【軽バン×キャンプ】のポテンシャルがハンパない……!
驚異の積載量を誇るのにコンパクトで、高速代や税金などのランニングコストが安いのが魅力の「軽バン」。今やソロやデュオキャンプにピッタリの車としてキャンパーからの熱い視線を集めています。また本体価格が控え目な分カスタムにお金を回せたり、車体が小さい分改造や塗装がしやすいのも特徴的。キャンプスタイルに合わせてDIYを楽しむキャンパーも増加中なんです。
そこで今回は、そんな軽バンのさらなるポテンシャルを感じさせる「軽バンスタイル」にフォーカスしてみました! 個性豊かに「軽バン×キャンプ」を楽しむ3台にご注目!
@mamimisawaさんの軽バンスタイル
息子のありくんと親子で日本一周のキャンプ旅を楽しむMami misawaさん(@mamimisawa)。もちろん旅は軽バン「SUZUKI エブリィ」と一緒です。クリエイティブデザイナーとしてインテリアコーディネートやディスプレイを手がけてきた抜群のセンスが、キャンプサイトのそこここに光ります。
手作りのドリームキャッチャーがアクセントのボヘミアン&ナチュラルなインテリアに、軽バンのマットなカラーリングが最高に合っていますね。どこかノスタルジーを感じさせる軽バンスタイル。
テント泊の時もあれば車中泊の時も。内装を全面木材で貼り変えて、まるで海外のキャンピングカーのようにオシャレでぬくもりある空間を実現しています。
フルフラットな床面仕上げだから、こんな風にコットが2台余裕で置けて車中泊でも快適。テーブルを備え付けたりと、内装のカスタムも車中泊に特化していないので、ノルディスクなど大型幕や荷物の多いキャンプにも対応できる自由さが魅力です。
「SUZUKI エブリィ」とは思えないルックスも、やっぱりカスタマイズ。レトロなデザインのフェイスチェンジはプロに任せて、塗装はありくんや知人とみんなで手塗りに。
できるところはDIYにして、少しずつ理想の軽バンへと育てていくことも楽しんでいるMamiさんの軽バンスタイル、素敵ですね。
@38exploreさんの軽バンスタイル
テントなしで完全に軽バンが主役のキャンプスタイルを楽しむミヤザキさん(@38explore)は、「HONDA アクティ」を愛用。年間数十回以上のキャンプに繰り出し、あの男前ギア「38パレット」の製作者としても有名な達人キャンパーです。寒い季節にはシェルターにもこんな風にドッキング! 大胆な見た目ですが、雨や雪など悪天候の時も車との行き来や撤収がスムーズなさすがのアイディア。
気になる中部の様子がこちら。リビングの中心にはやはり「38パレット」テーブルが! ミリタリーテイスト&男前インテリアに軽バンのコックピット感が加わり、最高にクールな眺め。このシステム全部セットで真似したくなるカッコ良さです。
最近ではさらにカスタマイズが進行中! 外側はマッド、内側はオールテレーンというハイブリッドの残雪対応タイヤに交換。腰高仕様&丸目のフォグランプにマットブラックの前面塗装も映えまくっています。
雪中キャンプやコンディションの悪いオフロードもガンガン攻める、まさに“達人”の軽バンスタイル。
@ohige__campさん&@yuuca__mpさんの軽バンスタイル
「DAIHATSU ハイゼットカーゴ」で軽バンスタイルを楽しむのはゆーかさん&おひげさんご夫婦。大きなカーサイドタープを活かして、サクっとデイキャンプやミニマム装備のキャンプを楽しんでいます。カーサイドタープを使わずフル装備キャンプの時はビンテージ調で統一されています。軽バンの色味が、カーカムスのレトロな雰囲気やアンティーク調インテリアにとてもよく馴染んでいますね。
アンティーク調インテリアには奥様のゆーかさんの工夫がいっぱい。まるでレザーのような質感のデッキチェアの座面は、なんと柿渋で染めた布に張り替えたもの。市松模様のテーブル天板も足場板を使ってDIYしたというから驚きです。
こんな風に手作りされたファニチャーが主役だから軽バンとも雰囲気がマッチするのかもしれませんね。
気になる軽バンのカスタマイズですが、やはりカラーはカスタム塗装。元はブラックだったとは思えない、優しいサンドカラーが最大の魅力です。
そしてカーサイドタープは、試行錯誤の末にキャプテンスタッグのジョイントで「Aqua Quest (アクアクエスト)」の軽量タープを接続。サイズ感も色味もほどよくフィットして、2人の軽バンスタイルを決定づける存在になっていますね。