家で簡単に「ちょい焼き」が楽しめると噂の卓上プレートをゲットしました!
家時間が増えた中、週末に暇を持て余した筆者。外出自粛中も家でキャンプ気分を味わうべく、とあるものをゲットすることにしました。
それがこちらの「TETSUYAKI PLATE〜じゅーじゅー厚熱鉄焼プレート〜」(以下略:テツヤキプレート)。一人でゆっくり焼き物を楽しむのにちょうどいい卓上プレートのようですが、その実力はいかに? レビューしていきます。
さっそく開封!まずは「テツヤキプレート」の全貌を見てみる
自宅に届いた「テツヤキプレート」をさっそく開封していきます。まず目に飛び込んできたのは、取り扱い説明書と2つ折りの焼き方レシピ。その下に本体が丁寧に梱包されています。
じつはアナログ人間な私。普段あまりオンラインショップを活用しないのですが、2,600円というあまりの安さにポチッと購入しちゃいました。
パーツは全部で3つ。焼き方レシピも付属!
本体を取り出すと、パーツは3つ! 鉄板プレートの焼き面は直径10cmほどとコンパクトなサイズ感です。なので、みんなで囲むというよりかは一人飲みにベストと言ったところ。
組み立て方法はいたってシンプル。木製の台座に専用丸型コンロを乗せ、その上に鉄焼きプレートをセットするだけです。パーツが3つしかないので、迷うことなく簡単に組み立てられます。
ちなみに、使用時のサイズ感はW13×D12.5×H9.7cm。250サイズ用のOD缶より一回り大きいといった感じでしょうか。
プレートは熱伝導&蓄熱性に優れた“鉄製”
「テツヤキプレート」の一番の特長は、モデル名にもあるように鉄板プレートを用いていること。9mmの厚みのある鉄板なので蓄熱性と熱伝導率に優れ、「どんなお肉もジューシーに仕上がる」というのが商品のウリのようです。
写真では伝わりにくいですが、焼き面は緩やかにドーム状。また、縁に深さ2〜3mmほどの溝が施されているので、焼いている際に出た余分な油や水分がここに溜まり、食材に戻らない設計です。安くてシンプルな構造の割に、これはナイスなディテール!
実際に「テツヤキプレート」を使ってみた
熱源は別売り。合わせて固形燃料をゲットしておこう!
「テツヤキプレート」を使用する際、前もって準備しておくことがあります。それが固形燃料の準備。熱源は別売りなので、筆者は以前からストックしていたダイソーの固形燃料を使っていきます。
ちなみに、この固形燃料の燃焼時間は20〜23分ほど。これ一袋あれば、問題なく一人飲みを満喫できるはずです。
試しに肉を焼いてみることに…
では、まずは火入れから。プレートの表面に薄く油を塗り、固形燃料に火を入れたら3分ほど余熱時間を取ります。
鉄板が温まってきたら、お肉を焼いてきます。
「ジュー……」いい音です。小さい見た目ながら、しっかりと焼けています!
1分ほどでこんがり片面が焼けました。ただ、このとき思ったのがお肉がくっつきやすいという難点。でも、これは説明書にも書かれている内容なので許容範囲です。
使い込むうちに油がなじみ、次第にくっつかなくなるそう。実に育て甲斐のあるプレートです。
両面しっかり焼けたら、塩胡椒で味付けをして”パクッ”! 程よく焦げ目がついて香ばしく、肉汁を感じるジューシーな仕上がりです。今回焼いたお肉は、業務用スーパーで購入した激安ビーフ。塩胡椒だけでも十分美味しかったのですが、若干臭みが気になったので次はタイムを振りかけて……。
欲張って2枚焼いてみました。ご覧の通り、焼肉用の肉を2枚ほど焼くのが「テツヤキプレート」の限界。
しかし、一人でゆっくり楽しむなら十分なサイズ感です。というよりも、食べる分だけ焼けるので、逆にこのサイズ感が酒好きにはかえって好都合!
さて、プレートを目一杯使ってお肉を焼いてみましたが、2枚ともムラなくしっかりと焼き目がついています。これも鉄板プレートの良いところ。熱伝導が高い鉄だからこそ綺麗に焼き上がります。先ほどご紹介した鉄板プレートの縁の溝に油が溜まっていました。しっかりと機能していますね。
「テツヤキプレート」があれば、おつまみも最高の仕上がりに!
お惣菜の焼き鳥も絶品に!
一人焼肉もサイコーですが、お惣菜の焼き鳥を温め直すのもオススメ! 普段ならレンジでチンして食べる焼き鳥も「テツヤキプレート」を使えば程よく焼き目がついて、まるで居酒屋で食べるような焼き立ての味に。
エイヒレやスルメを炙るのにも◎
乾物の肴にも「テツヤキプレート」が力を発揮! 焼酎もグイグイ進みます。
野菜の素焼きだけでも最高
また、熱伝導に優れた「テツヤキプレート」はシンプルなグリル野菜も絶品の一品に。さっと火通ししてくれるので、無駄に食材の水分を飛ばすことなくカボチャはふっくら、椎茸もジューシーな焼き上がりになります。
使って分かった!「テツヤキプレート」の良い点・気になる点
良い点:シンプルな構造なので使用後の手入れがラク!
本体のすべてを解体できるので、食後の手入れが容易。プレートは鉄製なので傷がつきにくく、もし焦げ目が気になるのなら金タワシを使っても問題なしです。
ただ、台座が木製なので手入れ次第では壊れることも。水分を含んでしまうと割れやすくなるので、固く絞った柔らかい布で拭き取ると◎です。
気になる点:油や煙は避けられない
最後に気になったことをご報告! 一つ目の問題点は、思った以上に飛んでしまう油。プレートが小さい分、食材がプレートの縁ギリギリまできてしまうので油が外にハネてしまいます。
なので、新聞紙や洗って使えるランチョンマットなどを敷いておくのがおすすめです。
また、自宅で行うなら煙問題も対策しなければなりません。このような焼き肉をする際の基本的なことではありますが、やはり窓を開けたり、しっかり換気するのが必要不可欠。
“お一人様”にちょうどいい同シリーズは、他にもこんなものが!
ぐつぐつ鉄鍋ミニ
今回ご紹介した「テツヤキプレート」の同シリーズには、「ぐつぐつ鉄鍋ミニ」という製品もあります。鍋容量が470ミリリットルほどなので、手軽に一人分の鍋料理が楽しめ、同様に固形燃料で調理するのでカセットコンロ要らず。錆びにくい加工も施されているので、長い間活躍してくれます。この見た目も旅館に行ったかのような気分が味わえそうですね。
カリふわたこやきプレート
そしてもう一つ、「カリふわたこやきプレート」はいかがでしょうか? 一般的なたこやきプレートだと一人で使うには大きすぎますが、コレならちょうど良い! もちろんこちらも鉄板プレートなので、カリっと焼き上げてくれますよ。
カリふわたこ焼きプレート
●サイズ:(約)W1140*H120mm
●重量:約1,010g
●材質:たこ焼きプレート:鋳鉄、専用丸型コンロ:スチール、土台:天然木、固形燃料置き・火消し蓋:ステンレス鋼
●重量:約1,010g
●材質:たこ焼きプレート:鋳鉄、専用丸型コンロ:スチール、土台:天然木、固形燃料置き・火消し蓋:ステンレス鋼
いつもの“ちょい飲み”に特別感をプラスしてくれる「テツヤキプレート」
「テツヤキプレート」は五感で楽しめる調理グッズ。いつもの寂しい一人呑みも卓上での“ジュー”という音に心なしか癒されました。
キャンプに行けないときも、固形燃料で気軽に“焼き焼き”を楽しめるので、購入して良かったです。宅飲みの出番はもちろん、ソロキャンプにも連れていきたいと思います。
Edit&Text&Photo:GGGC