツはオリジナルで一から設計・制作しており、とくにオススメは一気に雰囲気が変わるグリルガードやライトカバーです!
提供:PROBO STYLE
車体カラーは7色のオリジナルカラーをご用意しているほか、調色から塗装までご相談いただけます。車体選びもご予算に応じたご案内で、実際にカスタム前の車両を見てから決められるので安心。今乗られているプロボックスはもちろん、新車購入からのカスタムも行っております。
納車時のルームクリーニングやバッテリー交換、ご購入後のアフターケアも万全です。遠方のお客様とは、公式LINEやZOOMなどでの打ち合わせをしております。
PROBO STYLEのホームページはこちら
カージャパンギネス(宮城県・仙台市)
提供:カージャパンギネス
渋くレトロな雰囲気を醸し出す木目ラッピング。ブラックギアで統一した男前スタイルからビンテージなど、キャンプスタイルによってはバッチリはまる外観です!
カスタム情報
車体年式:2009年
カラー:デザートカーキ(スバル純正)、各所にマットブラック塗装と木目ラッピング
カスタムパーツ:フロントグリル/オリジナルTOYOTAクラシックグリル タイヤ/マキシスバックショット ホイール/ブラックスチールホイール ルーフキャリア/YAKIMA
リフトアップ:2インチ
費用:約70万円(木目ラッピングのみ:12万円、マット全塗装のみ:40万円)
一方こちらはブラックよりのブルー系のマット塗装。なかなかお目にかかれないカラーはローバー純正の色味なのだとか!
カスタム情報
車体年式:2014年
カラー:カレドニアンブルー マット塗装(ローバー純正)
オプションパーツ:フロントグリル/オリジナルTOYOTAクラシックグリル タイヤ/マキシスバックショット ホイール/デイトナスチールホイール14インチ ルーフキャリア/THULE
リフトアップ:2インチ
費用:約70万円(マット全塗装のみ:40万円)
提供:カージャパンギネス
ショップの売りポイント
当社オススメのパーツは、完全オリジナルでひとつひとつ手作りしているブルバー(グリルガード)です。また、オーバーフェンダーや木目ラッピングのカスタムも請け負っています。
セルフカスタムをされる方もいらっしゃいますが、多くの方はどんな選択肢があるのかわからず難しいのではないでしょうか。当社ではホームページに無料相談フォームを設けておりますので、気になる方はこちらからお問い合わせいただけます。
カージャパンギネスのホームページはこちら
オート福岡(福岡県・福岡市)
ベーシックな営業車がアウトドアカーに大変身している様子が見て取れるこちら。オーナー様のリクエストというオリジナルカラーのマスタードが絶妙な色合いです。
特注のフロントグリルに、バンパーやドアミラーといった外部パーツは艶消しブラックで塗装。落ち着いた印象に仕上がっていますね。
カスタム情報
車体年式:2023年
カラー:マスタード、外部パーツは艶消しブラックのツートンカラー
カスタムパーツ:フロントグリル/特注グリル純正TOYOTAエンブレム タイヤ/マキシスバックショット ホイール/スチールホイール(艶消しブラック塗装)14インチ
リフトアップ:2インチ
カスタム費用:80万円
ショップの売りポイント
九州では数少ないプロボックスカスタムを請け負っています。車の仕入れからカスタムまで自社で行っていますので、お客様の好みの色やパーツで自分だけのオリジナルのプロボックスの製作も可能です。
車検・整備・メンテナンス・板金塗装修理を一気通貫で承っていますので、購入後のメンテナンスやサポートもお任せください!
オート福岡のホームページ(ブログ)はこちら
ROAD&TRIP(兵庫県・西宮市)
ポイントはアメリカの西海岸ビーチをイメージしたターコイズカラーの全塗装。アウトドア車だからこそ色でも遊びやすいですね!
カスタム情報
車体年式:2007年
カラー:ターコイズ
カスタムパーツ:タイヤ/マッドスター ホイール/デイトナ ルーフラック/YAKIMA
カスタム車費用:105万(車体込み)
提供:ROAD&TRIP ※(左)純正のシルバー塗装 (右)木目に仕上げたパネル
提供:ROAD&TRIP
ショップの売りポイント
外装だけでなく内装カスタムにも力を入れております。インテリアパネルをウッド調に変更できるプランや、シートもカバーではなく張り替えもご用意。張り替えのほうがしっかりとフィットし、印象や手触りも断然良くなります。
ROAD&TRIPのコンセプトは「大好きな自然と繋がりたい」です。“ソトアソビ”の相棒としてより愛着が沸くカスタムを心掛けていますので、アウトドア好きのお客様のリクエストにお応えできる提案を用意しています!
ROAD&TRIPのホームページはこちら
レトロな「ユーロボックス」も狙い目!
プロボックスをベースにクラシカルなテイストを取り入れたRenoca(リノカ)の「ユーロボックス」も要注目。ランドクルーザーやハイエースの中古車販売・カスタム社であるFLEXがプロデュースした、新しいカスタムモデルです。
シブい丸目のヘッドライトにフロントグリルのクラシカルなロゴが、いま逆に新鮮! ホームページでは全7色のカラーやインテリアをシュミレートできるサイトもあるので、アイディアのひとつにいかがでしょうか。
Renocaのホームページは
こちら
お手頃なカスタム車に進化するプロボックス
商用バンであるプロボックスが、見事SUV風に進化していく10の事例をご紹介しました。みなさんボディカラーやフロントフェイスなどにこだわり、思い思いのカスタムを楽しまれているようですね。
プロボックスのカスタムに興味がある方は、今回紹介したカッコいいカスタム車のほかにも各カスタム会社のホームページもしっかりチェックしつつ検討してみてくださいね!
アウトドア車好きなら、このカスタムも要チェック!
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パーツは?ショップは?費用は?超イケてる「プロボックスカスタム」事例10選! first appeared on
CAMP HACK[キャンプハック].