打ち合わせ時に始まる、編集部員M氏の自慢話
都内某所。いつもの打ち合わせにて編集部員M
イトキンさん、最近買ったもの自慢していいですか?
イトキン
お、突然ですね。何買われたんですか?
編集部員M
コレなんですけど、何に見えます?
イトキン
ふむ。パッカブルの……サコッシュとか?
編集部員M
あ、そうです……。これサコッシュなんです!
イトキン
(当ててしまった……)
編集部員M
最近毎日使っているんですけど、とにかく使い勝手が良くて。
イトキン
あれ、コレもしかして……
イトキン
どこで買われました?
編集部員M
「FAIRWEATHER(フェアウェザー)」っていう……
イトキン
やっぱり! 同じブランドではないんですけど、このバッグを扱っているサイクルショップのOGブランドで似たようなものを買ったことがありまして……。
編集部員M
おぉ、そしたら話が早いですね! じゃあ、このパッカブルのサコッシュももちろんご存知で?
イトキン
いや、コレは初見です! 私が使っているのはキャンバス地のやつで、パッカブルでもないです。
編集部員M
お!(したり顔) じゃあ、やっぱり自慢させてください!
イトキン
ということは、今回も編集部M氏の私物自慢企画ってことで……?
編集部員M
お察しの通り! このサコッシュもレビュー記事にしていただけないかなと思いまして。
イトキン
OKです。お任せください!
ということで今回は、「フェアウェザー」のサコッシュの魅力を編集部M氏に代わってお伝えします。
手のひらサイズに収納できるサコッシュ。これ、どこのブランド?
編集部M氏からお借りしたパッカブルタイプのサコッシュ。このように手のひらサイズのポーチに収納できてしまう非常にコンパクトなアイテムです。まずは、このロゴにも記載されている「フェアウェザー」とは一体どんなブランドなのでしょうか? サコッシュの魅力をご紹介する前にブランドの説明から記事を進めていきましょう。
「フェアウェザー」とは、“快晴・晴天”という意味をブランド名に冠した日本発のサイクルブランド。
フレームやパーツはもちろん、ウェアやバッグまで自転車周りのグッズを幅広く展開しています。”チャリ好き”という方であればご存知の方もきっと多いはず。
すべて国内で生産しているため、安定した供給と良質なプロダクトとしても大注目。今では国内外のさまざまなブランドともコラボレーションを実現しているんです。
今回ご紹介するのが、コチラのフェアウェザー「パッカブルサコッシュ」。サコッシュとは言うものの、トートバッグのような大容量タイプのバッグです。
近年、ミニマムな作りのバッグ(トートバッグやエコバッグなどに見られるシンプルな作りのもの)はトレンドとしても注目されていますが、編集部員M氏が毎日使っている! という訳は、他にもきっとあるはず。実際に使って確認していきます!
生地は2種類、どちらも良さそう……!
この「パッカブルサコッシュ」、どうやら生地が2種類あり、それによって収納サイズが違うようです。調べてみると収納ポーチの大きさは、左が縦11.5cm×横16cm、右が縦8cm×横12cm。収納時のサイズ感は一回りほど違いますが、中からサコッシュを取り出してみるとどうでしょう?
ご覧いただいた通り、サコッシュ本体の大きさは一緒(サコッシュ本体のサイズ:縦45cm×横46cm)。ではこの素材感の違いを詳しく見ていきましょう。
軽量性に優れた「シリコンコートコーデュラリップ」モデル
まずは、素材に「シリコンコート コーデュラリップ」を使用したコチラのモデルからご紹介。先ほど両者を比較した際にお見せした右側のサコッシュです。「シリコンコート コーデュラリップ」とは、アメリカの大手繊維メーカー『インビスタ社』が開発したファブリックで、その名の通りコーデュラリップナイロンにシリコンをコーディングしたもの。
「コーデュラリップ」といえば、薄くて軽量というイメージがありますが、生地の表面にシリコンコートを施しているため極薄な生地にもかかわらず防水性にも優れているんです。
そのため、急な雨な悪天候でも安心! キャンプなどのアウトドアなシーンにおいて、やっぱり“防水性”っていうキーワードが重要になりますよね。
中にタオルや着替え、寝袋を入れておいたり、はたまたキャンプまでの道中での買い出しで増えた食材を入れられたりと、使い勝手は実にさまざま。防水性を逆手にとり、水をサコッシュに蓄えることだって可能です。バケツの代用品としても使えますね。
他にも、ワンちゃんとのお散歩やちょっとしたお出掛けにも大活躍してくれるでしょう。
タフに使える「X-Pac」モデル
次にご紹介するのは、素材に「X-Pac」を使ったモデル(比較写真の左にあったもの)。「X-Pac」とは、『ディメンションポリアント社』が開発したハイテク素材で、防水性に加えて高い強度を誇ります。
先程ご紹介した「シリコンコート コーデュラリップ」と比べると軽量性・携帯性はやや劣りますが、耐久性はもちろん、摩擦にも強いのでちょっとやそっとのことで破ける心配がありません。
先にご紹介した「シリコンコート コーデュラリップ」は軽量性に優れた=極薄の素材だったため、先端の尖ったものを入れるのには不向き。ですが「X-Pac」なら写真のようにポールを入れても問題なし。
キャンプ道具って、たとえ小さなものでも先端が尖っているものや、見た目以上に重いものが多かったりしますよね。そういったものを入れたりガシガシ使う用途なら「X-Pac」モデルが断然オススメです。
普段使いもメチャ便利です!
この「パッカブルサコッシュ」のいいところはアウトドア用途に限らず、日常的に使うのにも大活躍してくれるところ。実際に1週間、このサコッシュで出勤してみました。
こちらが筆者がいつもバッグに入れている荷物。PC一台とそれに付随するアクセサリー諸々、クリップボード付きのファイル(A4サイズ)、ペンケース、名刺入れ、水筒、そして体温調整が難しい季節はライトアウターを常備。
これらの荷物をすべてサコッシュに入れ替えて1週間出勤してみましたが、容量的にはまったく問題ありませんでした。この広い大口でだいたいのものはすっぽり入ってしまうので、ポイポイと入れられるのがとてもストレスフリー。
コンビニで買ったものを袋ごとポイっと入れることができたり、イベントで沢山貰ったチラシも片手を埋めることなくサクサク収納。この”なんでも入れられる感”は病みつきになりそう。
しかも収納袋がそのままミニポーチとして使えるのは嬉しい発見でした。バッテリー類のケースとして活用してみましたが、これはなかなか便利。
またロールトップで口元を閉じれば、急な雨が降っても荷物が水浸しになったり、うっかり落し物!? なんてハプニングも防げちゃうんです!
シンプルなのに、この実用性に富んだ設計。使い勝手いいですよね!
毎日持っておきたい超コンパクトなアイテム
いかがでしたか? 編集部員M氏が”毎日使っちゃう”というフェアウェザーの「パッカブルサコッシュ」。軽くて、大容量で、コンパクトに折りたためて、防水性もある。しかも生地は選べる2種類……これはたしかに優秀なアイテムですね。キャンプのメインバッグにこのサコッシュをバッグインバッグとして忍ばせておけば、食材の買い出しから帰りの銭湯用まで幅広く活躍してくれるはずですよ!
今回ご紹介したアイテムの詳細はこちら