車中泊の夜はかなり寒い

しかしアウトドアは天候にも常に左右されますし、車の中だからと高をくくっていると痛い目を見てしまいます。
野外の夜はかなり冷え込む

そうならないための車中泊対策をご紹介します。
知っておくべき車中泊の注意点

普段、街で暖かく過ごしている人ほど、予想以上の山の寒さに戸惑いがちなのであらかじめチェックしておきましょう。
クルマの向きを考える

このとき、ドアやテールゲートを開ける際の突風には気をつけてください。
エンジンは止める

マフラー不良によって排気ガスが車内に充満する場合や、寝てる間に雪が降りマフラーの出口が詰まって排気ガスが逆流してしまうなどの危険があるためです。
サイドブレーキは引かない

そのためサイドブレーキは使わず、オートマ車はパーキング、マニュアル車は1速にギアを入れておきましょう。ただマニュアル車の場合は1速ギアのままエンジンをかけてしまうと車が動き始めてしまうのでご注意を。
ワイパーを立てておこう

車内の結露対策を

窓に汚れが付着していると、そこに空気中の水分が付着しやすくなってしまうからです。しかし結露を完全に防ぐことは難しいので、タオルでこまめに拭けるようにしておきましょう。
実際に車中泊してみた!

お茶を飲みつつ、充電も怠りなく

日が暮れて手元が見えづらいので、持ってきていたポータブル電源にUSBライトを差して使用します。ついでにUSBカイロも充電しておきます。
車内は適度な明るさに

やはり明かりがあると作業が捗ります。おすすめのタイプは省エネで光量が調節できるもの。
調光ができないと明るくなりすぎてしまい、近くに別の車中泊の方がいる場合、迷惑になってしまいます。
外からの視線をシャットアウト

車が通るたびにライトの光が入ってくるのも防いでくれます。さらに窓からの冷気を多少防いでくれるなど、メリットは大きいです。
就寝してから問題発生……

ここには公衆トイレが設置されているとあったので使おうとしたのですが……まさかの点検工事のため使用不可!
しかし慌てることはありません。こういうときのために携帯用簡易トイレを用意済みです。こちらも備えておくと渋滞時などにも使えて役立つでしょう。
車中泊して、ここが困った
バッテリーがあがってしまった

夜なら気が付いたのですが、実はこの間ルームランプがずっと点きっぱなし。本来ならオフにしているはずが……。
案の定、夕方ぐらいにバッテリーがあがってしまい、JAFのお世話になることに。バッテリー上がり対応のモバイルバッテリーを携行しておけばよかったと後悔しました。
遮光に衣類を掛けておいたらびしょ濡れ

窓際にかけておいた服に、朝方発生した結露がついてびしょ濡れに。車内の結露は想像以上に発生するので、窓のそばに物を置かないようにしましょう。
高地の夜も寒くない!車中泊を快適にするアイテムリスト

フロントガラス 凍結防止シート

凍結防止シートを使えばサンシェードや防塵カバーとしても一年中役立つアイテムになってくれますよ。
多機能USBカイロや湯たんぽ

こちらのアイテムは手のひらサイズで軽量。2段階の温度調節機能もついており、3~4.5時間の連続使用が可能です。
そのほかにもモバイルバッテリーとして5200mAhの容量で充電ができたり、非常用ライトとしても使えるので一年中活躍してくれますよ。
車内段差解消に必要な「マット」

マットの種類については車内で使用する場合、収納性はあまり考慮しなくていいのでインフレーターやクローズドセルタイプがいいでしょう。
エアーマットの場合、車のシートの素材などによっては摩擦音が気になってしまうかもしれません。
キャプテンスタッグ インフレーティングマット
■サイズ(約):幅110×長さ182×厚さ3.5cm
■収納サイズ(約):外径23×長さ59cm
■重量(約):2.2kg
■収納サイズ(約):外径23×長さ59cm
■重量(約):2.2kg
モバイル機器の生命線「ポータブル電源」

また災害時の非常用電源としても活用可能なので、常時クルマに一つ積んでいおいても損はありません。
備えあれば憂いなし!

しかし、だからといって事前準備や注意を怠っていると思わぬ失敗を招く結果になってしまいます。しっかりと備えをして、どんな時季でも快適に過ごせる車中泊を心がけましょう。
執筆:Kentos
車中泊の寝床を極める
寝やすいように凝ってみれば、さらに快適に!Be prepared carefully for a night in a car!
車中泊の備えは念入りに!