DODから「レンコンテント」が登場!
巷では”おかずシリーズ”という愛称で親しまれているカマボコ、チーズ、タケノコ、オクラと続き、2019年DODから新しい味覚テントが登場しました!その名も「レンコンテント」! ”中で焚き火ができる冬仕様”というコンセプトのもと開発されたモデルです。
上から見ると、名前の通りレンコンを輪切りしたようなシルエットがユニーク! 今回はそんなレンコンテントの魅力をさらに深掘りしていきたいと思います。
ここが美味しい!「レンコンテント」3つの味覚
まずはレンコンテントならではの特徴をみていきましょう!味覚① 使い勝手のいい窓
焚き火仕様のテントたらしめているのが、360℃ぐるりと配置された8つの窓と、天井部4ヵ所に配備されたベンチレーションです。窓はダブルファスナー構造を採用しており、開閉する部分を自由に調節することができます。※焚き火をする際は、必ずすべての窓を全開にしてください。
味覚② 室内を暖かくしてくれる構造
焚き火をしている時、火があたっていないところって正直寒くないですか? レンコンテントであれば、そんな部分的な寒さを解消してくれます。その秘密は窓下のウォール(壁)の生地。風から炎や体を守るだけでなく、焚き火の暖かさも逃しません。「前だけ暖かくて、背中が寒いっ!」なんて思い出が懐かしくなるかも……。
味覚③ 一年中快適な室内
焚き火仕様ですが、夏キャンプでもその成果を発揮してくれるのがレンコンテント。窓やベンチレーションが多いので、風通しもバッチリ。夜は窓を開けて天体観測、なんて過ごし方もロマンティック。また生地はポリコットンを採用しており、夏は濃い影を落とすため涼しく、冬は暖気を逃しません。まさに一年中活躍してくれるテントと言えますね!
レンコンテントの「ここ」が気になる!
すべての物事には一長一短があります。魅力を存分に理解していただけたところで、続いては気になるポイントをみていきましょう。気になる① 風が強い日は要注意!
火に強いポリコットンを使用しているとはいえ、100%燃えないわけではありません。火の粉の当たり具合によっては、穴が空いてしまう可能性も十分考えられます。なので、風が強い日はなるべく室内で焚き火をしない方が安全でしょう。気になる② 一般的なポリエステルテントより耐水圧が低い
ポリコットンには、水分を吸収した際に綿素材が膨張し、雨漏りを防ぐという性質があります。その性質を活かすため、レンコンテントの幕体には撥水効果のあるPUコーティングはあえて施されていません。ポリエステル素材を使ったテントの耐水圧が1500mmぐらいあるのに対し、レンコンテントの最低耐水圧は350mmと低めの数値となっています。
気になる③ カビには要注意!
コットンほどではないものの、しっかり乾燥させてから保管しないとカビが発生する要因になります。使用後はこまめにお手入れしましょう。気になる④ インナーテントがない!
現段階(2019年2月13日時点)では、レンコンテント専用のインナーテントテントは販売されていません。なので就寝スタイルは、コット寝か下にグランドシートを敷いて寝ることになります。
DOD レンコンテント T3-600-TN タン
●サイズ:約W390×D390×H260cmcm
●収納サイズ:約W68×D23×H23cm
●重量(付属品含む):約12kg
●収容可能人数:大人3人※就寝だけであれば大人5人
●最低耐水圧:350mm
●材質 ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、スチール
●収納サイズ:約W68×D23×H23cm
●重量(付属品含む):約12kg
●収容可能人数:大人3人※就寝だけであれば大人5人
●最低耐水圧:350mm
●材質 ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、スチール
ワンポールテントの象徴「サーカスTC」と比べてみる
ワンポールテントの王道と言えば、テンマクデザインの「サーカスTC」が有名です。焚き火仕様であるレンコンテントと前提条件は違いますが、ワンポール構造、ポリコットン素材を使用した生地、スカート付きで冬キャンプも楽しめるという点ではレンコンテントと共通していますね。ではサイズや設営方法に違いはあるのでしょうか? さっそく比べてみましょう。
サイズ
レンコンテントは、約390×390cm、高さは約260cm。公式によると対応人数は大人3人で、単純に寝るだけであれば5人まで対応できるそう。ゆとりを持たせるのであれば大人2人、もしくは大人2人子供1人くらいがベスト。公式によると寝るだけであれば、最大5人まで対応できるそう。しかしワンポールという構造上、端の方は天井が低くなっているため人によっては圧迫感があるかもしれません。
一方、サーカスTCのフロアは約420×420cm、レンコンテントより約30cm広くなっています。高さも、レンコンテントよりも約20cm高い約280cm。大人3人でも少し余裕のある広さぐらいです。
設営方法
まずはレンコンテント。テントの各辺が引っ張られた状態になるよう地面に置き、8ヶ所ある端をペグで固定します。そしてメインポールをテント中央に設置し立ち上げれば完了! ワンポールテントの典型的な設営方法です。
一方サーカスTCは、写真上の5角形の布をガイドとして使うのが肝。ガイドの角に合わせてテープを引っ張り、ペグを打ち込んできれいな5角形をつくります。後はテントを広げて、裾についた紐を打ち込んだペグに引っかけるだけ。
サーカスTCのように先にペグを固定して形を定められるやり方は、より美しい形に仕上げられそうですね。レンコンテントにはガイドがありませんが、8角形は円形に近いので比較的きれいに立てられそうです。
インナーテント
前述しましたが、レンコンテントは幕内での焚き火に特化したモデルなので、インナーテントは付属していません。一方でサーカスTCは専用の別売りインナーテントが2種類あります。1つはテント内の形にフィットした5角形のインナーテント。もう1つはハーフタイプのインナーテント。ハーフタイプは入り口に土間を作ることができ、靴や荷物を置いておくスペースとして使えます。
▼サーカスTCについてもっと詳しく!
焚き火OKなレンコンテントで、あったか冬キャンプ!
2019年もDODの勢いは止まりませんね! 焚き火を売りにレンコンテントの登場により、冬キャンプの楽しみがぐぐっとと広がるのではないでしょうか? 8つの窓と4つのベンチレーションを備えていますが、焚き火を行う際は一酸化炭素中毒対策をしっかり行いましょう!Enjoy the bonfires dignitely in the Renkon tent!
レンコンテントの中で堂々と焚き火を楽しもう!